朝鮮史研究会論文集 第36集  1998.10 緑蔭書房

「地域」としての朝鮮 ― 「境界」の視点から

山田昭次 金子文子と吉野作造の朝鮮観−近代日本の朝鮮観把握の方法の深化のために pp.523
古畑徹 後期新羅・渤海の統合意識と境域観 pp.2554
森平雅彦 高麗王位下の基礎的考察−大元ウルスの一分権勢力としての高麗王家 pp.5587
関周一 対馬・三浦の倭人と朝鮮 pp.89115
寺内威太郎 近世における朝鮮北境と中国−咸鏡道の国境貿易を中心に pp.117144
河かおる 植民地期朝鮮における同友会−植民地下ナショナリズムについての一考察 pp.145170
吉澤文寿 日韓会談における請求権交渉の政治的妥結−一九六二年三月から一二月までを中心として pp.171195
山口公一 戦時期朝鮮総督府の神社政策−「国民運動」を中心に pp.197222
柳蓮淑 韓国の農地改革に関する研究−全北金堤郡龍新里における農地分配過程を中心にして pp.223248