朝鮮史研究会論文集 第40  2002.10 緑蔭書房

 

鄭在貞 問われる歴史教科書、広がる「歴史の対話」−共生のための韓日のオデュッセイア pp.522
目良誠二郎 オルタナティブと「和解」の歴史学・歴史教育を求めて−朝鮮の植民地支配を教えることから学び、考えたこと pp.2338
文純実 白頭山定界碑と18世紀朝鮮の疆域観 pp.3966
鈴木信昭 朝鮮後期天主教思想と『鄭鑑録』 pp.6795
六反田豊 朝鮮後期済州島漂流民の出身地詐称 pp.97123
秋月望 朝清境界問題にみられる朝鮮の「領域観」−「勘界会談」後から日露戦争期まで pp.125149
権寧俊 抗日戦争期における韓国臨時政府と中国国民政府との外交交渉−韓国臨時政府の承認・独立問題をめぐって pp.151182
佐々充昭 韓末における「強権」的社会進化論の展開−梁啓超と朝鮮愛国啓蒙運動 pp.183213
李海燕 中国国共内戦期における東北地区居住朝鮮人の国籍問題について−中国共産党の政策を中心に pp.215245
板垣竜太 植民地下の普通学校と地域社会−慶北尚州の一学校を中心に pp.247275
本間千景 韓国「併合」前後の修身教科書にみる教育理念の変遷 pp.277309
編集後記 p.311
文献目録(二〇〇一年) pp.312〜422
英文レジュメ pp.423〜434