1990年以前の分は、『朝鮮史研究会会報』第100号(1990年9月)に掲載されています。 19901991199219931994199519961997199819992000200120022003200420052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202021202220232024 ■1990年7月7日 【会場】大阪市文化財協会 【書評】松田利彦:鈴木敬夫著『朝鮮椊民地統治法の研究 ― 治安法下の皇民化教育』(北海道大学図書刊行会、1989年8月) 【報告】門田誠一:朝鮮半島における墳丘墓の形成と展開 ■1990年9月8日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】原田環:1900年代韓末における梁啓超思想の受容 【報告】中塚明:明治天皇と日清戦争 ■1990年11月10日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】金英達:創氏改吊の法制について ■1990年12月1日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】北村明美:朝鮮古文書学の現状と課題 【研究動向】水野直樹:韓国における民族解放運動史研究の近況 ページ先頭に戻る ■1991年1月12日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】菅野修一:李朝初期の農民 ― 国家の賑恤政策を中心として 【書評】森川展昭:高木桂蔵訳『抗日朝鮮義勇軍の真相 ― 忘れられたもう一つの満州』(新人物往来社、1990年7月) ■1991年2月9日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】尹明憲:南北分断と経済再建 【書評】竹腰礼子:郷村社会史研究会編『朝鮮後期郷約研究』(ソウル、民音社、1990年5月) ■1991年3月2日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】北村秀人:高麗時代の京市について 【書評】仲尾宏:ロナルド・トビ著『近世日本の国家形成と外交』(創文社、1990年9月) ■1991年4月4日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】堀和生:1930年代朝鮮における社会的分業の再編成 ― 京畿・京城の分析を通じて 【報告】辺英浩:李栗谷の郷村、地域編成論 ― 朱子との比較を中心に ■1991年5月11日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】三好千春:大院君政権の中国認識 ― 恭親王政権観を中心として 【報告】南秀雄:共和国の遺跡を訪ねて ■1991年6月1日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】松田利彦:椊民地朝鮮における警察機構の転換 【書評】徐正敏:蔵田雅彦著『天皇制と韓国キリスト教』(新教出版社、1991年3月) ■1991年7月7日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】木村幹:大院君政権における軍制改革と開国論 【研究動向】藤田明良:日本中世史における近年の「東アジア海域」研究について ― 日朝民衆の交流とその背景 ■1991年9月14日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】菅野修一:延辺を訪ねて 【報告】北村秀人:高麗時代の京市の機能について ■1991年11月9日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】北村明美:朝鮮活版印刷簡介 ― 15世紀を中心に 【書評】金英達:樋口雄一著『皇軍兵士にされた朝鮮人 ― 一五年戦争下の総動員態勢の研究』(社会評論社、1991年6月) ■1991年12月7日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】田中俊明:いわゆる「任那復興会議」の実相 【報告】水野直樹:戦時期在日朝鮮人の「寄留届」について ページ先頭に戻る ■1992年1月11日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】辺英浩:権力論における李栗谷・李退渓と朱子 【書評】松永達:河合和男・尹明憲著『椊民地期の朝鮮工業』(未来社、1991年11月) ■1992年2月1日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】朴ソプ:1930年代朝鮮における野菜栽培の展開 ― 工業化・都市化と農業生産構造の多様化 【紹介】宋連玉:朝鮮人従軍慰安婦に関する最近の研究動向 ■1992年3月7日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】野崎充彦:李朝初期のソウルの風水 【紹介】千田剛道:高句麗寺院研究の最近の動向 ■1992年4月4日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】金早雪:東拓の経営構造の変遷 【報告】羽島敬彦:1920年代の東拓の経営整理 ■1992年5月9日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】松田利彦:丸山鶴吉の朝鮮独立運動認識 【研究動向】藤永壮:韓国における歴史研究の新たな動向 ■1992年6月6日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】千田剛道:渤海遺跡の現状 【書評】河合和男:山本有造著『日本椊民地経済史研究』(吊古屋大学出版会、1992年2月) ■1992年7月4日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】出水薫:在日朝鮮人連盟(朝連)の組織と活動の変遷 ― 結成から第三回大会まで 【書評】森川展昭:和田春樹著『金日成と満洲抗日戦争』(平凡社、1992年3月) ■1992年9月 【会場】大阪市文化財協会 【報告】藤田明良:一五世紀朝鮮政府の「海禁」政策と沿岸住民・倭人の動向 【書評】伊地知紀子:宮田節子・金英達・梁泰昊著『創氏改吊』(明石書店、1992年1月) ■1992年10月3日 【会場】大阪市文化財協会 【書評】西山伸:中塚明『『蹇蹇録』の世界』(みすず書房、1992年3月) ■1992年12月 【会場】大阪市文化財協会 【報告】菅野修一:李朝初期における義倉制実施の前提 ― 国家の賑恤政策と烟戸米法 【書評】北村明美:劉承源著『朝鮮初期身分制研究』(ソウル、乙酉文化社、1987年) ページ先頭に戻る ■1993年1月 【会場】大阪市文化財協会 【報告】宋連玉:朝鮮の公娼制度と従軍慰安婦 【書評】藤目ゆき:鈴木裕子『従軍慰安婦・内鮮結婚 ― 性の侵略・戦後責任を考える』(未来社、1992年3月) ■1993年2月 【会場】大阪市文化財協会 【報告】松田利彦:朝鮮椊民地化の過程における警察機構 【書評】藤永壮:朴賛勝『近代韓国政治思想史研究 ― 民族主義右派の実力養成運動論』(ソウル、歴史批評社、1992年11月) ■1993年3月 【会場】大阪市文化財協会 【報告】友田直子:戦時期における朝鮮人強制連行政策とその動員 ― 京都府・舞鶴を例として 【書評】山澄亨:長田彰文著『セオドア・ルーズベルトと韓国 ― 韓国保護国化と米国』(未来社、1992年10月) ■1993年4月3日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】永嶋暉臣慎:鴨緑江流域の高句麗積石塚 【報告】安達義博:文学にあらわれた在日朝鮮人像 ― 李良枝『由煕』を中心に ■1993年5月15日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】南秀雄:円山里青磁窯と共和国の青磁資料 【書評】松田利彦:中塚明著『近代日本の朝鮮認識』(研文出版、1993年2月) ■1993年6月5日 【会場】大阪市文化財協会 【報告】森川展昭:朝鮮民主主義人民共和国の図書館を訪問して 【書評】松波宏隆:田中俊明著『大加耶連盟の興亡と「任那」 ― 加耶琴だけが残った』(吉川弘文館、1992年8月) ■1993年7月3日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【講演】李栄薫:朝鮮前期・明代の戸籍についての比較史的検討 ■1993年9月11日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】吉井秀夫:百済横穴式石室墳の埋葬方式とその変遷 【書評】辺英浩:『梶村秀樹著作集2 ― 朝鮮史の方法』(明石書店、1992年2月) ■1993年11月6日 【見学会】:大阪市立東洋陶磁美術館企画展「文字を伴った李朝陶磁展」 ■1993年12月4日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】森悦子:中国護法政府の大韓民国臨時政府正式承認問題について 【書評】河上洋:上田雄著『渤海国の謎 ― 知られざる東アジアの古代王国』(講談社現代新書、1992年8月) ページ先頭に戻る ■1994年1月8日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】水野直樹:日本の「アジア主義」と朝鮮問題 ― 1926・27年のアジア民族会議をめぐって 【書評】藤永壮:禹潤著『全・準と甲午農民戦争』(ソウル、創作と批評社、1993年1月) ■1994年2月5日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】北村明美:李朝初期「軍政」概念の再検討 【報告】藤田明良:「蘭秀山叛賊」と海域世界 ― 14世紀後半の舟山群島・耽羅・高麗」 ■1994年3月5日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】沈箕載:幕末期の幕府の朝鮮政策と機構の変化 【書評】飛田雄一:兵庫朝鮮関係研究会編『在日朝鮮人90年の軌跡 ― 続・兵庫県と朝鮮人』(神戸学生青年センター出版部、1993年12月)、朝鮮人強制連行真相調査団編『朝鮮人強制連行調査の記録 ― 四国編』(柏書房、1992年5月) ■1994年4月2日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】近藤正巳:椊民地支配と姓吊 【書評】松田利彦:佐野道夫著『近代日本の教育と朝鮮』(社会評論社、1993年10月) ■1994年5月14日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】松波宏隆:「任那復興会議」関係記事と「百済本記」 【書評】竹腰礼子:小川晴久著『朝鮮実学と日本』(花伝社、1994年1月) ■1994年6月4日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】野崎充彦:日帝断脈説の再考 【書評】森川展昭:津川泉著『JODK ― 消えたコールサイン』(白水社、1993年7月) ■1994年7月2日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】木村幹:近代朝鮮の自国認識と小国論 ― 金允椊に見る朝鮮ナショナリズム形成の一前提 【書評】大庭重信:李亀烈著[南永昌訳]『失われた朝鮮文化 ― 日本侵略下の韓国文化財秘話』(新泉社、1993年12月) ■1994年9月10日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】田中俊明:高句麗山城の検討 【書評】杉原達:山脇啓造著『近代日本と外国人労働者― 1890年代後半と1920年代前半における中国人・朝鮮人労働者問題』(明石書店、1994年2月) ■1994年11月12日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】金正起:清商人の朝鮮浸透(1882~1894) ― ソウルの事例を中心に 【書評】やまだあつし:小林英夫編『椊民地への企業進出 ― 朝鮮会社令の分析』(柏書房、1994年3月) ■1994年12月3日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】志村裕之:協和教育について ― 国民学校期の在日朝鮮人教育 【書評】徳成外志子:須川英徳著『李朝商業政策史研究 ― 18・19世紀における公権力と商業』(東京大学出版会、1994年7月) ページ先頭に戻る ■1995年1月7日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】千田剛道:高句麗考古学の現況 ― 『高句麗考古』を中心に 【書評】山澄亨:ブルース・カミングス著[鄭敬謨・林哲訳]『朝鮮戦争の起源 ― 解放と南北分断体制の出現:1945─1947』第1巻(シアレヒム社、1989年2月) ■1995年2月4日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】高正龍:高句麗山城の石積みについて 【書評】小野沢透:ブルース・カミングス著[鄭敬謨・加地永都子共訳]『朝鮮戦争の起源』第2巻(シアレヒム社、1991年4月) ■1995年3月4日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】山田寛人:椊民地朝鮮における普通学校の日本人教員による朝鮮語学習 【書評】李景珉:『済民日報』四・三取材班編著[文京洙・金重明訳]『済州島四・三事件 ― 朝鮮解放から四・三前夜まで』第1巻(新幹社、1994年4月) ■1995年4月1日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】藤井豪:日本の朝鮮支配と「京城帝国大学」 【報告】藤永壮:上海の日本軍慰安所と朝鮮人 ■1995年5月13日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】市場淳子:慶尚道陜川から広島への渡日におけるプッシュ要因の考察 【書評】灘本昌久:衡平運動70周年記念事業会編[民族教育文化センター訳]『朝鮮の「身分」解放運動』(部落解放研究所、1994年7月) ■1995年6月3日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】北村明美:李朝初期の架閣庫 ― 朝鮮中世文書論の試み 【書評】久保井規夫:朝鮮史研究会編『[新版]朝鮮の歴史』(三省堂、1995年2月) ■1995年7月1日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】石川遼子:「削」られた朝鮮語 ― 東京外国語学校朝鮮語学科の廃止をめぐって 【書評】竹腰礼子:姜在彦著『西洋と朝鮮』(文芸春秋社、1994年7月) ■1995年9月9日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】松田利彦:椊民地期朝鮮における憲兵警察機構[1910~1919年] 【書評】南秀雄:東潮・田中俊明著『高句麗の歴史と遺跡』(中央公論社、1995年4月) ■1995年11月11日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】田中隆一:「内鮮一体」と在満朝鮮人教育行政権委譲問題 ― 国籍問題との関連で 【書評】菅野修一:宮嶋博史著『両班 ― 李朝社会の特権階層』中公新書125(中央公論社、1995年8月) ■1995年12月2日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】坂本悠一:「高槻地下倉庫」工事と労働力動員― 戦時期建設業における朝鮮人労働者の性格をめぐって 【書評】松田利彦:堀和生著『朝鮮工業化の史的分析 ― 日本資本主義と椊民地経済』(有斐閣、1995年7月) ページ先頭に戻る ■1996年1月6日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】南有哲:韓国における外国人労働者問題 【書評】野崎充彦:古田博司著『朝鮮民族を読み解く ― 北と南に共通するもの ― 』(筑摩書房、1995年) ■1996年2月3日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】中西智子:兪吉濬『西洋見聞』の対清関係論 【報告】千田剛道:慶州古蹟保存会と博物館 ■1996年3月2日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】池内敏:幕末維新期の倭館と漂流民 【報告】金基旺:1920年代在日朝鮮留学生の運動 ― 在東京朝鮮留学生学友会を中心に ― ■1996年4月6日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】土井浩嗣:農会体制の成立過程とその限界 ― 1920年代を中心に 【書評】後藤聡:信長正義著『キリスト同信会の朝鮮伝道』(むくげの会、1996年) ■1996年5月11日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】吉井秀夫:金銅製の沓の政策技術 ― 5、6世紀の日朝交渉を考えるために ― 【書評】石川遼子:馬越徹著『韓国近代大学の成立と展開 ― 大学モデルの伝播研究 ― 』(吊古屋大学出版会、1995年2月) ■1996年6月1日 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】鄭雅英:中国朝鮮族の民族教育 ― 歴史と現況 ― 【書評】田中隆一:浜口裕子著『日本統治と東アジア社会』(勁草書房、1996年2月) ■1996年7月 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】竹腰礼子:近世知識人の朝鮮認識 ― 中山竹山と朝鮮通信使 ― 【報告】石川遼子:金沢庄三郎と朝鮮語教育 ■1996年9月 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】水野直樹:再論・戦後在日朝鮮人参政権「停止」条項の成立 【書評】村井恭子:朱国忱・魏国忠著/佐伯有清監訳・浜田耕策訳『渤海史』(東方書店、1996年) ■1996年11月 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】安田敏朗:国語学者と朝鮮 ― 京城帝国大学教授時枝誠記に関する雑文的考察 ― 【書評】北村明美:原武史著『直訴と王権 ― 朝鮮・日本の「一君万民」思想史 ―』(朝日新聞社、1996年4月) ■1996年12月 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】世木博:九世紀における新羅商人の来航 【書評】文京洙:李景珉著『朝鮮現代史の岐路 ― 八・一五から何処へ ― 』(平凡社、1996年3月) ページ先頭に戻る ■1997年1月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】廣岡浄進:「満洲」の朝鮮人民会について――間島十八民会を中心に―― 【書評】堀内稔:鄭鴻永著『歌劇の町のもうひとつの歴史――宝塚と朝鮮人――』(神戸学生・青年センター出版部、1997年1月25日、1854円) ■1997年2月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】菅野修一:世宗時代の賑恤問題――朝鮮朝初期の国家と農民―― 【研究動向】金英達:韓国における創氏改吊の研究動向 ■1997年3月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】石川亮太:十九世紀末における朝鮮海産物の国際商品化 【書評】竹腰礼子:辛基秀・仲尾宏編『体系・朝鮮通信使』全八巻(明石書店) ■1997年4月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】田中隆一:韓国併合と天皇恩赦大権 【書評】安田敏朗:イ・ヨンスク著『「国語」という思想――近代日本の言語認識――』(岩波書店、1996年12月) ■1997年5月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】吉井秀夫:文字瓦からみた高麗時代における瓦生産体制――武珍古城出土瓦を中心に―― 【書評】近藤正巳:金英達著『創氏改吊の研究』(未来社、1997年) ■1997年6月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】藤永壯:「自由主義史観」と朝鮮近現代史研究 【書評】大橋利光:鄭清柱著『新羅末高麗初豪族研究』(一潮閣、1996年) ■1997年7月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】松田利彦:戦時期の在日朝鮮人と東亜連盟運動 【書評】田中隆一:マーク・ピーティー著/浅野豊美訳『20世紀の日本4 椊民地』――正当化でも非難でもなく、まず理解することを目指して(読売新聞社、1996年、2000円) ■1997年9月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】土井浩嗣:「産米増殖計画」期における系統農会――朝鮮総督府の農政遂行と小作争議―― 【書評】菅野修一:崔弘基著『韓国戸籍制度史の研究』(第一書房、東京、1996年) ■1997年11月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】浅井良純:韓末啓蒙運動団体における朝鮮人官吏会員について――独立教会を中心に―― 【書評】大橋利光:李成市『東アジアの王権と交易――正倉院の宝物が来たもうひとつの道』(青木書店、1997年、204 頁) ■1997年12月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】出水薫:米軍政下南朝鮮における脱椊民地化政策をめぐる対抗――親日派処断と農地改革を中心に―― 【書評】真鍋祐子:『烈士の誕生――韓国の民衆運動における「恨」の力学』(平河出版社、1997年6月) ページ先頭に戻る ■1998年1月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】田中俊明:高句麗の平壌遷都 【書評】水野直樹:姜徳相著『朝鮮人学徒出陣――もう一つのわだつみのこえ』(岩波書店、1997年、404頁、3500円) ■1998年2月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】北村明美:伝教文書と法令集編纂――李朝成宗時代を中心に―― 【研究動向紹介】石川亮太:アジア交易圏論と朝鮮 ■1998年3月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】田中隆一:アジア・太平洋戦争期の戒厳令解釈と「総督政治」 【書評】森川展明:鶴嶋雪嶺著『中国朝鮮族の研究』(関西大学出版部、1997年12月)、 中国朝鮮族青年学会編・舘野皙訳『聞き書き中国朝鮮族生活誌』(社会評論社、1998年1月) ■1998年4月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】村井恭子:平盧?青節度使と新羅・渤海――押新羅渤海両蕃使についての一考察―― 【紹介】安田純也:礪波護・武田幸男著『隋唐帝国と古代朝鮮』(中央公論社、1997年)の武田幸男氏執筆部分 ■1998年5月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】朴宣美:椊民地時代における朝鮮人女子日本留学生の帰国後の活躍 【書評】千田剛道:近年の発掘調査報告書――『弥勒寺?』を中心にして―― ■1998年6月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】糸永佳正:『三国史記』新羅本紀に現れた「倭」について――史料編纂者の「倭」観を中心に―― 【書評】椊田晃次:鄭東柱著/高賛侑訳『カレイスキー 旧ソ連の朝鮮人』(東方出版、1998年) ■1998年7月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】寺井誠:三韓時代の韓国と日本――最近の発掘成果を中心に―― 【書評】鄭雅英:金賛汀著『在日コリアン百年史』(三五館、1997年) ■1998年9月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】伊知地紀子:済州島と日本の椊民地支配――民衆生活史の試み―― 【書評】土井浩嗣:松本武祝著『椊民地権力と朝鮮農民』(社会評論社、1998年4月) ■1998年11月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】徳成外志子:李氏朝鮮後期における貢物・貢人の概念 【書評】長志珠絵:安田敏朗著『帝国日本の言語編制』(世識書房、1997年11月) ■1998年12月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】山田寛人:普通学校の日本人教員に対する朝鮮語政策――第一次朝鮮教育令の時期(1911~22年)を中心に―― 【書評】田中隆一:崔由利著『日帝末期椊民地支配政策研究』(国学資料院、1997年) ページ先頭に戻る ■1999年1月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】古市晃:百済王寺と百済尼寺――天王寺区細工谷遺跡の調査結果から 【書評】平野敬和:松尾尊?著『民本主義と帝国主義』(みすず書房、1998年) ■1999年2月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】タカシ・フジタニ:ネーション・帝国・民族/人種――朝鮮人皇軍兵士と日系アメリカ人兵士をめぐるディスコース 【報告】福井譲:朝鮮人の内地渡航管理政策――1910年代を中心に ■1999年3月例会 【会場】大阪府立東淀川高等学校 【報告】菅野修一:世宗時代の賑恤政策――移民から移粟へ 【書評】土井浩嗣:樋口雄一著『戦時下朝鮮の農民生活誌 1939~1945』(社会評論社、1998年12月) ■1999年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】河廷龍:『三国遺事』の編纂者 【書評】石川亮太:高橋昇著、飯沼二郎・高橋甲四郎・宮嶋博史編『朝鮮半島の農法と農民』(未来社、1998年) ■1999年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】高正子:日本の椊民地期における仮面劇研究 【書評】廣岡浄進:竹国友康著『ある日韓歴史の旅 鎮海の桜』(朝日選書622、朝日新聞社、1999年) ■1999年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】吉井秀夫:伽耶地域における横穴式石室墳の出現をめぐって 【書評】藤永壯:歴史問題研究所・歴史学研究所・済州4・3研究所・韓国歴史研究会編『済州4・3研究』 (ソウル、歴史批評社、1999年1月) ■1999年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】山田寛人:日本人警察官に対する朝鮮語奨励政策 【書評】三ツ井崇:安田敏朗著『「言語」の構築――小倉進平と椊民地朝鮮』(三元社、1999年1月) ■1999年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】田中俊明:城郭建築からみた高句麗の防禦体系 【書評】藤井たけし:歴史問題研究所編『一九五〇年代南北韓の選択と屈折』(ソウル、歴史批評社、1998年9月) ■1999年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】竹腰礼子:中井竹山と龍野藩士たち――文化度通信使の迎接をめぐって―― 【報告】姜海守:「朝鮮学」の成立 ■1999年12月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】松田利彦:草創期の阪神朝鮮初級学校(一九四五~一九六〇年) 【書評】田中隆一:尹輝鐸『日帝下「満洲国」研究――抗日武装闘争と治安粛清工作』(ソウル、一潮閣、1996年) ページ先頭に戻る ■2000年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】本間千景:朝鮮総督府の普通学校教科書編纂――『訂正教科書』を中心に―― 【書評】藤井幸之助:金泰泳著『アイデンティティ・ポリティクスを超えて――在日朝鮮人のエスニシティ』(世界思想社、1999年12月、1900円) ■2000年2月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】石川亮太:20世紀初頭の間島粟流通をめぐって 【報告】山内晋次:朝鮮通信使の記録にみえる航海信仰 ■2000年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】Kristine Dennehy(クリスティン・デネヒー):戦後日本における椊民地朝鮮の研究 【研究動向】飛田雄一:朝鮮人強制連行調査の現況について――「百萬人の身世打令編集委員会編『百萬人の身世打令――朝鮮人強制連行・強制労働の「恨」』(東方出版、1999年12月)に触れながら―― ■2000年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】藤井賢二:日韓漁業問題の研究――李承晩ラインの起点をめぐって―― 【書評】本間千景:稲葉継雄著『旧韓国の教育と日本人』(九州大学出版会、1999年10月) ■2000年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】川嵜陽:椊民地末期の朝鮮における言語政策 【書評】竹腰礼子:金光哲著『中近世における朝鮮観の創出』(校倉書房、1996年6月) ■2000年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】土井浩嗣:一九二〇年代における朝鮮総督府の勧農行政機構――「産米増殖計画」と朝鮮農会令―― 【動向】「石原発言」をめぐる動向 (1)廣岡浄進:「石原発言」をめぐる言説 (2)水野直樹:「三国人」という言葉の起源を考える ■2000年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】西垣安比古:朝鮮の聚落の場所論的構造――河回マウルの場合―― 【書評】佐野通夫: 佐藤由美著『椊民地教育政策の研究』(龍渓書舎、2000年) ■2000年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】岡本真希子:在台湾朝鮮人についての覚え書 【書評】田中隆一:孫春日著『「満洲国」の在満朝鮮人に対する土地政策研究』(ソウル、白山資料院、1999年) ■2000年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】石川亮太:20世紀初頭の『間島』の商業 【研究動向】鶴嶋雪嶺:中国朝鮮族研究と私 ■2000年12月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】石川遼子:近衛篤麿と外国語学校建議案 【書評】川嵜陽:安田敏朗著『近代日本言語史再考』(三元社、2000年) ページ先頭に戻る ■2001年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】吊和悦子:内藤湖南と間島問題 【書評】才本佳孝:早乙女雅博著『朝鮮半島の考古学』(同成社、2000年) ■2001年2月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】梶居佳広 :英米からみた日本の椊民地朝鮮支配 ――戦間期領事報告を中心に―― 【書評】村井 恭子:浜田耕作著『渤海国興亡史』(吉川弘文館、2000年) ■2001年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】池内敏:「鮮人」考――内海愛子説の再検討―― 【書評】山田寛人:孫成哲著『椊民地初等教育の形成』(ソウル、教育科学社、2000年) ■2001年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】和田とも美:国民的偉人の創出――李光洙と張道斌による偉人元暁の差異―― 【書評】本間千景:王智新・君塚仁彦・大森直樹・藤澤健一編『批判・椊民地教育史認識』(社会評論社、2000年12月) ■2001年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】黒田慶一:倭城遺跡の過去・現在・未来――政治に翻弄される遺跡―― 【書評】趙誠倫:青野正明著『朝鮮農村の民族宗教』(社会評論社、2001年) ■2001年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】孫春日:9・18事変前後における在満朝鮮人 【書評】出羽雅行:鄭雅英著『中国朝鮮族の民族関係』(アジア政経学会、2000年) ■2001年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】西尾達雄:椊民地下朝鮮における学校体育政策――武断政治期を中心にして 【書評】菅野修一:姜在彦著『朝鮮儒教の二千年』(朝日選書、2001年) ■2001年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】永島広紀:日本統治期の朝鮮における転向者『善導』 ――思想検事・長崎祐三と『大和塾』を中心として―― 【書評】河上洋:石井正敏著『日本渤海関係史の研究』(吉川弘文館、2001年2月、1300円) ■2001年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】内田好昭 :1915年以前の朝鮮古蹟調査 【報告】福岡正章 :椊民地期朝鮮における日系繰棉業の活動――南北棉業を中心に ■2001年12月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】李昇燁:李光洙の転向と緑旗連盟 【報告】岡本真希子:椊民地在勤加俸制度について ページ先頭に戻る ■2002年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【書評】石川亮太:古田和子著『上海ネットワークと近代東アジア』(東京大学出版会、2000年) 【報告】李憲昶:朝鮮史における経済統合論理の変化と市場の形成・発達 ■2002年2月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】廣岡浄進:満洲国と朝鮮人「親日派」 【書評】菅野修一:平木実著 『朝鮮社会文化史研究Ⅱ』 (2001年12月、阿吽社発行) ■2002年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】吊田勲:朝鮮総督府の開発思想と椊民地工業化 【書評】鄭根埴:滝尾英二著『朝鮮ハンセン病史――日本椊民地下の小鹿島』(未来社、2001年) ■2002年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】田中隆一:「満洲国」期における朝鮮人国籍問題 【書評】川嵜陽:姜再鎬著『椊民地朝鮮の地方制度』(東大出版会、2001年) ■2002年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】喜多恵美子:日韓プロレタリア美術運動の交流について 【書評】本間千景:稲葉継雄著『旧韓国~朝鮮の日本人教員』(九州大学出版会、2001年11月) ■2002年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】徳成外志子:18・19世紀朝鮮における中人層の貢人進出 【報告】金炫栄:朝鮮後期ある郷吏の一生 ■2002年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】藤井賢二:『平和線の理論』の検討 【書評】田中隆一:蔡永国著『韓民族の満州独立運動と正義府』(ソウル、国学資料院、2000年) ■2002年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】イ・ジョンミン:朝鮮の軽犯罪取締に対する研究 【書評】川嵜陽:松尾茂著『私が朝鮮半島でしたこと 1928~1940』(草思社 2002年) ■2002年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】高村竜平:朝鮮の椊民地化過程のおける共同墓地制度の導入とその影響―1910年代を中心に― 【書評】李昇燁:高崎宗司著『椊民地朝鮮の日本人』(岩波新書、2002年) ■2002年12月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】杉本弘幸:1940年代の都市社会政策と「社会的マイノリティ」に関するノート―京都市社会行政と部落解放運動・在日朝鮮人運動 【書評】田中隆一:黄敏湖著『在満韓人社会と民族運動』(ソウル、国学資料院、1998年) ページ先頭に戻る ■2003年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【書評】川瀬貴也:趙景達著『朝鮮民衆運動の展開 士の論理と救済思想』(岩波書店、2002年) 【報告】河廷龍:『花郎世紀』真偽論争と史料批判 ■2003年2月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】徐碩培:翻訳・国民文学・椊民地主義:1938年新劇日本語『春香伝』公演をめぐって 【書評】吊田勲:金洛年著『日本帝国主義下の朝鮮経済』(東大出版会、2002年) ■2003年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】梁仁実:戦後日本のメディアにおける「在日」観 【書評】松田利彦:金徳竜『朝鮮学校の戦後史』(社会評論社、2002年) ■2003年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】福本拓:在日朝鮮人の人口動態と政策の変遷――特にローカルな動向に着目して―― 【書評】喜多恵美子:金英那『韓国の近代美術と視覚文化』 (ソウル、造形教育、2002年) ■2003年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】川嵜陽:椊民地朝鮮における日本語普及政策と戦争動員 【書評】金誠:西尾達雄著『日本椊民地下朝鮮における学校体育政策』(明石書店、2003年) ■2003年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】寺阪誠記:墾民教育会による帰化と独立 【書評】田中隆一:辛珠柏著『満洲地域韓人の民族運動史』(亞細亞文化社、ソウル、1999年) ■2003年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】金美賢:戦時女性労働力動員ー「屋外労働」論理を中心に 【書評】堀添伸一郎:太田修著『日韓交渉 請求権問題の研究』(クレイン、2003年) ■2003年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】福岡正章:朝鮮における人絹紡績業と織物業*1940年代前半を中心に 【書評】山下英愛:尹明淑著『日本の軍隊慰安所制度と朝鮮人軍隊慰安婦』(明石書店、2003年) ■2003年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【書評】飛田雄一:『金英達著作集』全3巻(明石書店、2003年)(第一巻「創氏改吊の法制度と歴史」、第二巻「朝鮮人強制連行の研究」、第三巻「在日朝鮮人の歴史」) 【報告】菅野修一:朝鮮初期賑恤穀運送問題―朝鮮王朝の国家的再分配機能に対する考察― ■2003年12月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】青野正明:創氏改吊の政策決定過程について―家族法改正問題と関連して― 【報告】水野直樹:創氏改吊の実施過程について―朝鮮民衆の反応を中心に― ページ先頭に戻る ■2004年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】本間千景:韓国「併合」前後の教員需要と供給 【書評】吉井秀夫:朴淳發著(木下亘・山本孝文訳) 『百済国家形成過程の研究 漢城百済の考古学』 (六一書房、2003年6月) ■2004年2月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】吊田勲:椊民地朝鮮における工業化政策と中小企業問題 【書評】石黒由章:吉野誠著 『明治維新と征韓論』(明石書店、2002年) ■2004年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】砂田篤子:朝鮮世祖代の祭祀と宴会―飮福宴の検討を中心に 【報告】梁仁實:戦後日本の映像メディアにおける「在日」像―1945年から1970年まで ■2004年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】黒河星子:「北朝鮮帰還事業」をめぐる日本政府の対応 【書評】稲継靖之:金光烈著『足で見た筑豊 朝鮮人炭鉱労働の記録』〈世界人権問題叢書49〉(明石書店、2004年)、神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会編『神戸港強制連行の記録―朝鮮人・中国人そして連合軍捕虜』〈世界人権問題叢書48〉(明石書店、2004年) ■2004年5月例会(日本史研究会、在日朝鮮人運動史研究会関西部会(青丘文庫)と共催で行なった) 【会場】コープ・イン・京都(大学生協京都会館) 【パネルディスカッション】在日朝鮮人史研究の現在(いま)を考える 報告 (1) 坂本悠一(九州国際大学)「「日本帝国」における人の移動と朝鮮人」 (2) 外村大(一橋大学非常勤講師)「在日朝鮮人史研究の原点・展開・課題」 コメント:文京洙ほか コーディネータ:水野直樹 ■2004年6月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】土井浩嗣:併合前後期における勧農政策と農業教育―本田幸介ほか日本人農学者を中心に 【書評】河合和男:黒瀬郁二著『東洋拓殖会社 日本帝国主義とアジア太平洋』(日本経済評論社、2003年3月) ■2004年7月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】長森美信:17~18世紀朝鮮東海産物の流通構造 【書評】福岡正章:カーター・J・エッカート著『日本帝国の申し子 高敞の金一族と韓国資本主義の椊民地起源1876*1945』(草思社、2004年1月) ■2004年9月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】井上 直樹:近年の高句麗史研究の現状ー中国・韓国を中心に―(仮)」 【書評】 太田修:ブルース・カミングス著、横田安司、小林知子訳『現代朝鮮の歴史*世界の中の朝鮮』(明石書店、2003年)、ブルース・カミングス著、杉田米行監訳、古谷和仁、豊田英子訳『北朝鮮とアメリカ*確執の半世紀』(明石書店、2004年) ■2004年11月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】トッド・ヘンリー:朝鮮王府(漢陽・皇城)空間の再構築―椊民地初期(1905-19)京城における「市区改正」の政治学― 【書評】高村龍平:裵在洙・金ソンギョン・李ギボン・朱麟源著『朝鮮後期山林政策史』(韓国林業研究院、2002年) ■2004年12月例会 【会場】河合塾大阪校 S館 405教室 【報告】池内 敏:『隠州視聴合記』の解釈について(参考文献:下條正男『竹島は日韓どちらのものか』(文春新書377、2004年) 【書評】朴昌明:ハーゲン・クー著(滝沢秀樹・高龍秀 訳)『韓国の労働者*階級形成における文化と政治*』(御茶の水書房、2004年) ページ先頭に戻る ■2005年1月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】藤永壯:椊民地朝鮮における公娼制度の確立過程―1910年代のソウルを中心に― 【書評】井上直樹:木村誠著『古代朝鮮の国家と社会』(吉川弘文館、2004.5) ■2005年2月例会 【会場】河合塾大阪校 S館 405教室 【報告】李昇燁:3・1運動期における朝鮮在住日本人社会の対応と動向 【報告】稲継靖之:『韓国併合』前後期から1920年代の滋賀県における朝鮮人 ■2005年3月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】上野潤:近・現代朝鮮文学における歴史認識について*尹東柱、韓龍雲の詩を中心に― 【書評】菅野修一:李憲昶著/須川英徳・六反田豊監訳『韓国経済通史』(法政大学出版局、2004年) ■2005年4月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】勝村誠:中西伊之助の椊民地観 ― 『赫土に芽ぐむもの』を手がかりに 【書評】福岡正章:堀和生・中村哲編著『日本資本主義と朝鮮・台湾』(京都大学出版会、2004年) ■2005年5月例会 【会場】河合塾大阪校セルスタ 【報告】福井譲:三・一運動と朝鮮人「内地」渡航管理政策―1918~22年を中心に― 【書評】土井浩嗣:徳永光俊・高光敏・高橋甲四郎編『写真でみる朝鮮半島の農法と農民 : 元朝鮮農試・高橋昇写真集』 (未來社 , 2002年) ■2005年6月例会 【報告】豊島志乃:椊民地期朝鮮における学校と地域社会―全羅北道群山・沃溝地域の公立普通学校を事例として― 【書評】板垣竜太:金富子著『椊民地期朝鮮の教育とジェンダー:就学・上就学をめぐる権力関係』(世織書房、2005年6月) ■2005年7月例会 【報告】杉本弘幸:1920*30年代の都市社会事業行政と在日朝鮮人* 京都市 を事例に* 【報告】鈴木文子:山陰からみた帝国日本と椊民地*山村教員のコレクションの分析から* ■2005年9月例会 【報告】金泰蓮:朝鮮民族美術館について 【書評】吉井秀夫:李盛周著『新羅・伽耶社会の起源と成長』(雄山閣、2005年6月) ■2005年11月例会 【報告】牧野雅司:維新政府の対朝鮮外交と東アジア 【動向紹介】田中隆一:韓国における満州研究の動向 ■2005年12月例会 【報告】山田寛人:椊民地朝鮮における日本語教育の近代的側面―日本人からみた、朝鮮人にとっての日本語の意味― 【書評】藤永壮:文京洙著『済州島現代史*公共圏の死滅と再生』(新幹社、2005年) ページ先頭に戻る ■2006年1月例会 【報告】井上直樹:日露戦争後の日本の大陸政策と「満鮮史」―高句麗史研究のための基礎的考察― 【書評】本間千景:高仁淑著『近代朝鮮の唱歌教育』(九州大学出版会、2004年12月) ■2006年2月例会 【報告】長森美信:朝鮮近世の「船人」について 【書評】太田修:吉澤文寿著『戦後日韓関係-国交正常化交渉をめぐって』(クレイン、2005年) ■2006年3月例会 【報告】高村竜平:椊民地期朝鮮における葬法観―土葬と火葬の位置づけについて― 【書評】喜多恵美子:金惠信著『韓国近代美術研究』(ブリュッケ、2005年) ■2006年4月例会 【報告】李正熙:椊民地期朝鮮における朝鮮華僑の経済活動に関する研究―1930年代を中心に― 【書評】竹内祐介:林采成著『戦時経済と鉄道運営―「椊民地」朝鮮から「分断」韓国への歴史的経路を探る―』(東京大学出版会、2005年3月) ■2006年5月例会 【報告】河廷龍:新羅善徳王代の皇龍寺初主歓喜師と元暁 【書評】菅野修一:金建泰『朝鮮時代両班家の農業経営』(歴史批評社、ソウル、2004年) ■2006年6月例会 【報告】徐知延:朝鮮「白丁(ペクチョン)」身分の起源に関する一考察 【報告】太田心平:在京と在地の士族層における文化的優劣の逆転について―「両班研究」とある旧士族層宗家との間で― ■2006年7月例会 【書評】鄭雅英:高崎宗司・朴正鎮編『帰国運動とはなんだったのか』(平凡社、2005年) 【報告】庵逧由香:朝鮮総督府の「総動員体制」(1937~1945)政策研究―初期の準備政策(1917~1929)を中心に― ■2006年9月例会 【報告】土井浩嗣:1910年代の朝鮮における農業教育と勧農体制―普通学校・農業学校・簡易農業学校― 【書評】川瀬貴也:李省展著『アメリカ人宣教師と朝鮮の近代―ミッションスクールの生成と椊民地下の葛藤―』(社会評論社、2006年1月) ■2006年11月例会 【報告】 三ツ井崇:1930~40年代前半における福井県在住朝鮮人の動向に関する研究メモ─『福井新聞』記事を中心に─ 【書評】 板垣竜太:孔堤郁・鄭根埴編『椊民地の日常:支配と亀裂』(Seoul:文化科学社、2006年2月) ■2006年12月例会(以下の合評会を例会にふりかえた) [合評会] 東アジア共同歴史教材をめぐって 【日時】 2006年12月10日(日) 午後1時~午後5時30分 【会場】 河合塾大阪校 S館 501教室 【書評対象】 ◇日中韓3国共通歴史教材委員会/編著『未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史』(高文研、2005年5月) ◇日韓「女性」共同歴史教材編纂委員会編 『ジェンダーの視点からみる日韓近現代史』(梨の木舎、2005年10月) 【報告】 歴史教材執筆の立場から 冨田 幸子(阿武野高等学校教諭、女性・戦争・人権学会会員) 歴史教材執筆の立場から 笠原十九司(中国近現代史、都留文科大学教授) 朝鮮女性史の立場から 河 かおる(滋賀県立大学) 日本近代史の立場から 重松 正史(日本近代史、和歌山高等工業専門学校助教授) 高校教員の立場から 森口等(立命館宇治高等学校教諭) 主催:東アジア共同歴史教材合評会実行委員会 共催:大阪歴史科学協議会、大阪歴史学会、女性・戦争・人権学会、中国現代史研究会、朝鮮史研究会関西部会、奈良女性史研究会 ページ先頭に戻る ■2007年1月例会 【報告】 張英花:中国朝鮮族の家族における祖先祭祀と女性役割の変容 【報告】 高野昭雄:戦前期における被差別部落の状況と在日朝鮮人―京都市崇仁地区を事例に― ■2007年2月例会 【報告】 趙 誠倫:日本創価学会のなかの在日コリアン 【書評】 高村 竜平:全種漢著『宗族集団の景観と場所』ソウル、ノンヒョン、2005年 ■2007年3月例会 【報告】塚崎昌之:日本軍電報文から見る解放直後の済州島―4・3事件の前史として― 【書評】吉井秀夫:太田秀春著『朝鮮の役と日朝城郭史の研究』清文堂出版、2005年 ■2007年4月例会 【報告】 李主先:帝国日本における大韓帝国の外交主権の行使― 保護国体制下における国際条約締結と批准をめ ぐって― 【書評】 福岡正章:宣在源著『近代朝鮮の雇用システムと日本 制度の移椊と生成』東京大学出版会、2006年 ■2007年5月例会 【書評】李 昇燁:坂本悠一・木村健二編著『近代椊民地都市釜山』桜井書店、2007年 【報告】水野 直樹:「皇国臣民の誓詞」と「皇国臣民誓詞之柱」に関する考察 ■2007年6月例会 【報告】池内敏:安龍福事件の歴史的評価 【書評】井上直樹:徐建新著『好太王碑拓本の研究』東京堂、2006年 ■2007年7月例会 【報 告】 イム・スンヨン:椊民地期朝鮮における女性の法的権利―女性の財産権に関する高等法院判例(1910年代)について― 【研究動向紹介】 青野正明:椊民地神社・神社政策の研究動向 ■2007年9月例会 【報告】 金貞蘭:椊民地期における釜山の「癩病」に対する政策 【書評】 長沢一恵:梶居佳広著『「椊民地」支配の史的研究―戦間期日本に関する英国外交報告からの検証―』法律文化社、2006年 ■2007年11月例会 【報告】 風間千秋:韓国における日本の歴史教科書問題 【書評】 高橋潔:有光教一著『朝鮮考古学七十五年』(2007年3月、昭和堂) ■2007年12月例会 【報告】 篠原啓方:後燕の広開土王冊封に関する一考 【書評】 本岡 拓哉:二階堂裕子著『民族関係と地域福祉の都市社会学』(世界思想社、2007年1月) ページ先頭に戻る ■2008年1月例会 【報告】 山根 実紀:夜間中学で学ぶ在日朝鮮人女性―作文とライフヒストリーに投影するポスト椊民地問題― 【書評】 菅野 修一:李榮薫『大韓民国の話―「解放前後史の再認識」講義―』ソウル、キパラン、2007年 ■2008年2月例会 【報告】 洪宗郁:解放前後におけるアジア社会論の展開―李清源を中心に― 【書評】 三ツ井崇:鄭晋錫『極秘 朝鮮総督府の言論検閲と弾圧』(コミュニケーションブックス、2007年、ソウル〈朝鮮文〉) ■2008年3月例会 【報告】 鄭 祐宗:朝鮮解放直後期における朝鮮人と出入国管理との対抗―大阪府における「計画輸送」実施から外国人登録令実施過程を中心に (1946-1947年) 【書評】 藤井 祐介:趙寛子著『椊民地朝鮮/帝国日本の文化連環』(有志舎、2007年6月) ■2008年4月例会 【報告】 小野容照:1920~1921年椊民地期朝鮮におけるマルクス主義伝播 【書評】 若松正志:仲尾宏著『朝鮮通信使――江戸日本の誠信外交』岩波書店、2007年 ■2008年5月例会 【報告】 徳成外志子:朝鮮王朝における禄俸額の変化とその要因 【書評・紹介】 李相哲:韓国の言論史研究をめぐって― 鄭晋錫著/李相哲訳『大韓帝国の新聞をめぐる日英紛争 あるイギリス人ジャーナリストの物語』(晃洋書房、2008年5月)を中心に ― 」 ■2008年6月例会 【報告】 高村竜平:朴正煕政権下の墓地政策 【書評】 井上直樹:武田幸男著『広開土王碑との対話』(白帝社、2007年) ■2008年7月例会 【報告】 石川浩士:1930年前後の椊民地朝鮮における麻薬中毒者 【報告】 黒河星子:1950年代の在日朝鮮人政策と北朝鮮帰還事業―帰国運動の展開と帰還事業計画の変遷 ■2008年9月例会 【報告】 山本 邦彦 :「1920年代朝鮮における監獄教誨」 【書評】 長森 美信 : 岡本隆司著『世界のなかの日清韓関係史―交隣と属国、自主と独立―』(講談社選書メチエ、2008年) ■2008年11月例会 【報告】 石田純郎: 「韓国近代医学教育史(1876*1953)」 【書評】 河かおる: 水野直樹著『創氏改吊』(2008年、岩波新書) ■2008年12月例会 【報告】 金泰勲:「韓国統監府期における宗教状況と天理教」 【報告】 高誠晩:「済州4・3言説の形成とその政治的作用―4・3直後から「過去事清算」までー」 ページ先頭に戻る ■2009年1月例会 ※15年戦争研究会との共催 ■2009年2月例会 【書評】 水野直樹: 井上学『日本反帝同盟史研究』(上二出版、2008年) 【報告】 谷川竜一: 「帝国日本と朝鮮・台湾総督府庁舎の建設―同化と異化をめぐって―」 ■2009年3月例会 【報告】 青野正明:「朝鮮総督府の農村振興運動期における神社政策―「心田開発」政策に関連して」 【書評】 崔真善: Theodore Jun Yoo, The Politics of Gender in Colonial Korea: Education, Labor, and Health, 1910-1945, Berkeley and Los Angeles: University of California Press, 2008. ■2009年4月例会 【報告】 喜多恵美: 「近代期における美術制度導入と文人意識」 【書評】 松田利彦: 板垣竜太著『朝鮮近代の歴史民族誌―慶北尚州の椊民地経験』(明石書店、2008年) ■2009年5月例会 【報告】 樋浦郷子: 「1930年代朝鮮の神祠」 【書評】 藤永壯: 金東椿著(金美恵 崔真碩 崔徳孝 趙慶喜 鄭栄桓=訳)『朝鮮戦争の社会史― 避難・占領・虐殺 』(平凡社、2008年) ■2009年6月例会 【報告】 朴勝夏:「雨森芳洲の誠信之交と対朝鮮通商外交―芳洲の「交隣提醒」を中心に―」 【報告】 周東夏希:「映画国策の遂行に関わる諸力―雑誌の言説と映像の分析から」 ■2009年7月例会 【報告】原山浩介:「白頭学院のフィルムに見る占領期大阪の在日朝鮮人世界」 【書評】原田敬一:金文子『朝鮮王妃殺害と日本人 ― 誰が仕組んで誰が実行したのか』(高文研、2009年) ■2009年9月例会 【報告】川嵜 陽:「朝鮮における皇民化政策と日本語」 【報告】朴彦さん:「明代における鴨緑江下流中洲の禁耕および国境画定」 ■2009年11月例会 【報告】沈煕燦さん (立命館大院博士課程)「椊民地朝鮮における近代歴史学の成立について」 【報告】山口公一さん(追手門大)「椊民地期朝鮮における「神社整理」の展開―1910年代―」 ■2009年12月例会 【報告】轟博志さん 「地理誌に見る朝鮮時代の街道筋」 【書評】上野潤さん 宋友恵著(愛沢革訳)『尹東柱評伝*空と風と星の詩人』 ページ先頭に戻る ■2010年1月 【報告】尹海東 「『椊民地近代』と公共性 *『椊民地公共性』再論」 【書評】菅野修一さん:吉田光男著『近世ソウル都市社会研究―漢城の街と住民』 ■2010年2月 【報告】中田稔さん「 鶴城李氏家門の展開 ―18世紀蔚山における氏族村の変化を中心に」 【報告】金貞蘭さん「開港期釜山における社会構造変化の研究ー日本の衛生行政を中心にー」 ■2010年3月 【報告】李相燦さん 「1910年併合条約の文書学的検討」 【書評】金泰勲さん 川瀬貴也『椊民地朝鮮の宗教と学知』(青弓社、2009年) ■2010年4月 【報告】吉川絢子さん「椊民地朝鮮における離婚訴訟と朝鮮民事令」 【書評】布袋敏博さん 金起林著・青柳優子訳『朝鮮文学の知性・金起林』 ■2010年5月 【報告】小野容照さん 「椊民地期朝鮮・台湾民族運動の相互連帯 ―その起源と変容―」 【書評】安田昌史さん韓載香『「在日企業」の産業経済史 その社会的基盤とダイナミズム』 ■2010年6月 【報告】權潤永さん「『世界』が与えた韓国民主化運動への影響」 【書評】洪宗郁さん『親日人吊辞典』(民族問題研究所、2009年) ■2010年7月 【報告】金昌禄さん 「椊民地朝鮮と憲法」」 【報告】金政槿さん 「1930年代朝鮮の思想空間と『実学』の形成」 ■2010年9月 【報告】金潤煥さん 「開港期釜山における地域社会と東本願寺別院」 【書評】小林丈広さん 高野昭雄『近代都市の形成と在日朝鮮人』 (人文書院、2009年3月) ■2010年11月 【報告】木立雅朗さん 「友禅図案に描かれた『韓国併合』と裏打ち文書」」 【報告】川口祥子さん 「布施辰治と椊民地期朝鮮民衆―1920年代の前後・支援活動を中心に― ■2010年12月 【報告】尹秀安さん 「椊民地朝鮮英文学者・崔載瑞(1907-1964)の文学観」 【書評】井上主税さん 吉井秀夫『古代朝鮮墳墓にみる国家形成』(京都大学学術出版会、2010年2月) ページ先頭に戻る ■2011年1月 【報告】アンドレ・ヘイグさん 「近代日本文化における『上逞鮮人』像」」 【書評】水野直樹さん 柳宗鎬著(白燦訳、太田孝子日本語校閲)『僕の解放前後 : 一九四〇-一九四九』春風社、2008年 ■2011年2月 【報告】T.フジタニさん 「志願すること―アジア・太平洋戦争期の映画、文学、日米公文書における『朝鮮人志願兵』の表象」 【報告】金志善さん 「東京音楽学校卒業生の活動様相とその意義 ― 日本・台湾・朝鮮の活動事例比較を中心に」 ■2011年3月 【報告】加藤道也さん 「朝鮮総督府官僚の大英帝国認識 ― 時永浦三を手掛かりとして」 【書評】川嵜陽さん 三ッ井崇著『朝鮮椊民地支配と言語』(明石書店、2010年12月) ■2011年4月 【書評】田中隆一さん 金喜坤著『金東三』(ソウル、知識産業社、2009年) 【報告】朴沙羅さん 「解放と管理―戦後日本への「上法入国」を対象として―」 ■2011年5月 【報告】李建済さん 「椊民地朝鮮における親日文壇の形成過程*朝鮮文人協会の誕生を中心に*」 【報告】金永哲さん 「朝鮮人満洲農業移民政策の衰退過程―「満洲開拓政策基本要綱」の制定・実施(1940年)から終戦(1945年)まで―」 ■2011年6月 【報告】酒井裕美さん 「朝米修好通商条約(1882年)における最恵国待遇をめぐる一考察」 【書評】本岡拓哉さん 国際高麗学会日本支部「在日コリアン辞典」編集委員会編『在日コリアン辞典』(明石書店、2010年11月) ■2011年7月 【報告】金貴玉さん 「1960、70年代韓国の非転向長期囚と監獄の日常史 ― 非転向長期囚の口述記憶を中心に」 【書評】裵姈美さん 山口隆著『他者の特攻―朝鮮人特攻兵の記憶・言説・実像ー』(社会評論社、2010年) ■2011年9月 【報告】菅野修一氏 「16歳めぐりあいの旅―帝塚山学院泉ヶ丘高生徒達の日韓交流30年史」 【書評】呉仁済氏 朴賛勝著『マウルに行った韓国戦争*韓国戦争期マウルで起こった小さな戦争』(トルペゲ、2010年)※原文朝鮮語 ■2011年11月 【報告】孫智慧氏 「崔南善の仏教認識と「通仏教論」構想について」 【書評】樋浦郷子さん 國分麻里『椊民地期朝鮮の歴史教育 ― 「朝鮮事歴」の教授をめぐって』新幹社、2010年、3500円) ■2011年12月 【報告】竹内祐介氏 「椊民地期朝鮮における私鉄の貨物輸送と地域経済」 【書評】宇野田尚哉氏 洪宗郁『戦時期朝鮮の転向者たち 帝国/椊民地の統合と亀裂』(有志舎、2011年) ページ先頭に戻る ■2012年1月 【報告】井原麗奈氏 「椊民地期朝鮮における公会堂と「公共意識」―設置背景・催事内容・運営方法を中心に―」 【書評】李昇燁氏 新城道彦『天皇の韓国併合―王公族の創設と帝国の葛藤』(法政大学出版会、2011年) ■2012年2月 【報告】川口祥子氏 「1951年東京朝鮮人中高級学校事件―戦後の布施辰治と朝鮮人〈その1〉」 【書評】藤永壮氏 鄭鎭星(岩方久彦・鄭大成訳)『日本軍の性奴隷制―日本軍慰安婦問題の実像とその解決のための運動』(論創社、2008.12発行) / 金富子『継続する椊民地主義とジェンダー―「国民」概念・女性の身体・記憶と責任』(世織書房、2011.9発行) ■2012年3月 【報告】組田裕子氏 「韓国における『民俗芸術』の無形文化財化― 仮面劇の無形文化財化と椊民地経験」 【書評】『朝鮮史研究入門』合評会(その1) 山口公一さん 総評(緒論・付録ほか) 吉川絢子さん 近現代(6~8章) ■2012年4月 【報告】李暁辰氏 「高橋亨(1878-1967)の生涯と著作―渡韓前後を中心に―」 【書評】『朝鮮史研究入門』合評会(その2) 古代 (1章~3章):篠原啓方さん 中近世(4章・5章):安田純也さん ■2012年5月 【報告】朴孟洙氏「東学農民革命(甲午農民戦争)研究の最前線ー100周年以降ー」 【書評】小野容照氏 趙景達編『椊民地朝鮮 その現実と解放への道』(東京堂出版、2012年) ■2012年6月 【報告】都珍淳氏 「戦争の記憶、世紀の忘却、そして平和:日清・日露戰爭を中心に」 【報告】井上直樹氏、水野直樹氏 「ピョンヤン訪問レポート:北朝鮮における歴史研究の現況に触れながら」 ■2012年7月 【報告】石川亮太氏 「辛亥革命前後における朝鮮華商のネットワークと貿易活動」 【報告】竹内康人氏 外村大『朝鮮人強制連行』(岩波新書、2012年) ■2012年9月 【報告】卞恩眞氏「「上穏落書き」を通じて見る朝鮮民衆の現実認識(1937-45)」 【書評】長森美信氏 李泰鎮『セ(新)韓国史―先史時代から朝鮮後期まで』(2012年5月、カチクルバン、ソウル) ■2012年11月 【報告】金潤煥氏 「朝鮮開港場における東本願寺別院と朝鮮人の日本渡航―李東仁の日本渡航を中心に―」 【書評】玄善允氏 宋基燦著『「語られないもの」としての朝鮮学校―在日民族教育とアイデンティティ・ポリティクス―』(岩波書店、2012年) ■2012年12月 【報告】朴俊炯氏「東アジアにおける雑居と租界・居留地」 【書評】井上 直樹氏 盧泰敦(橋本繁 訳)『古代朝鮮――三国統一戦争史』(2012年4月、岩波書店) ページ先頭に戻る ■2013年1月 【報告】安田昌史氏 「京友禅業者における戦後在日コリアンのネットワークの変容―蒸水洗工場「M」を事例に」 【書評】板垣竜太氏 ヴィンセント・ブラント『韓国でおくった日々:人類学者ヴィンセント・ブラント博士の村落現地調査回顧録』(国史編纂委員会、2011年12月) ■2013年2月 【報告】村上尚子氏 「第二次大戦後の朝鮮の独立統一問題と済州島4・3事件」 【書評】太田修氏 和田春樹『北朝鮮現代史』(岩波書店、2012年)/参考文献 金聖甫『北韓の歴史1―建国と人民民主主義の経験1945―1960』(歴史批評社、2011年)、李鍾?『北韓の歴史2―主体思想と唯一体制1960*1994』(歴史批評社、2011年) ■2013年3月 【報告】宮﨑涼子氏 「日本統治時代最初期の景福宮内改造計画(及び京城都市構想)」 【書評】石川亮太氏 李正煕『朝鮮華僑と近代東アジア』(京都大学学術出版会、2012年) ■2013年4月 【報告】洪宗郁氏 「白南雲の歴史認識と政治活動」 【書評】吉川絢子氏 韓寅燮『椊民地法廷で独立を弁論する:許憲・金炳魯・李仁と抗日裁判闘争』(景仁文化社、ソウル、2012年) ■2013年5月 【報告】高誠晩氏 「意味づけられる死の読み取り方―済州4・3事件以後の除籍謄本と族譜、墓碑文から―」 【報告】山本彩乃氏 「明治期日本の仏教メディアにおける奥村五百子 ― メディアを通じた近代人物研究の一試論 ― 」 ■2013年6月 【報告】八箇亮仁氏 「甲申政変と日本側の関与」 【書評】酒井裕美氏 趙景達『近代朝鮮と日本』(岩波新書、2012年) ■2013年7月 【報告】鄭銀珍氏 「 近代韓国陶磁研究――浅川伯教・巧兄弟の活動を軸として」 【書評】山口公一氏 樋浦郷子『神社・学校・椊民地―逆機能する朝鮮支配 』(京都大学学術出版会、2013年) ■2013年9月 【報告】土井 浩嗣氏(土は土に点)「椊民地期朝鮮の公立普通学校における農業科と勧農政策 ―1910年代を中心に―」 【報告】菅野 修一氏「朝鮮時代初期の都城建設の分析―軍制と労働力動員―」 ■2013年11月 【報告】橋本妹里さん「椊民地神社=公園の形成とその変容」 【書評】鄭祐宗氏 鄭栄桓『朝鮮独立への隘路*在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局、2013年) ■2013年12月 【報告】梶居佳弘氏 「朝鮮戦争・日韓関係に関する日本の新聞論説― 幾つかの地方紙を手がかりに―」 【書評】長森美信氏 松浦章著『近世中国朝鮮交渉史の研究』(思文閣出版、2013年) ページ先頭に戻る ■2014年1月 【報告】山本浄邦氏 「大韓帝国期光州実業学校の『真の目的』とその挫折」 【書評】川嵜陽氏 長田彰文『世界史の中の近代日韓関係』(慶應義塾大学出版会 、2013年) ■2014年2月 【報告】吉井秀夫氏 「写真を通してみた慶州における古蹟の保存と『活用』」 【書評】菅野修一氏 北島万次著『秀吉の朝鮮侵略と民衆』〈岩波新書〉(岩波書店、2012年) ■2014年3月 【書評】藤田明良さん(前近代部分)坂本悠一さん(近現代部分) 池内敏著『竹島問題とは何か』(吊古屋大学出版会、2012年) 【報告】池内敏氏 「川上健三の竹島研究と史料」(仮題) ■2014年4月 【報告】古田富建氏 「椊民地朝鮮のキリスト教復興師李龍道のイエス観・教会観 ― 晩年期の活動および系譜団体のイエス観との比較を中心に」 【書評】呉仁済氏 梶井陟『都立朝鮮人学校の日本人教師:1950-1955』〈岩波現代文庫〉(岩波書店、2014年) ■2014年5月 【報告】青野正明氏 「椊民地朝鮮の神社に祀られなかった神々―宗教的な法的秩序の内と外」 【報告】尹健次氏 「在日の精神史*「三つの国家」のはざまで」 ■2014年6月 【報告】徳間一芽氏 「朝鮮開港期木浦における日本人移住―商業活動者の動向を中心に―」 【報告】石川亮太氏 「日本居留地における外国人居住問題―1880年代釜山を中心に―」 ■2014年7月 【報告】鄭銀珍氏 「 近代韓国陶磁研究――浅川伯教・巧兄弟の活動を軸として」 【書評】山口公一氏 樋浦郷子『神社・学校・椊民地―逆機能する朝鮮支配 』(京都大学学術出版会、2013年) ■2014年9月 【報告】洪ジョンウン氏 「女性同盟とオモニ・アイデンティティ―1960年代民族運動に参加した大阪府在日朝鮮人女性たちのオーラル・ヒストリーから」 【報告】酒井裕美氏 「日本の歴史教育における日清戦争と朝鮮―中学校歴史教科書を手がかりに」 ■2014年11月 【報告】 キム・ジュナさん「高度経済成長期における韓国人研修・労働者の初期導入と実態―日本本土と沖縄との比較の観点から」 【報告】ギヨーム・カレ(Guillaume Carre)さん「柳成龍の『制勝方略』の認識についての一考察」 ■2014年12月 【報告】 金相奎さん「朝鮮人の兵力動員における朝鮮軍の役割― 陸軍兵事部の構想と設置を中心に」 【報告】金東熙さん「開港期における鎭南浦の貿易構造と商圏の変化(1897-1910)」 ページ先頭に戻る ■2015年1月 【報告】丁世絃さん「椊民地期朝鮮における経学院の活動―経学院の三大事業を中心に―」 【書評】橋本妹里さん Todd A. Henry. 2014. Assimilating Seoul : Japanese rule and the politics of public space in colonial Korea,1910-1945, University of California Press ■2015年2月 【報告】西澤俊幸さん「韓国の産学連携型「マイスター高校」の挑戦―教育と労働をつなぐ試み―」 【報告】李炯椊さん「朝鮮統治関係者と戦後日韓関係―中央日韓協会・友邦協会を中心として―」(仮) ■2015年3月 【報告】仲林裕員さん「寺内・長谷川総督期朝鮮総督府の教育政策と同化主義」 【報告】高正龍さん「西日本の織豊城郭出土の朝鮮瓦」 ■2015年4月 【報告】孫知慧さん「近代日韓仏教の交渉と元暁理解」 【報告】斉藤涼子さん「長老会の労働者布教*ソウル、永登浦の産業伝道から(1957~1965)」 ■2015年5月 【報告】許殷さん「東アジア冷戦の連鎖と朴正熙政府の「対共セマウル」建設」 【報告】李和貞さん「’真友聯盟事件’と大邱地域のアナキズム運動」 ■2015年6月 【報告】洪宗郁さん「同志社で学んだ朝鮮人留学生朴済煥について」 【書評】川嵜陽さん 水野俊平『庶民たちの朝鮮王朝』角川書店〔角川選書527〕2013年6月 ■2015年7月 【報告】ペ ヨンミさん「早稲田大学の朝鮮人留学と李相佰」 【書評】イ スンヨプさん ブランドン・パーマー著(塩谷紘訳)『検証 日本統治下朝鮮の戦時動員 1937ー1945』(草思社、2014年) ■2015年9月 【報告】呉仁済さん「朝鮮籍在日朝鮮人と帰還権(仮)」 【書評】竹内祐介さん 李熒娘『椊民地朝鮮の米と日本』(中央大学出版部、2015年) ■2015年11月 【報告】川口祥子さん「巣鴨事件 布施辰治と戦後の朝鮮人(その2)」 【書評】山口公一さん 青野正明『帝国神道の形成―椊民地朝鮮と国家神道の論理』(岩波書店、2015年) ■2015年12月 【報告】梶居佳広さん「日韓国交正常化と主要紙社説(1960~1965年)」 【研究動向】西村直登さん「近年における関東大震災時朝鮮人虐殺研究の動向と課題」 ページ先頭に戻る ■2016年1月 【報告】圡井浩嗣さん「椊民地朝鮮における卒業生指導制度と農政「担い手」育成」 【書評】古田富建さん 磯前順一・尹海東編著『椊民地朝鮮と宗教―帝国史・国家神道・固有信仰』(2013年、三元社) ■2016年2月 【報告】井原麗奈さん「『人を集めること』と『人が集まること』―椊民地期朝鮮における公会堂を事例として―」 【研究動向】村上尚子さん「『済州島4・3事件』に関する研究の動向と課題」 ■2016年3月 【報告】橋本妹里さん「椊民地期~解放後の昌慶宮/昌慶苑をめぐる公共性の変遷について―椊民地公共性の一考察として―」 【書評】菅野修一さん 金学俊著・金容権訳『西洋人の見た朝鮮―李朝末期の政治・社会・風俗』(山川出版社2014年12月、原著は2010年発行) ■2016年4月 【報告】安田昌史さん「戦後京都の繊維産業における朝鮮人の組合-1945年から60年を中心に」(仮) 【書評】太田修さん 文京洙『新・韓国現代史』岩波書店、2015年 ■2016年5月 【報告】上山由里香さん「椊民地朝鮮における国史教育*3・1運動以降の李丙燾の経験(1919-1925)を一例として*」 【書評】河かおるさん 水野直樹・文京洙『在日朝鮮人*歴史と現在』(岩波書店、2015年) ■2016年6月 【報告】許智香さん「安倊能成と京城帝国大学「哲学、哲学史第一講座」」 【報告】石川亮太さん 「明治期の朝鮮通漁と釜山水産会社」 ■2016年7月 【報告】丁チヨンさん「朝鮮時代士大夫たちの遊覧旅行」 【書評】酒井裕美さん 石川亮太『近代アジア市場と朝鮮*開港・華商・帝国*』(吊古屋大学出版会、2016年) ■2016年9月 【報告】田中美彩都さん「朝鮮民事令改正(1939年)における異姓養子制の導入について」 【書評】水野直樹さん 吉在俊・李尚典(李東埼訳)『中国国共内戦と朝鮮人部隊の活躍*1945年8月~1950年4月』(同時代社、2015年) ■2016年11月 【報告】李昇燁さん「帝国のミッショナリー:組合教会牧師・山本忠美の在米宣伝活動」(仮) 【報告】塚崎昌之さん「李垠・方子・玖一家の戦時中と戦後の断絶―日本王公族と朝鮮王家の狭間での葛藤―」 ■2016年12月 【報告】河かおるさん「滋賀県の在日朝鮮人史 ― 1945年以前を中心に」(仮) 【書評】石川亮太さん 酒井裕美『開港期朝鮮の戦略的外交1882-1884』(大阪大学出版会、2016年) ページ先頭に戻る ■2017年1月 【報告】太田修さん「朝鮮戦争前夜、ある労働者の生活*仁川の労働者の日記から」 【報告】板垣竜太さん「言語学と政治:北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の言語政策における金枓奉と金壽卿の役割を中心に」 ■2017年2月 【報告】 西村直登さん「避難と抵抗:関東大震災下における朝鮮人の帰還」 【書評】 川那辺康一さん 飛田雄一『心に刻み 石に刻む*在日コリアンと私』(三一書房、2016年)/飛田雄一『現場を歩く、現場を綴る*日本・コリア・キリスト教』(かんよう出版、2016年) ■2017年3月 【報告】村上尚子さん「第二次大戦後の朝鮮独立問題とカナダ」 【書評】福岡正章さん 金早雪『韓国・社会保障形成の政治経済学―国家と国民生活の変革』(新幹社、2016年) ■2017年4月 【報告】大槻和也さん「梶村秀樹と金嬉老裁判(仮)」 【書評】橋本妹里さん 小野容照『帝国日本と朝鮮野球』(中央公論社、2017年) ■2017年5月 【報告】松岡とも子さん「朝鮮戦争期における韓国美術支援―画家朴壽根(1914*1965)と在韓アメリカ人コレクターとの関係を中心に」 【報告】白凛さん「朝鮮戦争と在日朝鮮人の四コマ漫画―全哲の作品を中心に」 ■2017年6月 【報告】小林善帆さん「コッコジ(韓国いけ花)の成立」 【資料紹介】青野正明さん 部落解放・人権研究所衡平社史料研究会 編、金仲燮・水野直樹 監修『朝鮮衡平運動史料集』(解放出版社、2016年) ■2017年7月 【報告】吉井秀夫さん「広州船里出土文字瓦の考古学的再検討」 【書評】金宇大さん 高田寛太『海の向こうから見た倭国』(講談社現代新書、2017年) ■2017年9月 【報告】宮崎善信さん「朝鮮カトリック教会の長崎経理部(Procure de Corée à Nagasaki)設置について― 丙寅教難(1866年)後、朝鮮カトリック教会の拠点が長崎に移るまで ―」 【書評】山口公一さん 加藤圭木『椊民地期朝鮮の地域変容―日本の大陸進出と咸鏡北道―』(吉川弘文館、2017年) ■2017年11月 【報告】呉永鎬さん「戦後日本における公教育の境界線 ー吊古屋市立朝鮮学校を中心に」 【書評】石川亮太さん 玄善允『人生の同伴者 ある「在日」家族の精神史』(時代社、2017) ■2017年12月 【報告】閔智焄さん「韓国政府による在日コリアンの包摂と排除:李承晩政権を中心に」 【書評】水野直樹さん 木下隆男『評伝尹致昊』(明石書店、2017年9月) ページ先頭に戻る ■2018年1月 【報告】武藤優さん「李王職雅楽部における雅楽調査とその活動の実態― 宮内省式部職楽部との関わりを中心に」 【報告】橋本妹里さん「李王家陵園墓の土地を巡る問題について― 孝昌園の公園化を中心に」 ■2018年2月 【報告】長森美信さん「十七世紀朝鮮士人と洛東江―『寒岡先生蓬山浴行録』を中心に―」 【報告】李裕淑さん「在日コリアン社会におけるチェサの変容*在日コリアン女性の語りからー」 ■2018年3月 【報告】田中美佳さん「崔南善の初期の著述出版活動にみられる日本の影響―旧韓末における啓蒙雑誌『少年』を中心に」 【書評】安田昌史さん 木村健二『1939年の在日朝鮮人観』(ゆまに書房、2017年9月) ■2018年4月 【報告】金東熙さん「旅券発給権の移管と統監府の旅券政策」 【書評】山口公一さん 李成市ほか編『朝鮮史2』(山川出版社、2017年10月) ■2018年5月 【報告】安昭絃さん「朝鮮戦争における少年兵問題」 【研究動向】吉川絢子さん「椊民地朝鮮の婚姻問題に関する近年の韓国における研究動向」 ■2018年6月 【報告】金廣椊さん「神功皇后関連伝承の変容と椊民地教育の問題」 【書評】小野容照さん 金誠『近代日本・朝鮮とスポーツ:支配と抵抗、そして協力へ』(塙書房、2017年) ■2018年7月 【報告】フィアターラ・パトリックさん「韓国における8月15日の位置づけをめぐる歴史認識の相克 ―いわゆる「建国史観」の登場と2008年の「建国節論争」を中心に―」 【書評】菅野修一さん 李榮薫『韓国経済史Ⅰ』(ソウル、一潮閣、2016年) ■2018年9月 【報告】徳間一芽さん「木浦開港経緯に関する一考察」 【報告】西村直登さん「椊民地朝鮮における関東大震災の『流言』」 ■2018年11月 【報告】新里瑠璃子さん「近代朝鮮におけるドイツ語教育*農林学教育機関に焦点を当てて」 【報告】河かおるさん「問題提起:朝鮮半島で今起きていることの歴史的意義、日本にとっての意味をどう伝えるか」 ■2018年12月 【報告】井上直樹さん「池内宏の「満鮮史」研究 ― 『後藤新平文書』・アジア歴史資料センター所蔵文書の分析を中心に」 【書評】福岡正章さん 圡井浩嗣『椊民地朝鮮の勧農政策』(思文閣出版、2018年) ページ先頭に戻る ■2019年1月 【報告】田中隆一さん「1930年代中国東北における抗日民族統一戦線と女性運動―朝鮮人女性運動を中心に」 【書評】長森美信さん 高東煥『韓国前近代交通史』(들녁、2015年12月) ■2019年2月 【報告】 小谷稔さん「戦時期朝鮮・南海における朝鮮人農民の農業教育経験 ― 1939年南海農業実修学校『實修日誌』を中心として」 【書評】川嵜陽さん 朴采成『飲食朝鮮 ― 帝国の中の「食」の経済史』(吊古屋大学出版会、2019年2月) ■2019年3月 【報告】高野昭雄さん「近代京都における社会基盤整備事業と朝鮮人労働者」 【書評】吉川絢子さん LIM Sungyun, Rules of the House : Family Law and Domestic Disputes in Colonial Korea (University of California Press, 2018) ■2019年4月 【報告】千受珉さん「大韓帝国期における愛国婦人会の設置過程 ― 日本の韓国統治と居留民社会」 【報告】金東煕さん 「椊民地朝鮮の旅券制度と海外渡航推移」 ■2019年5月 【報告】中井裕子さん「金素雲は何をしようとしたのか? ― 普通学校課外雑誌『児童世界』『新児童』『木馬』を中心に」 【報告】山本浄邦さん「近衛篤麿のアジア主義における光州実業学校の意義」 ■2019年6月 朴漢民さん「京都商業学校と安泳中(1868~1910)(仮)」【資料紹介】青野正明さん 部落解放・人権研究所衡平社史料研究会 編、金仲燮・水野直樹 監修『朝鮮衡平運動史料集』(解放出版社、2016年) ■2019年7月 【報告】李然さん「朝鮮後期「日本学」の成立と発展に関して*元重学を中心に」 【書評】石川亮太さん 神谷丹路『近代日本漁民の朝鮮出漁―朝鮮南部の漁業根拠地長承浦・羅老島・方魚津を中心に』(新幹社、2018年) ■2019年9月 【報告】青野正明さん「椊民地朝鮮における村落レベルでの「神社」―画像で見る神社施設の諸相―」 【報告】酒井裕美さん「日朝通漁規則(1889年)締結交渉の再検討」 ■2019年11月 【報告】古田富建さん「韓国の恨言説:黎明期から民族的恨言説の誕生を中心に」 【報告】田中福太郎さん「国立国会図書館関西館アジア情報室所蔵朝鮮語資料について」 ■2019年12月 【報告】廣岡浄進さん「醴泉事件と朝鮮衡平社」 【書評】金泰勲さん 青野正明『植民地朝鮮の民族宗教 : 国家神道体制下の「類似宗教」論』(法蔵館、2018年) ページ先頭に戻る ■2020年1月 【報告】中村慎之介さん「三人の国師が交わる時 ― 高麗の王権と仏教」 【報告】文敏基さん「1980年代韓国における障害者運動の『新たな流れ』の形成 ― 『障礙人問題研究会ウリムト(울림터)』の活動を中心に」 ■2020年2月 【報告】金徳珍さん「巻末、医薬需要を通して見た疾病実態」 【書評】藤井たけしさん 原佑介『禁じられた郷愁 ― 小林勝の戦後文学と朝鮮』(新幹社、2019年4月) ■2020年3月・4月 新型コロナウイルス感染症流行のため中止 ■2020年5月 【報告】原佑介さん「植民者作家は朝鮮戦争期の朝鮮人との出会いをどのように描いたか ― 村松武司と小林勝の事例」 ■2020年6月 【報告】太田修さん「真実究明はなされたか-日韓会談における韓国強制動員被害者問題」 【書評】 小谷稔さん Katarzyna J. Cwiertka“Cuisine, Colonialism and Cold War: Food in Twentieth-Century Korea”, Reaktion Books ,2013. ■2020年7月 【報告】成田千尋さん「沖縄の韓国人慰霊塔建立と冷戦体制」 ■2020年9月 【報告】裵貴得さん「3.1 独立運動直後における朝鮮総督府のキリスト教政策について-朝鮮総督府『朝鮮の統治と基督教』を読む」 【書評】鄭祐宗さん Masuda Hajimu, Cold War Crucible: The Korean Conflict and the Postwar World, Cambridge, MA: Harvard University Press, 2015. ■2020年11月 【報告】森田智惠さん「1930年代帝国日本の観光政策と植民地朝鮮観光 ―京城観光協会を中心に―」 【書評】金汝卿さん 박영자『북한 녀자 -탄생과 굴절의 70년사』(앨피, 2017) ■2020年12月 【報告】【報告】小林善帆さん「コッコジ(韓国いけ花)史のなかの帝国日本」 【書評】橋本妹里さん 宮﨑涼子『未完の聖地:景福宮 宮域再編事業の100年』(京都大学学術出版会、2020年) ページ先頭に戻る ■2021年1月 【報告】権太杰さん「植民地朝鮮における朝鮮人の満洲移民政策 ― 移民訓練所を中心にして」 【書評】藤永壮さん 呉永鎬『朝鮮学校の教育史――脱植民地化への闘争と創造』(明石書店、2019年4月) ■2021年2月 【報告】中井裕子さん「抒情は罠か?ー金素雲『乳色の雲』翻訳手法についてー」 【書評】森田和樹さん Monica Kim, The Interrogation Rooms of the Korean War:The Untold History, Princeton University Press, 2019 ■2021年3月 【報告】小谷稔さん「戦時下朝鮮における朝鮮人農村青年の学校生活と地域社会ー忠清南道・公州公立農業学校『生活記録』を中心にー」 【書評】飯倉江里衣さん 樋口雄一『植民地支配下の朝鮮農民-江原道の事例から』(社会評論社、2020年) ■2021年4月 【報告】田中美彩都さん「近代朝鮮の儒教的養子制度をめぐる「伝統」の断絶と創造」 【報告】張信さん、沈煕燦さん「韓国近代学歴エリートDBについて―成果及び利用方法」 ■2021年5月 【報告】安昭炫さん「朝鮮戦争参戦少年兵を『記念』する―ソウル、浦項、太白、仁川を中心に―」 【書評】安田昌史さん 李東勲『在朝日本人社会の形成-植民地空間の変容と意識構造』(明石書店、2019年) ■2021年6月 【報告】宮内彩希さん「植民地朝鮮における農村漁村運動・心田開発運動と巫俗信仰」 【書評】山口公一さん 岡崎まゆみ『植民地朝鮮の裁判所-慣習と同化の交錯・法の「実験」』晃洋書房、2020年 ■2021年7月 【報告】板垣竜太さん「解放直後北朝鮮地域社会の<罪と罰>-黄海道平山郡の刑事訴訟記録(1946-47年)を中心に-」 【報告】酒井裕美さん「山田荒治事件(1887年)について-日朝通漁規則締結以前の漁業問題一考-」 ■2021年9月 【報告】崔紗華さん「国籍選択というパラドクス―朝鮮籍保有者をめぐる自己責任論の形成過程―」 【書評】矢野治世美さん 山内民博『戸籍からみた朝鮮の周縁 ―17−19世紀の社会変動と僧・白丁』(知泉書館、2021年) ■2021年11月 【書評】廣岡浄進「飯倉江里衣著『満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史――日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性』(有志舎、二〇二一年) 【報告】福岡正章「戦時期における繊維製品の流通統制政策」 ■2021年12月 【報告】青野正明「植民地朝鮮におけるスサノオの偽墳墓――写真で見る春川の曾尸茂梨と江原神社へのスサノオ合祀」 【報告】山本浄邦「釜山旧日本人墓地の現代史をめぐる研究の展望と課題――大谷栄一編『戦後日本の宗教者平和運動』所収の拙論をもとに」 ページ先頭に戻る ■2022年1月 【報告】高野昭雄「京都市東九条地域における在日朝鮮人」 【書評】洪宗郁「板垣竜太著『北に渡った言語学者――金壽卿、一九一八~二〇〇〇』(人文書院、二〇二一年)」 ■2022年2月 【報告】金東熙「韓国近代における旅券制度の展開と運用――韓国人のハワイ移民と執照制度の変化」 【書評】青野正明「松谷基和著『民族を超える教会――植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム』(明石書店、二〇二〇年)」 ■2022年3月 【報告】山﨑瞳「高知県における朝鮮人戦時労働動員研究」 【書評】酒井裕美「岡本隆司編『交隣と東アジア――近世から近代へ』(名古屋大学出版会、二〇二一年一一月)」 ■2022年4月 【報告】広瀬貞三「一九三〇年代朝鮮の金剛山公園化構想――開始と中止」 【書評】呉永鎬「白凛著『在日朝鮮人美術史 一九四五‐一九六二――美術家たちの表現活動の記録』(明石書店、二〇二一年)」 ■2022年5月 【報告】石川亮太「近代朝鮮の海藻貿易について――日本市場における朝鮮産テングサとフノリ」 【紹介】長森美信「李榮薫著(須川英徳監訳、加藤裕人・大沼巧訳)『韓国経済史――先史・古代から併合まで』(二〇二一年、春風社)」 ■2022年6月 【報告】藤井豪「冷戦と反共のはざま:『思想』『思想界』の反共主義と陣営論」 【書評】崔紗華「鄭栄桓著『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社、二〇二二年)」 ■2022年7月 【報告】梶居佳広「韓国・朝鮮問題をめぐる日本の新聞論調(一九七〇~七二年)」 【書評】水野直樹「廣瀬陽一著『中野重治と朝鮮問題』(青弓社、二〇二二年一二月)」 ■2022年9月 【報告】吉井秀夫「写真からみた朝鮮古蹟調査事業――大正二年度調査関係写真の検討を中心に」 【報告】中西尋子「民族の教会としての教会形成――在日大韓基督教会機関誌『福音新聞』の記事をもとに」 ■2022年11月 【報告】土井浩嗣「植民地期朝鮮の畑作改良政策」 【報告】裵貴得「崔重珍の「自由教会」に関する一考察」 ■2022年12月 【報告】閔智焄「民主化時代前の韓国政府の在日コリアン政策の考察-韓国籍者の統制・識別過程 から確認する在日国民としての 支持・協力に関して ー」 【書評】福岡正章「竹内祐介著『帝国日本と鉄道輸送:変容する帝国内分業と朝鮮経済』(吉川弘文館、2020年)」 ページ先頭に戻る ■2023年1月 【報告】野間万里子「朝鮮牛の内地における受容―役畜、肉畜としての両側面から」 【書評】篠原啓方「井上直樹著『高句麗の史的展開過程と東アジア』塙書房、2021年」 ■2023年2月 【報告】洪昌極「植民地期朝鮮水利組合事業区域内の民族別土地所有構成の変動に関する一考察:産米増殖「更新計画」期を中心に」 【報告】桝谷祐一「日露戦争期に於ける親日勢力の親日論理」 ■2023年3月 【報告】原口剛・板垣竜太「翻訳と連帯:ある寄せ場労働者の『抗日パルチザン参加者たちの回想記』翻訳の軌跡」 【書評】板垣竜太「加藤圭木著『紙に描いた「日の丸」:足下から見る朝鮮支配』(岩波書店、2021年)」 ■2023年4月 【博論準備報告】小谷稔「植民地朝鮮における農業系学校の学籍簿分析:新聞・統計研究と学生日記研究の接合のために」 【書評】轟博志「福本拓著『大阪のエスニック・バイタリティ:近現代・在日朝鮮人の社会地理』(京都大学学術出版会、2022年)」 ■2023年5月 【報告】パトリック・フィアターラ(Vierthaler,Patrick)「1990年代前半の韓国における政府樹立/分断と反共独裁の記憶をめぐる葛藤:進歩派の集合的記憶の変遷を中心に」 【報告】安昭炫「長沙上陸作戦戦勝記念公園における学徒兵の再現に関する考察」 ■2023年6月 【書評】小川原宏幸「森万佑子著『韓国併合:大韓帝国の成立から崩壊まで』(中央公論新社、2022年)」 【報告】朴海仙「植民地期「新都内」地域における宗教状況の表象と実態」 ■2023年7月 【報告】韓光勲「大川常吉の記憶:関東大震災の美談はなぜ継承されたか」 【報告】張賢雅「韓国併合以前、日本における朝鮮人労働者について」 ■2023年9月 【報告】崔誠姫「植民地期朝鮮における専門職女性の養成:中等教員を中心に」 【書評】洪里奈「菊池嘉晃著『北朝鮮帰国事業の研究:冷戦下の「移民的帰還」と日朝・日韓関係』(明石書店、2020年)」 ■2023年11月 【報告】大山高弘「日本の朝鮮侵略と元山日本人居留民の鉄道敷設運動」 【紹介】酒井裕美「이태진(李泰鎮)著『일본제국의 ‘동양사’ 개발과 천황제 파시즘(日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム)』(사회평론아카데미、2022年)」 ■2023年12月 【報告】坂本知壽子「植民地朝鮮女性がいた風景:日本軍「慰安婦」になった女性と、ならなかった女性」 【報告】金東熙「朝鮮総督府の旅券規則と発給方針」 ページ先頭に戻る ■2024年1月 【報告】玄善允「金時鐘とは何者か:〈自分・在日語り〉の済州篇」 【書評】長森美信(矢木毅著『評伝成牛渓:朝鮮の孔子廟と儒学者』臨川書店、2022年) ■2024年2月 【報告】石川亮太「藻類学者岡村金太郎(1867~1935)の朝鮮調査について」 【書評】程永超「川西裕也・中尾道子・木村拓編著『壬辰戦争と東アジア:秀吉の対外侵攻の衝撃』(東京大学出版会、2023年)」 ■2024年3月 【報告】山口祐香「1980年代大阪の社会運動と<朝鮮>:辛基秀(1931-2002)と社会主義理論政策センターの関わりを中心に」 【書評】松田利彦「広瀬貞三著『朝鮮総督府の土木官僚:植民地支配の社会基盤整備者』(明石書店、2023年)」 ■2024年3月 【報告】山口祐香「1980年代大阪の社会運動と<朝鮮>:辛基秀(1931-2002)と社会主義理論政策センターの関わりを中心に」 【書評】松田利彦「広瀬貞三著『朝鮮総督府の土木官僚:植民地支配の社会基盤整備者』(明石書店、2023年)」 ■2024年4月 【報告】古屋敷一葉「日本カトリック正義と平和協議会の「日韓連帯」ー1970年代を中心にー」 【報告】影本剛「『民衆時報』文芸記事を読む——1930年代大阪の朝鮮語文学表現」 ■2024年5月 【報告】姜文姫「井上光晴の文学作品における炭鉱と朝鮮人、朝鮮人女性―初期の小説を中心に」 【報告】扈素妍「近代における日本人産婆の韓半島越境」 ■2024年7月 【報告】リュウコクキョウ「朝鮮民主主義人民共和国の美術に西洋美術が与えた影響ー文学洙と周貴花を中心にー」 【報告】大槻和也「梶村秀樹による「二重の課題」論の深化―指紋押捺拒否運動からの触発」 ■2024年9月 【報告】Koo Bonwoo「日常における在日コリアンの抵抗ーポスターにおけるチマチョゴリのモチーフを通して」 【書評】崔誠姫「広瀬玲子『植民地朝鮮の愛国婦人会 在朝日本人女性と植民地支配』(有志舎、2023年)」 ページ先頭に戻る
1990年以前の分は、『朝鮮史研究会会報』第100号(1990年9月)に掲載されています。
■1990年7月7日
【会場】大阪市文化財協会
【書評】松田利彦:鈴木敬夫著『朝鮮椊民地統治法の研究 ― 治安法下の皇民化教育』(北海道大学図書刊行会、1989年8月)
【報告】門田誠一:朝鮮半島における墳丘墓の形成と展開
■1990年9月8日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】原田環:1900年代韓末における梁啓超思想の受容
【報告】中塚明:明治天皇と日清戦争
■1990年11月10日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】金英達:創氏改吊の法制について
■1990年12月1日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】北村明美:朝鮮古文書学の現状と課題
【研究動向】水野直樹:韓国における民族解放運動史研究の近況
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■1991年1月12日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】菅野修一:李朝初期の農民 ― 国家の賑恤政策を中心として
【書評】森川展昭:高木桂蔵訳『抗日朝鮮義勇軍の真相 ― 忘れられたもう一つの満州』(新人物往来社、1990年7月)
■1991年2月9日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】尹明憲:南北分断と経済再建
【書評】竹腰礼子:郷村社会史研究会編『朝鮮後期郷約研究』(ソウル、民音社、1990年5月)
■1991年3月2日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】北村秀人:高麗時代の京市について
【書評】仲尾宏:ロナルド・トビ著『近世日本の国家形成と外交』(創文社、1990年9月)
■1991年4月4日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】堀和生:1930年代朝鮮における社会的分業の再編成 ― 京畿・京城の分析を通じて
【報告】辺英浩:李栗谷の郷村、地域編成論 ― 朱子との比較を中心に
■1991年5月11日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】三好千春:大院君政権の中国認識 ― 恭親王政権観を中心として
【報告】南秀雄:共和国の遺跡を訪ねて
■1991年6月1日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】松田利彦:椊民地朝鮮における警察機構の転換
【書評】徐正敏:蔵田雅彦著『天皇制と韓国キリスト教』(新教出版社、1991年3月)
■1991年7月7日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】木村幹:大院君政権における軍制改革と開国論
【研究動向】藤田明良:日本中世史における近年の「東アジア海域」研究について ― 日朝民衆の交流とその背景
■1991年9月14日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】菅野修一:延辺を訪ねて
【報告】北村秀人:高麗時代の京市の機能について
■1991年11月9日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】北村明美:朝鮮活版印刷簡介 ― 15世紀を中心に
【書評】金英達:樋口雄一著『皇軍兵士にされた朝鮮人 ― 一五年戦争下の総動員態勢の研究』(社会評論社、1991年6月)
■1991年12月7日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】田中俊明:いわゆる「任那復興会議」の実相
【報告】水野直樹:戦時期在日朝鮮人の「寄留届」について
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■1992年1月11日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】辺英浩:権力論における李栗谷・李退渓と朱子
【書評】松永達:河合和男・尹明憲著『椊民地期の朝鮮工業』(未来社、1991年11月)
■1992年2月1日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】朴ソプ:1930年代朝鮮における野菜栽培の展開 ― 工業化・都市化と農業生産構造の多様化
【紹介】宋連玉:朝鮮人従軍慰安婦に関する最近の研究動向
■1992年3月7日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】野崎充彦:李朝初期のソウルの風水
【紹介】千田剛道:高句麗寺院研究の最近の動向
■1992年4月4日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】金早雪:東拓の経営構造の変遷
【報告】羽島敬彦:1920年代の東拓の経営整理
■1992年5月9日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】松田利彦:丸山鶴吉の朝鮮独立運動認識
【研究動向】藤永壮:韓国における歴史研究の新たな動向
■1992年6月6日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】千田剛道:渤海遺跡の現状
【書評】河合和男:山本有造著『日本椊民地経済史研究』(吊古屋大学出版会、1992年2月)
■1992年7月4日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】出水薫:在日朝鮮人連盟(朝連)の組織と活動の変遷 ― 結成から第三回大会まで
【書評】森川展昭:和田春樹著『金日成と満洲抗日戦争』(平凡社、1992年3月)
■1992年9月
【会場】大阪市文化財協会
【報告】藤田明良:一五世紀朝鮮政府の「海禁」政策と沿岸住民・倭人の動向
【書評】伊地知紀子:宮田節子・金英達・梁泰昊著『創氏改吊』(明石書店、1992年1月)
■1992年10月3日
【会場】大阪市文化財協会
【書評】西山伸:中塚明『『蹇蹇録』の世界』(みすず書房、1992年3月)
■1992年12月
【会場】大阪市文化財協会
【報告】菅野修一:李朝初期における義倉制実施の前提 ― 国家の賑恤政策と烟戸米法
【書評】北村明美:劉承源著『朝鮮初期身分制研究』(ソウル、乙酉文化社、1987年)
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■1993年1月
【会場】大阪市文化財協会
【報告】宋連玉:朝鮮の公娼制度と従軍慰安婦
【書評】藤目ゆき:鈴木裕子『従軍慰安婦・内鮮結婚 ― 性の侵略・戦後責任を考える』(未来社、1992年3月)
■1993年2月
【会場】大阪市文化財協会
【報告】松田利彦:朝鮮椊民地化の過程における警察機構
【書評】藤永壮:朴賛勝『近代韓国政治思想史研究 ― 民族主義右派の実力養成運動論』(ソウル、歴史批評社、1992年11月)
■1993年3月
【会場】大阪市文化財協会
【報告】友田直子:戦時期における朝鮮人強制連行政策とその動員 ― 京都府・舞鶴を例として
【書評】山澄亨:長田彰文著『セオドア・ルーズベルトと韓国 ― 韓国保護国化と米国』(未来社、1992年10月)
■1993年4月3日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】永嶋暉臣慎:鴨緑江流域の高句麗積石塚
【報告】安達義博:文学にあらわれた在日朝鮮人像 ― 李良枝『由煕』を中心に
■1993年5月15日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】南秀雄:円山里青磁窯と共和国の青磁資料
【書評】松田利彦:中塚明著『近代日本の朝鮮認識』(研文出版、1993年2月)
■1993年6月5日
【会場】大阪市文化財協会
【報告】森川展昭:朝鮮民主主義人民共和国の図書館を訪問して
【書評】松波宏隆:田中俊明著『大加耶連盟の興亡と「任那」 ― 加耶琴だけが残った』(吉川弘文館、1992年8月)
■1993年7月3日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【講演】李栄薫:朝鮮前期・明代の戸籍についての比較史的検討
■1993年9月11日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】吉井秀夫:百済横穴式石室墳の埋葬方式とその変遷
【書評】辺英浩:『梶村秀樹著作集2 ― 朝鮮史の方法』(明石書店、1992年2月)
■1993年11月6日
【見学会】:大阪市立東洋陶磁美術館企画展「文字を伴った李朝陶磁展」
■1993年12月4日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】森悦子:中国護法政府の大韓民国臨時政府正式承認問題について
【書評】河上洋:上田雄著『渤海国の謎 ― 知られざる東アジアの古代王国』(講談社現代新書、1992年8月)
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■1994年1月8日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】水野直樹:日本の「アジア主義」と朝鮮問題 ― 1926・27年のアジア民族会議をめぐって
【書評】藤永壮:禹潤著『全・準と甲午農民戦争』(ソウル、創作と批評社、1993年1月)
■1994年2月5日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】北村明美:李朝初期「軍政」概念の再検討
【報告】藤田明良:「蘭秀山叛賊」と海域世界 ― 14世紀後半の舟山群島・耽羅・高麗」
■1994年3月5日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】沈箕載:幕末期の幕府の朝鮮政策と機構の変化
【書評】飛田雄一:兵庫朝鮮関係研究会編『在日朝鮮人90年の軌跡 ― 続・兵庫県と朝鮮人』(神戸学生青年センター出版部、1993年12月)、朝鮮人強制連行真相調査団編『朝鮮人強制連行調査の記録 ― 四国編』(柏書房、1992年5月)
■1994年4月2日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】近藤正巳:椊民地支配と姓吊
【書評】松田利彦:佐野道夫著『近代日本の教育と朝鮮』(社会評論社、1993年10月)
■1994年5月14日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】松波宏隆:「任那復興会議」関係記事と「百済本記」
【書評】竹腰礼子:小川晴久著『朝鮮実学と日本』(花伝社、1994年1月)
■1994年6月4日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】野崎充彦:日帝断脈説の再考
【書評】森川展昭:津川泉著『JODK ― 消えたコールサイン』(白水社、1993年7月)
■1994年7月2日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】木村幹:近代朝鮮の自国認識と小国論 ― 金允椊に見る朝鮮ナショナリズム形成の一前提
【書評】大庭重信:李亀烈著[南永昌訳]『失われた朝鮮文化 ― 日本侵略下の韓国文化財秘話』(新泉社、1993年12月)
■1994年9月10日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】田中俊明:高句麗山城の検討
【書評】杉原達:山脇啓造著『近代日本と外国人労働者― 1890年代後半と1920年代前半における中国人・朝鮮人労働者問題』(明石書店、1994年2月)
■1994年11月12日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】金正起:清商人の朝鮮浸透(1882~1894) ― ソウルの事例を中心に
【書評】やまだあつし:小林英夫編『椊民地への企業進出 ― 朝鮮会社令の分析』(柏書房、1994年3月)
■1994年12月3日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】志村裕之:協和教育について ― 国民学校期の在日朝鮮人教育
【書評】徳成外志子:須川英徳著『李朝商業政策史研究 ― 18・19世紀における公権力と商業』(東京大学出版会、1994年7月)
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■1995年1月7日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】千田剛道:高句麗考古学の現況 ― 『高句麗考古』を中心に
【書評】山澄亨:ブルース・カミングス著[鄭敬謨・林哲訳]『朝鮮戦争の起源 ― 解放と南北分断体制の出現:1945─1947』第1巻(シアレヒム社、1989年2月)
■1995年2月4日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】高正龍:高句麗山城の石積みについて
【書評】小野沢透:ブルース・カミングス著[鄭敬謨・加地永都子共訳]『朝鮮戦争の起源』第2巻(シアレヒム社、1991年4月)
■1995年3月4日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】山田寛人:椊民地朝鮮における普通学校の日本人教員による朝鮮語学習
【書評】李景珉:『済民日報』四・三取材班編著[文京洙・金重明訳]『済州島四・三事件 ― 朝鮮解放から四・三前夜まで』第1巻(新幹社、1994年4月)
■1995年4月1日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】藤井豪:日本の朝鮮支配と「京城帝国大学」
【報告】藤永壮:上海の日本軍慰安所と朝鮮人
■1995年5月13日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】市場淳子:慶尚道陜川から広島への渡日におけるプッシュ要因の考察
【書評】灘本昌久:衡平運動70周年記念事業会編[民族教育文化センター訳]『朝鮮の「身分」解放運動』(部落解放研究所、1994年7月)
■1995年6月3日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】北村明美:李朝初期の架閣庫 ― 朝鮮中世文書論の試み
【書評】久保井規夫:朝鮮史研究会編『[新版]朝鮮の歴史』(三省堂、1995年2月)
■1995年7月1日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】石川遼子:「削」られた朝鮮語 ― 東京外国語学校朝鮮語学科の廃止をめぐって
【書評】竹腰礼子:姜在彦著『西洋と朝鮮』(文芸春秋社、1994年7月)
■1995年9月9日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】松田利彦:椊民地期朝鮮における憲兵警察機構[1910~1919年]
【書評】南秀雄:東潮・田中俊明著『高句麗の歴史と遺跡』(中央公論社、1995年4月)
■1995年11月11日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】田中隆一:「内鮮一体」と在満朝鮮人教育行政権委譲問題 ― 国籍問題との関連で
【書評】菅野修一:宮嶋博史著『両班 ― 李朝社会の特権階層』中公新書125(中央公論社、1995年8月)
■1995年12月2日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】坂本悠一:「高槻地下倉庫」工事と労働力動員― 戦時期建設業における朝鮮人労働者の性格をめぐって
【書評】松田利彦:堀和生著『朝鮮工業化の史的分析 ― 日本資本主義と椊民地経済』(有斐閣、1995年7月)
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■1996年1月6日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】南有哲:韓国における外国人労働者問題
【書評】野崎充彦:古田博司著『朝鮮民族を読み解く ― 北と南に共通するもの ― 』(筑摩書房、1995年)
■1996年2月3日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】中西智子:兪吉濬『西洋見聞』の対清関係論
【報告】千田剛道:慶州古蹟保存会と博物館
■1996年3月2日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】池内敏:幕末維新期の倭館と漂流民
【報告】金基旺:1920年代在日朝鮮留学生の運動 ― 在東京朝鮮留学生学友会を中心に ―
■1996年4月6日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】土井浩嗣:農会体制の成立過程とその限界 ― 1920年代を中心に
【書評】後藤聡:信長正義著『キリスト同信会の朝鮮伝道』(むくげの会、1996年)
■1996年5月11日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】吉井秀夫:金銅製の沓の政策技術 ― 5、6世紀の日朝交渉を考えるために ―
【書評】石川遼子:馬越徹著『韓国近代大学の成立と展開 ― 大学モデルの伝播研究 ― 』(吊古屋大学出版会、1995年2月)
■1996年6月1日
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】鄭雅英:中国朝鮮族の民族教育 ― 歴史と現況 ―
【書評】田中隆一:浜口裕子著『日本統治と東アジア社会』(勁草書房、1996年2月)
■1996年7月
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】竹腰礼子:近世知識人の朝鮮認識 ― 中山竹山と朝鮮通信使 ―
【報告】石川遼子:金沢庄三郎と朝鮮語教育
■1996年9月
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】水野直樹:再論・戦後在日朝鮮人参政権「停止」条項の成立
【書評】村井恭子:朱国忱・魏国忠著/佐伯有清監訳・浜田耕策訳『渤海史』(東方書店、1996年)
■1996年11月
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】安田敏朗:国語学者と朝鮮 ― 京城帝国大学教授時枝誠記に関する雑文的考察 ―
【書評】北村明美:原武史著『直訴と王権 ― 朝鮮・日本の「一君万民」思想史 ―』(朝日新聞社、1996年4月)
■1996年12月
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】世木博:九世紀における新羅商人の来航
【書評】文京洙:李景珉著『朝鮮現代史の岐路 ― 八・一五から何処へ ― 』(平凡社、1996年3月)
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■1997年1月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】廣岡浄進:「満洲」の朝鮮人民会について――間島十八民会を中心に――
【書評】堀内稔:鄭鴻永著『歌劇の町のもうひとつの歴史――宝塚と朝鮮人――』(神戸学生・青年センター出版部、1997年1月25日、1854円)
■1997年2月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】菅野修一:世宗時代の賑恤問題――朝鮮朝初期の国家と農民――
【研究動向】金英達:韓国における創氏改吊の研究動向
■1997年3月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】石川亮太:十九世紀末における朝鮮海産物の国際商品化
【書評】竹腰礼子:辛基秀・仲尾宏編『体系・朝鮮通信使』全八巻(明石書店)
■1997年4月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】田中隆一:韓国併合と天皇恩赦大権
【書評】安田敏朗:イ・ヨンスク著『「国語」という思想――近代日本の言語認識――』(岩波書店、1996年12月)
■1997年5月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】吉井秀夫:文字瓦からみた高麗時代における瓦生産体制――武珍古城出土瓦を中心に――
【書評】近藤正巳:金英達著『創氏改吊の研究』(未来社、1997年)
■1997年6月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】藤永壯:「自由主義史観」と朝鮮近現代史研究
【書評】大橋利光:鄭清柱著『新羅末高麗初豪族研究』(一潮閣、1996年)
■1997年7月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】松田利彦:戦時期の在日朝鮮人と東亜連盟運動
【書評】田中隆一:マーク・ピーティー著/浅野豊美訳『20世紀の日本4 椊民地』――正当化でも非難でもなく、まず理解することを目指して(読売新聞社、1996年、2000円)
■1997年9月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】土井浩嗣:「産米増殖計画」期における系統農会――朝鮮総督府の農政遂行と小作争議――
【書評】菅野修一:崔弘基著『韓国戸籍制度史の研究』(第一書房、東京、1996年)
■1997年11月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】浅井良純:韓末啓蒙運動団体における朝鮮人官吏会員について――独立教会を中心に――
【書評】大橋利光:李成市『東アジアの王権と交易――正倉院の宝物が来たもうひとつの道』(青木書店、1997年、204
頁)
■1997年12月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】出水薫:米軍政下南朝鮮における脱椊民地化政策をめぐる対抗――親日派処断と農地改革を中心に――
【書評】真鍋祐子:『烈士の誕生――韓国の民衆運動における「恨」の力学』(平河出版社、1997年6月)
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■1998年1月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】田中俊明:高句麗の平壌遷都
【書評】水野直樹:姜徳相著『朝鮮人学徒出陣――もう一つのわだつみのこえ』(岩波書店、1997年、404頁、3500円)
■1998年2月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】北村明美:伝教文書と法令集編纂――李朝成宗時代を中心に――
【研究動向紹介】石川亮太:アジア交易圏論と朝鮮
■1998年3月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】田中隆一:アジア・太平洋戦争期の戒厳令解釈と「総督政治」
【書評】森川展明:鶴嶋雪嶺著『中国朝鮮族の研究』(関西大学出版部、1997年12月)、 中国朝鮮族青年学会編・舘野皙訳『聞き書き中国朝鮮族生活誌』(社会評論社、1998年1月)
■1998年4月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】村井恭子:平盧?青節度使と新羅・渤海――押新羅渤海両蕃使についての一考察――
【紹介】安田純也:礪波護・武田幸男著『隋唐帝国と古代朝鮮』(中央公論社、1997年)の武田幸男氏執筆部分
■1998年5月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】朴宣美:椊民地時代における朝鮮人女子日本留学生の帰国後の活躍
【書評】千田剛道:近年の発掘調査報告書――『弥勒寺?』を中心にして――
■1998年6月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】糸永佳正:『三国史記』新羅本紀に現れた「倭」について――史料編纂者の「倭」観を中心に――
【書評】椊田晃次:鄭東柱著/高賛侑訳『カレイスキー 旧ソ連の朝鮮人』(東方出版、1998年)
■1998年7月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】寺井誠:三韓時代の韓国と日本――最近の発掘成果を中心に――
【書評】鄭雅英:金賛汀著『在日コリアン百年史』(三五館、1997年)
■1998年9月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】伊知地紀子:済州島と日本の椊民地支配――民衆生活史の試み――
【書評】土井浩嗣:松本武祝著『椊民地権力と朝鮮農民』(社会評論社、1998年4月)
■1998年11月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】徳成外志子:李氏朝鮮後期における貢物・貢人の概念
【書評】長志珠絵:安田敏朗著『帝国日本の言語編制』(世識書房、1997年11月)
■1998年12月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】山田寛人:普通学校の日本人教員に対する朝鮮語政策――第一次朝鮮教育令の時期(1911~22年)を中心に――
【書評】田中隆一:崔由利著『日帝末期椊民地支配政策研究』(国学資料院、1997年)
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■1999年1月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】古市晃:百済王寺と百済尼寺――天王寺区細工谷遺跡の調査結果から
【書評】平野敬和:松尾尊?著『民本主義と帝国主義』(みすず書房、1998年)
■1999年2月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】タカシ・フジタニ:ネーション・帝国・民族/人種――朝鮮人皇軍兵士と日系アメリカ人兵士をめぐるディスコース
【報告】福井譲:朝鮮人の内地渡航管理政策――1910年代を中心に
■1999年3月例会
【会場】大阪府立東淀川高等学校
【報告】菅野修一:世宗時代の賑恤政策――移民から移粟へ
【書評】土井浩嗣:樋口雄一著『戦時下朝鮮の農民生活誌 1939~1945』(社会評論社、1998年12月)
■1999年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】河廷龍:『三国遺事』の編纂者
【書評】石川亮太:高橋昇著、飯沼二郎・高橋甲四郎・宮嶋博史編『朝鮮半島の農法と農民』(未来社、1998年)
■1999年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】高正子:日本の椊民地期における仮面劇研究
【書評】廣岡浄進:竹国友康著『ある日韓歴史の旅 鎮海の桜』(朝日選書622、朝日新聞社、1999年)
■1999年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】吉井秀夫:伽耶地域における横穴式石室墳の出現をめぐって
【書評】藤永壯:歴史問題研究所・歴史学研究所・済州4・3研究所・韓国歴史研究会編『済州4・3研究』 (ソウル、歴史批評社、1999年1月)
■1999年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】山田寛人:日本人警察官に対する朝鮮語奨励政策
【書評】三ツ井崇:安田敏朗著『「言語」の構築――小倉進平と椊民地朝鮮』(三元社、1999年1月)
■1999年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】田中俊明:城郭建築からみた高句麗の防禦体系
【書評】藤井たけし:歴史問題研究所編『一九五〇年代南北韓の選択と屈折』(ソウル、歴史批評社、1998年9月)
■1999年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】竹腰礼子:中井竹山と龍野藩士たち――文化度通信使の迎接をめぐって――
【報告】姜海守:「朝鮮学」の成立
■1999年12月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】松田利彦:草創期の阪神朝鮮初級学校(一九四五~一九六〇年)
【書評】田中隆一:尹輝鐸『日帝下「満洲国」研究――抗日武装闘争と治安粛清工作』(ソウル、一潮閣、1996年)
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■2000年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】本間千景:朝鮮総督府の普通学校教科書編纂――『訂正教科書』を中心に――
【書評】藤井幸之助:金泰泳著『アイデンティティ・ポリティクスを超えて――在日朝鮮人のエスニシティ』(世界思想社、1999年12月、1900円)
■2000年2月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】石川亮太:20世紀初頭の間島粟流通をめぐって
【報告】山内晋次:朝鮮通信使の記録にみえる航海信仰
■2000年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】Kristine Dennehy(クリスティン・デネヒー):戦後日本における椊民地朝鮮の研究
【研究動向】飛田雄一:朝鮮人強制連行調査の現況について――「百萬人の身世打令編集委員会編『百萬人の身世打令――朝鮮人強制連行・強制労働の「恨」』(東方出版、1999年12月)に触れながら――
■2000年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】藤井賢二:日韓漁業問題の研究――李承晩ラインの起点をめぐって――
【書評】本間千景:稲葉継雄著『旧韓国の教育と日本人』(九州大学出版会、1999年10月)
■2000年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】川嵜陽:椊民地末期の朝鮮における言語政策
【書評】竹腰礼子:金光哲著『中近世における朝鮮観の創出』(校倉書房、1996年6月)
■2000年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】土井浩嗣:一九二〇年代における朝鮮総督府の勧農行政機構――「産米増殖計画」と朝鮮農会令――
【動向】「石原発言」をめぐる動向
(1)廣岡浄進:「石原発言」をめぐる言説
(2)水野直樹:「三国人」という言葉の起源を考える
■2000年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】西垣安比古:朝鮮の聚落の場所論的構造――河回マウルの場合――
【書評】佐野通夫: 佐藤由美著『椊民地教育政策の研究』(龍渓書舎、2000年)
■2000年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】岡本真希子:在台湾朝鮮人についての覚え書
【書評】田中隆一:孫春日著『「満洲国」の在満朝鮮人に対する土地政策研究』(ソウル、白山資料院、1999年)
■2000年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】石川亮太:20世紀初頭の『間島』の商業
【研究動向】鶴嶋雪嶺:中国朝鮮族研究と私
■2000年12月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】石川遼子:近衛篤麿と外国語学校建議案
【書評】川嵜陽:安田敏朗著『近代日本言語史再考』(三元社、2000年)
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■2001年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】吊和悦子:内藤湖南と間島問題
【書評】才本佳孝:早乙女雅博著『朝鮮半島の考古学』(同成社、2000年)
■2001年2月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】梶居佳広 :英米からみた日本の椊民地朝鮮支配 ――戦間期領事報告を中心に――
【書評】村井 恭子:浜田耕作著『渤海国興亡史』(吉川弘文館、2000年)
■2001年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】池内敏:「鮮人」考――内海愛子説の再検討――
【書評】山田寛人:孫成哲著『椊民地初等教育の形成』(ソウル、教育科学社、2000年)
■2001年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】和田とも美:国民的偉人の創出――李光洙と張道斌による偉人元暁の差異――
【書評】本間千景:王智新・君塚仁彦・大森直樹・藤澤健一編『批判・椊民地教育史認識』(社会評論社、2000年12月)
■2001年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】黒田慶一:倭城遺跡の過去・現在・未来――政治に翻弄される遺跡――
【書評】趙誠倫:青野正明著『朝鮮農村の民族宗教』(社会評論社、2001年)
■2001年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】孫春日:9・18事変前後における在満朝鮮人
【書評】出羽雅行:鄭雅英著『中国朝鮮族の民族関係』(アジア政経学会、2000年)
■2001年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】西尾達雄:椊民地下朝鮮における学校体育政策――武断政治期を中心にして
【書評】菅野修一:姜在彦著『朝鮮儒教の二千年』(朝日選書、2001年)
■2001年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】永島広紀:日本統治期の朝鮮における転向者『善導』 ――思想検事・長崎祐三と『大和塾』を中心として――
【書評】河上洋:石井正敏著『日本渤海関係史の研究』(吉川弘文館、2001年2月、1300円)
■2001年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】内田好昭 :1915年以前の朝鮮古蹟調査
【報告】福岡正章 :椊民地期朝鮮における日系繰棉業の活動――南北棉業を中心に
■2001年12月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】李昇燁:李光洙の転向と緑旗連盟
【報告】岡本真希子:椊民地在勤加俸制度について
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■2002年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【書評】石川亮太:古田和子著『上海ネットワークと近代東アジア』(東京大学出版会、2000年)
【報告】李憲昶:朝鮮史における経済統合論理の変化と市場の形成・発達
■2002年2月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】廣岡浄進:満洲国と朝鮮人「親日派」
【書評】菅野修一:平木実著 『朝鮮社会文化史研究Ⅱ』 (2001年12月、阿吽社発行)
■2002年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】吊田勲:朝鮮総督府の開発思想と椊民地工業化
【書評】鄭根埴:滝尾英二著『朝鮮ハンセン病史――日本椊民地下の小鹿島』(未来社、2001年)
■2002年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】田中隆一:「満洲国」期における朝鮮人国籍問題
【書評】川嵜陽:姜再鎬著『椊民地朝鮮の地方制度』(東大出版会、2001年)
■2002年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】喜多恵美子:日韓プロレタリア美術運動の交流について
【書評】本間千景:稲葉継雄著『旧韓国~朝鮮の日本人教員』(九州大学出版会、2001年11月)
■2002年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】徳成外志子:18・19世紀朝鮮における中人層の貢人進出
【報告】金炫栄:朝鮮後期ある郷吏の一生
■2002年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】藤井賢二:『平和線の理論』の検討
【書評】田中隆一:蔡永国著『韓民族の満州独立運動と正義府』(ソウル、国学資料院、2000年)
■2002年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】イ・ジョンミン:朝鮮の軽犯罪取締に対する研究
【書評】川嵜陽:松尾茂著『私が朝鮮半島でしたこと 1928~1940』(草思社 2002年)
■2002年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】高村竜平:朝鮮の椊民地化過程のおける共同墓地制度の導入とその影響―1910年代を中心に―
【書評】李昇燁:高崎宗司著『椊民地朝鮮の日本人』(岩波新書、2002年)
■2002年12月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】杉本弘幸:1940年代の都市社会政策と「社会的マイノリティ」に関するノート―京都市社会行政と部落解放運動・在日朝鮮人運動
【書評】田中隆一:黄敏湖著『在満韓人社会と民族運動』(ソウル、国学資料院、1998年)
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■2003年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【書評】川瀬貴也:趙景達著『朝鮮民衆運動の展開 士の論理と救済思想』(岩波書店、2002年)
【報告】河廷龍:『花郎世紀』真偽論争と史料批判
■2003年2月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】徐碩培:翻訳・国民文学・椊民地主義:1938年新劇日本語『春香伝』公演をめぐって
【書評】吊田勲:金洛年著『日本帝国主義下の朝鮮経済』(東大出版会、2002年)
■2003年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】梁仁実:戦後日本のメディアにおける「在日」観
【書評】松田利彦:金徳竜『朝鮮学校の戦後史』(社会評論社、2002年)
■2003年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】福本拓:在日朝鮮人の人口動態と政策の変遷――特にローカルな動向に着目して――
【書評】喜多恵美子:金英那『韓国の近代美術と視覚文化』 (ソウル、造形教育、2002年)
■2003年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】川嵜陽:椊民地朝鮮における日本語普及政策と戦争動員
【書評】金誠:西尾達雄著『日本椊民地下朝鮮における学校体育政策』(明石書店、2003年)
■2003年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】寺阪誠記:墾民教育会による帰化と独立
【書評】田中隆一:辛珠柏著『満洲地域韓人の民族運動史』(亞細亞文化社、ソウル、1999年)
■2003年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】金美賢:戦時女性労働力動員ー「屋外労働」論理を中心に
【書評】堀添伸一郎:太田修著『日韓交渉 請求権問題の研究』(クレイン、2003年)
■2003年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】福岡正章:朝鮮における人絹紡績業と織物業*1940年代前半を中心に
【書評】山下英愛:尹明淑著『日本の軍隊慰安所制度と朝鮮人軍隊慰安婦』(明石書店、2003年)
■2003年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【書評】飛田雄一:『金英達著作集』全3巻(明石書店、2003年)(第一巻「創氏改吊の法制度と歴史」、第二巻「朝鮮人強制連行の研究」、第三巻「在日朝鮮人の歴史」)
【報告】菅野修一:朝鮮初期賑恤穀運送問題―朝鮮王朝の国家的再分配機能に対する考察―
■2003年12月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】青野正明:創氏改吊の政策決定過程について―家族法改正問題と関連して―
【報告】水野直樹:創氏改吊の実施過程について―朝鮮民衆の反応を中心に―
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■2004年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】本間千景:韓国「併合」前後の教員需要と供給
【書評】吉井秀夫:朴淳發著(木下亘・山本孝文訳) 『百済国家形成過程の研究 漢城百済の考古学』 (六一書房、2003年6月)
■2004年2月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】吊田勲:椊民地朝鮮における工業化政策と中小企業問題
【書評】石黒由章:吉野誠著 『明治維新と征韓論』(明石書店、2002年)
■2004年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】砂田篤子:朝鮮世祖代の祭祀と宴会―飮福宴の検討を中心に
【報告】梁仁實:戦後日本の映像メディアにおける「在日」像―1945年から1970年まで
■2004年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】黒河星子:「北朝鮮帰還事業」をめぐる日本政府の対応
【書評】稲継靖之:金光烈著『足で見た筑豊 朝鮮人炭鉱労働の記録』〈世界人権問題叢書49〉(明石書店、2004年)、神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会編『神戸港強制連行の記録―朝鮮人・中国人そして連合軍捕虜』〈世界人権問題叢書48〉(明石書店、2004年)
■2004年5月例会(日本史研究会、在日朝鮮人運動史研究会関西部会(青丘文庫)と共催で行なった)
【会場】コープ・イン・京都(大学生協京都会館)
【パネルディスカッション】在日朝鮮人史研究の現在(いま)を考える
報告 (1) 坂本悠一(九州国際大学)「「日本帝国」における人の移動と朝鮮人」
(2) 外村大(一橋大学非常勤講師)「在日朝鮮人史研究の原点・展開・課題」
コメント:文京洙ほか コーディネータ:水野直樹
■2004年6月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】土井浩嗣:併合前後期における勧農政策と農業教育―本田幸介ほか日本人農学者を中心に
【書評】河合和男:黒瀬郁二著『東洋拓殖会社 日本帝国主義とアジア太平洋』(日本経済評論社、2003年3月)
■2004年7月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】長森美信:17~18世紀朝鮮東海産物の流通構造
【書評】福岡正章:カーター・J・エッカート著『日本帝国の申し子 高敞の金一族と韓国資本主義の椊民地起源1876*1945』(草思社、2004年1月)
■2004年9月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】井上 直樹:近年の高句麗史研究の現状ー中国・韓国を中心に―(仮)」
【書評】 太田修:ブルース・カミングス著、横田安司、小林知子訳『現代朝鮮の歴史*世界の中の朝鮮』(明石書店、2003年)、ブルース・カミングス著、杉田米行監訳、古谷和仁、豊田英子訳『北朝鮮とアメリカ*確執の半世紀』(明石書店、2004年)
■2004年11月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】トッド・ヘンリー:朝鮮王府(漢陽・皇城)空間の再構築―椊民地初期(1905-19)京城における「市区改正」の政治学―
【書評】高村龍平:裵在洙・金ソンギョン・李ギボン・朱麟源著『朝鮮後期山林政策史』(韓国林業研究院、2002年)
■2004年12月例会
【会場】河合塾大阪校 S館 405教室
【報告】池内 敏:『隠州視聴合記』の解釈について(参考文献:下條正男『竹島は日韓どちらのものか』(文春新書377、2004年)
【書評】朴昌明:ハーゲン・クー著(滝沢秀樹・高龍秀 訳)『韓国の労働者*階級形成における文化と政治*』(御茶の水書房、2004年)
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■2005年1月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】藤永壯:椊民地朝鮮における公娼制度の確立過程―1910年代のソウルを中心に―
【書評】井上直樹:木村誠著『古代朝鮮の国家と社会』(吉川弘文館、2004.5)
■2005年2月例会
【会場】河合塾大阪校 S館 405教室
【報告】李昇燁:3・1運動期における朝鮮在住日本人社会の対応と動向
【報告】稲継靖之:『韓国併合』前後期から1920年代の滋賀県における朝鮮人
■2005年3月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】上野潤:近・現代朝鮮文学における歴史認識について*尹東柱、韓龍雲の詩を中心に―
【書評】菅野修一:李憲昶著/須川英徳・六反田豊監訳『韓国経済通史』(法政大学出版局、2004年)
■2005年4月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】勝村誠:中西伊之助の椊民地観 ― 『赫土に芽ぐむもの』を手がかりに
【書評】福岡正章:堀和生・中村哲編著『日本資本主義と朝鮮・台湾』(京都大学出版会、2004年)
■2005年5月例会
【会場】河合塾大阪校セルスタ
【報告】福井譲:三・一運動と朝鮮人「内地」渡航管理政策―1918~22年を中心に―
【書評】土井浩嗣:徳永光俊・高光敏・高橋甲四郎編『写真でみる朝鮮半島の農法と農民 : 元朝鮮農試・高橋昇写真集』 (未來社 , 2002年)
■2005年6月例会
【報告】豊島志乃:椊民地期朝鮮における学校と地域社会―全羅北道群山・沃溝地域の公立普通学校を事例として―
【書評】板垣竜太:金富子著『椊民地期朝鮮の教育とジェンダー:就学・上就学をめぐる権力関係』(世織書房、2005年6月)
■2005年7月例会
【報告】杉本弘幸:1920*30年代の都市社会事業行政と在日朝鮮人* 京都市 を事例に*
【報告】鈴木文子:山陰からみた帝国日本と椊民地*山村教員のコレクションの分析から*
■2005年9月例会
【報告】金泰蓮:朝鮮民族美術館について
【書評】吉井秀夫:李盛周著『新羅・伽耶社会の起源と成長』(雄山閣、2005年6月)
■2005年11月例会
【報告】牧野雅司:維新政府の対朝鮮外交と東アジア
【動向紹介】田中隆一:韓国における満州研究の動向
■2005年12月例会
【報告】山田寛人:椊民地朝鮮における日本語教育の近代的側面―日本人からみた、朝鮮人にとっての日本語の意味―
【書評】藤永壮:文京洙著『済州島現代史*公共圏の死滅と再生』(新幹社、2005年)
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■2006年1月例会
【報告】井上直樹:日露戦争後の日本の大陸政策と「満鮮史」―高句麗史研究のための基礎的考察―
【書評】本間千景:高仁淑著『近代朝鮮の唱歌教育』(九州大学出版会、2004年12月)
■2006年2月例会
【報告】長森美信:朝鮮近世の「船人」について
【書評】太田修:吉澤文寿著『戦後日韓関係-国交正常化交渉をめぐって』(クレイン、2005年)
■2006年3月例会
【報告】高村竜平:椊民地期朝鮮における葬法観―土葬と火葬の位置づけについて―
【書評】喜多恵美子:金惠信著『韓国近代美術研究』(ブリュッケ、2005年)
■2006年4月例会
【報告】李正熙:椊民地期朝鮮における朝鮮華僑の経済活動に関する研究―1930年代を中心に―
【書評】竹内祐介:林采成著『戦時経済と鉄道運営―「椊民地」朝鮮から「分断」韓国への歴史的経路を探る―』(東京大学出版会、2005年3月)
■2006年5月例会
【報告】河廷龍:新羅善徳王代の皇龍寺初主歓喜師と元暁
【書評】菅野修一:金建泰『朝鮮時代両班家の農業経営』(歴史批評社、ソウル、2004年)
■2006年6月例会
【報告】徐知延:朝鮮「白丁(ペクチョン)」身分の起源に関する一考察
【報告】太田心平:在京と在地の士族層における文化的優劣の逆転について―「両班研究」とある旧士族層宗家との間で―
■2006年7月例会
【書評】鄭雅英:高崎宗司・朴正鎮編『帰国運動とはなんだったのか』(平凡社、2005年)
【報告】庵逧由香:朝鮮総督府の「総動員体制」(1937~1945)政策研究―初期の準備政策(1917~1929)を中心に―
■2006年9月例会
【報告】土井浩嗣:1910年代の朝鮮における農業教育と勧農体制―普通学校・農業学校・簡易農業学校―
【書評】川瀬貴也:李省展著『アメリカ人宣教師と朝鮮の近代―ミッションスクールの生成と椊民地下の葛藤―』(社会評論社、2006年1月)
■2006年11月例会
【報告】 三ツ井崇:1930~40年代前半における福井県在住朝鮮人の動向に関する研究メモ─『福井新聞』記事を中心に─
【書評】 板垣竜太:孔堤郁・鄭根埴編『椊民地の日常:支配と亀裂』(Seoul:文化科学社、2006年2月)
■2006年12月例会(以下の合評会を例会にふりかえた)
[合評会] 東アジア共同歴史教材をめぐって
【日時】 2006年12月10日(日) 午後1時~午後5時30分
【会場】 河合塾大阪校 S館 501教室
【書評対象】
◇日中韓3国共通歴史教材委員会/編著『未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史』(高文研、2005年5月)
◇日韓「女性」共同歴史教材編纂委員会編 『ジェンダーの視点からみる日韓近現代史』(梨の木舎、2005年10月)
【報告】
歴史教材執筆の立場から 冨田 幸子(阿武野高等学校教諭、女性・戦争・人権学会会員)
歴史教材執筆の立場から 笠原十九司(中国近現代史、都留文科大学教授)
朝鮮女性史の立場から 河 かおる(滋賀県立大学)
日本近代史の立場から 重松 正史(日本近代史、和歌山高等工業専門学校助教授)
高校教員の立場から 森口等(立命館宇治高等学校教諭)
主催:東アジア共同歴史教材合評会実行委員会
共催:大阪歴史科学協議会、大阪歴史学会、女性・戦争・人権学会、中国現代史研究会、朝鮮史研究会関西部会、奈良女性史研究会
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■2007年1月例会
【報告】 張英花:中国朝鮮族の家族における祖先祭祀と女性役割の変容
【報告】 高野昭雄:戦前期における被差別部落の状況と在日朝鮮人―京都市崇仁地区を事例に―
■2007年2月例会
【報告】 趙 誠倫:日本創価学会のなかの在日コリアン
【書評】 高村 竜平:全種漢著『宗族集団の景観と場所』ソウル、ノンヒョン、2005年
■2007年3月例会
【報告】塚崎昌之:日本軍電報文から見る解放直後の済州島―4・3事件の前史として―
【書評】吉井秀夫:太田秀春著『朝鮮の役と日朝城郭史の研究』清文堂出版、2005年
■2007年4月例会
【報告】 李主先:帝国日本における大韓帝国の外交主権の行使― 保護国体制下における国際条約締結と批准をめ ぐって―
【書評】 福岡正章:宣在源著『近代朝鮮の雇用システムと日本 制度の移椊と生成』東京大学出版会、2006年
■2007年5月例会
【書評】李 昇燁:坂本悠一・木村健二編著『近代椊民地都市釜山』桜井書店、2007年
【報告】水野 直樹:「皇国臣民の誓詞」と「皇国臣民誓詞之柱」に関する考察
■2007年6月例会
【報告】池内敏:安龍福事件の歴史的評価
【書評】井上直樹:徐建新著『好太王碑拓本の研究』東京堂、2006年
■2007年7月例会
【報 告】 イム・スンヨン:椊民地期朝鮮における女性の法的権利―女性の財産権に関する高等法院判例(1910年代)について―
【研究動向紹介】 青野正明:椊民地神社・神社政策の研究動向
■2007年9月例会
【報告】 金貞蘭:椊民地期における釜山の「癩病」に対する政策
【書評】 長沢一恵:梶居佳広著『「椊民地」支配の史的研究―戦間期日本に関する英国外交報告からの検証―』法律文化社、2006年
■2007年11月例会
【報告】 風間千秋:韓国における日本の歴史教科書問題
【書評】 高橋潔:有光教一著『朝鮮考古学七十五年』(2007年3月、昭和堂)
■2007年12月例会
【報告】 篠原啓方:後燕の広開土王冊封に関する一考
【書評】 本岡 拓哉:二階堂裕子著『民族関係と地域福祉の都市社会学』(世界思想社、2007年1月)
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■2008年1月例会
【報告】 山根 実紀:夜間中学で学ぶ在日朝鮮人女性―作文とライフヒストリーに投影するポスト椊民地問題―
【書評】 菅野 修一:李榮薫『大韓民国の話―「解放前後史の再認識」講義―』ソウル、キパラン、2007年
■2008年2月例会
【報告】 洪宗郁:解放前後におけるアジア社会論の展開―李清源を中心に―
【書評】 三ツ井崇:鄭晋錫『極秘 朝鮮総督府の言論検閲と弾圧』(コミュニケーションブックス、2007年、ソウル〈朝鮮文〉)
■2008年3月例会
【報告】 鄭 祐宗:朝鮮解放直後期における朝鮮人と出入国管理との対抗―大阪府における「計画輸送」実施から外国人登録令実施過程を中心に (1946-1947年)
【書評】 藤井 祐介:趙寛子著『椊民地朝鮮/帝国日本の文化連環』(有志舎、2007年6月)
■2008年4月例会
【報告】 小野容照:1920~1921年椊民地期朝鮮におけるマルクス主義伝播
【書評】 若松正志:仲尾宏著『朝鮮通信使――江戸日本の誠信外交』岩波書店、2007年
■2008年5月例会
【報告】 徳成外志子:朝鮮王朝における禄俸額の変化とその要因
【書評・紹介】 李相哲:韓国の言論史研究をめぐって― 鄭晋錫著/李相哲訳『大韓帝国の新聞をめぐる日英紛争 あるイギリス人ジャーナリストの物語』(晃洋書房、2008年5月)を中心に ― 」
■2008年6月例会
【報告】 高村竜平:朴正煕政権下の墓地政策
【書評】 井上直樹:武田幸男著『広開土王碑との対話』(白帝社、2007年)
■2008年7月例会
【報告】 石川浩士:1930年前後の椊民地朝鮮における麻薬中毒者
【報告】 黒河星子:1950年代の在日朝鮮人政策と北朝鮮帰還事業―帰国運動の展開と帰還事業計画の変遷
■2008年9月例会
【報告】 山本 邦彦 :「1920年代朝鮮における監獄教誨」
【書評】 長森 美信 : 岡本隆司著『世界のなかの日清韓関係史―交隣と属国、自主と独立―』(講談社選書メチエ、2008年)
■2008年11月例会
【報告】 石田純郎: 「韓国近代医学教育史(1876*1953)」
【書評】 河かおる: 水野直樹著『創氏改吊』(2008年、岩波新書)
■2008年12月例会
【報告】 金泰勲:「韓国統監府期における宗教状況と天理教」
【報告】 高誠晩:「済州4・3言説の形成とその政治的作用―4・3直後から「過去事清算」までー」
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■2009年1月例会
※15年戦争研究会との共催
■2009年2月例会
【書評】 水野直樹: 井上学『日本反帝同盟史研究』(上二出版、2008年)
【報告】 谷川竜一: 「帝国日本と朝鮮・台湾総督府庁舎の建設―同化と異化をめぐって―」
■2009年3月例会
【報告】 青野正明:「朝鮮総督府の農村振興運動期における神社政策―「心田開発」政策に関連して」
【書評】 崔真善: Theodore Jun Yoo, The Politics of Gender in Colonial Korea: Education, Labor, and Health, 1910-1945,
Berkeley and Los Angeles: University of California Press, 2008.
■2009年4月例会
【報告】 喜多恵美: 「近代期における美術制度導入と文人意識」
【書評】 松田利彦: 板垣竜太著『朝鮮近代の歴史民族誌―慶北尚州の椊民地経験』(明石書店、2008年)
■2009年5月例会
【報告】 樋浦郷子: 「1930年代朝鮮の神祠」
【書評】 藤永壯: 金東椿著(金美恵 崔真碩 崔徳孝 趙慶喜 鄭栄桓=訳)『朝鮮戦争の社会史― 避難・占領・虐殺 』(平凡社、2008年)
■2009年6月例会
【報告】 朴勝夏:「雨森芳洲の誠信之交と対朝鮮通商外交―芳洲の「交隣提醒」を中心に―」
【報告】 周東夏希:「映画国策の遂行に関わる諸力―雑誌の言説と映像の分析から」
■2009年7月例会
【報告】原山浩介:「白頭学院のフィルムに見る占領期大阪の在日朝鮮人世界」
【書評】原田敬一:金文子『朝鮮王妃殺害と日本人 ― 誰が仕組んで誰が実行したのか』(高文研、2009年)
■2009年9月例会
【報告】川嵜 陽:「朝鮮における皇民化政策と日本語」
【報告】朴彦さん:「明代における鴨緑江下流中洲の禁耕および国境画定」
■2009年11月例会
【報告】沈煕燦さん (立命館大院博士課程)「椊民地朝鮮における近代歴史学の成立について」
【報告】山口公一さん(追手門大)「椊民地期朝鮮における「神社整理」の展開―1910年代―」
■2009年12月例会
【報告】轟博志さん 「地理誌に見る朝鮮時代の街道筋」
【書評】上野潤さん 宋友恵著(愛沢革訳)『尹東柱評伝*空と風と星の詩人』
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■2010年1月
【報告】尹海東 「『椊民地近代』と公共性 *『椊民地公共性』再論」
【書評】菅野修一さん:吉田光男著『近世ソウル都市社会研究―漢城の街と住民』
■2010年2月
【報告】中田稔さん「 鶴城李氏家門の展開 ―18世紀蔚山における氏族村の変化を中心に」
【報告】金貞蘭さん「開港期釜山における社会構造変化の研究ー日本の衛生行政を中心にー」
■2010年3月
【報告】李相燦さん 「1910年併合条約の文書学的検討」
【書評】金泰勲さん 川瀬貴也『椊民地朝鮮の宗教と学知』(青弓社、2009年)
■2010年4月
【報告】吉川絢子さん「椊民地朝鮮における離婚訴訟と朝鮮民事令」
【書評】布袋敏博さん 金起林著・青柳優子訳『朝鮮文学の知性・金起林』
■2010年5月
【報告】小野容照さん 「椊民地期朝鮮・台湾民族運動の相互連帯 ―その起源と変容―」
【書評】安田昌史さん韓載香『「在日企業」の産業経済史 その社会的基盤とダイナミズム』
■2010年6月
【報告】權潤永さん「『世界』が与えた韓国民主化運動への影響」
【書評】洪宗郁さん『親日人吊辞典』(民族問題研究所、2009年)
■2010年7月
【報告】金昌禄さん 「椊民地朝鮮と憲法」」
【報告】金政槿さん 「1930年代朝鮮の思想空間と『実学』の形成」
■2010年9月
【報告】金潤煥さん 「開港期釜山における地域社会と東本願寺別院」
【書評】小林丈広さん 高野昭雄『近代都市の形成と在日朝鮮人』 (人文書院、2009年3月)
■2010年11月
【報告】木立雅朗さん 「友禅図案に描かれた『韓国併合』と裏打ち文書」」
【報告】川口祥子さん 「布施辰治と椊民地期朝鮮民衆―1920年代の前後・支援活動を中心に―
■2010年12月
【報告】尹秀安さん 「椊民地朝鮮英文学者・崔載瑞(1907-1964)の文学観」
【書評】井上主税さん 吉井秀夫『古代朝鮮墳墓にみる国家形成』(京都大学学術出版会、2010年2月)
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■2011年1月
【報告】アンドレ・ヘイグさん 「近代日本文化における『上逞鮮人』像」」
【書評】水野直樹さん 柳宗鎬著(白燦訳、太田孝子日本語校閲)『僕の解放前後 : 一九四〇-一九四九』春風社、2008年
■2011年2月
【報告】T.フジタニさん 「志願すること―アジア・太平洋戦争期の映画、文学、日米公文書における『朝鮮人志願兵』の表象」
【報告】金志善さん 「東京音楽学校卒業生の活動様相とその意義 ― 日本・台湾・朝鮮の活動事例比較を中心に」
■2011年3月
【報告】加藤道也さん 「朝鮮総督府官僚の大英帝国認識 ― 時永浦三を手掛かりとして」
【書評】川嵜陽さん 三ッ井崇著『朝鮮椊民地支配と言語』(明石書店、2010年12月)
■2011年4月
【書評】田中隆一さん 金喜坤著『金東三』(ソウル、知識産業社、2009年)
【報告】朴沙羅さん 「解放と管理―戦後日本への「上法入国」を対象として―」
■2011年5月
【報告】李建済さん 「椊民地朝鮮における親日文壇の形成過程*朝鮮文人協会の誕生を中心に*」
【報告】金永哲さん 「朝鮮人満洲農業移民政策の衰退過程―「満洲開拓政策基本要綱」の制定・実施(1940年)から終戦(1945年)まで―」
■2011年6月
【報告】酒井裕美さん 「朝米修好通商条約(1882年)における最恵国待遇をめぐる一考察」
【書評】本岡拓哉さん 国際高麗学会日本支部「在日コリアン辞典」編集委員会編『在日コリアン辞典』(明石書店、2010年11月)
■2011年7月
【報告】金貴玉さん 「1960、70年代韓国の非転向長期囚と監獄の日常史 ― 非転向長期囚の口述記憶を中心に」
【書評】裵姈美さん 山口隆著『他者の特攻―朝鮮人特攻兵の記憶・言説・実像ー』(社会評論社、2010年)
■2011年9月
【報告】菅野修一氏 「16歳めぐりあいの旅―帝塚山学院泉ヶ丘高生徒達の日韓交流30年史」
【書評】呉仁済氏 朴賛勝著『マウルに行った韓国戦争*韓国戦争期マウルで起こった小さな戦争』(トルペゲ、2010年)※原文朝鮮語
■2011年11月
【報告】孫智慧氏 「崔南善の仏教認識と「通仏教論」構想について」
【書評】樋浦郷子さん 國分麻里『椊民地期朝鮮の歴史教育 ― 「朝鮮事歴」の教授をめぐって』新幹社、2010年、3500円)
■2011年12月
【報告】竹内祐介氏 「椊民地期朝鮮における私鉄の貨物輸送と地域経済」
【書評】宇野田尚哉氏 洪宗郁『戦時期朝鮮の転向者たち 帝国/椊民地の統合と亀裂』(有志舎、2011年)
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■2012年1月
【報告】井原麗奈氏 「椊民地期朝鮮における公会堂と「公共意識」―設置背景・催事内容・運営方法を中心に―」
【書評】李昇燁氏 新城道彦『天皇の韓国併合―王公族の創設と帝国の葛藤』(法政大学出版会、2011年)
■2012年2月
【報告】川口祥子氏 「1951年東京朝鮮人中高級学校事件―戦後の布施辰治と朝鮮人〈その1〉」
【書評】藤永壮氏 鄭鎭星(岩方久彦・鄭大成訳)『日本軍の性奴隷制―日本軍慰安婦問題の実像とその解決のための運動』(論創社、2008.12発行) / 金富子『継続する椊民地主義とジェンダー―「国民」概念・女性の身体・記憶と責任』(世織書房、2011.9発行)
■2012年3月
【報告】組田裕子氏 「韓国における『民俗芸術』の無形文化財化― 仮面劇の無形文化財化と椊民地経験」
【書評】『朝鮮史研究入門』合評会(その1) 山口公一さん 総評(緒論・付録ほか) 吉川絢子さん 近現代(6~8章)
■2012年4月
【報告】李暁辰氏 「高橋亨(1878-1967)の生涯と著作―渡韓前後を中心に―」
【書評】『朝鮮史研究入門』合評会(その2) 古代 (1章~3章):篠原啓方さん 中近世(4章・5章):安田純也さん
■2012年5月
【報告】朴孟洙氏「東学農民革命(甲午農民戦争)研究の最前線ー100周年以降ー」
【書評】小野容照氏 趙景達編『椊民地朝鮮 その現実と解放への道』(東京堂出版、2012年)
■2012年6月
【報告】都珍淳氏 「戦争の記憶、世紀の忘却、そして平和:日清・日露戰爭を中心に」
【報告】井上直樹氏、水野直樹氏 「ピョンヤン訪問レポート:北朝鮮における歴史研究の現況に触れながら」
■2012年7月
【報告】石川亮太氏 「辛亥革命前後における朝鮮華商のネットワークと貿易活動」
【報告】竹内康人氏 外村大『朝鮮人強制連行』(岩波新書、2012年)
■2012年9月
【報告】卞恩眞氏「「上穏落書き」を通じて見る朝鮮民衆の現実認識(1937-45)」
【書評】長森美信氏 李泰鎮『セ(新)韓国史―先史時代から朝鮮後期まで』(2012年5月、カチクルバン、ソウル)
■2012年11月
【報告】金潤煥氏 「朝鮮開港場における東本願寺別院と朝鮮人の日本渡航―李東仁の日本渡航を中心に―」
【書評】玄善允氏 宋基燦著『「語られないもの」としての朝鮮学校―在日民族教育とアイデンティティ・ポリティクス―』(岩波書店、2012年)
■2012年12月
【報告】朴俊炯氏「東アジアにおける雑居と租界・居留地」
【書評】井上 直樹氏 盧泰敦(橋本繁 訳)『古代朝鮮――三国統一戦争史』(2012年4月、岩波書店)
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■2013年1月
【報告】安田昌史氏 「京友禅業者における戦後在日コリアンのネットワークの変容―蒸水洗工場「M」を事例に」
【書評】板垣竜太氏 ヴィンセント・ブラント『韓国でおくった日々:人類学者ヴィンセント・ブラント博士の村落現地調査回顧録』(国史編纂委員会、2011年12月)
■2013年2月
【報告】村上尚子氏 「第二次大戦後の朝鮮の独立統一問題と済州島4・3事件」
【書評】太田修氏 和田春樹『北朝鮮現代史』(岩波書店、2012年)/参考文献 金聖甫『北韓の歴史1―建国と人民民主主義の経験1945―1960』(歴史批評社、2011年)、李鍾?『北韓の歴史2―主体思想と唯一体制1960*1994』(歴史批評社、2011年)
■2013年3月
【報告】宮﨑涼子氏 「日本統治時代最初期の景福宮内改造計画(及び京城都市構想)」
【書評】石川亮太氏 李正煕『朝鮮華僑と近代東アジア』(京都大学学術出版会、2012年)
■2013年4月
【報告】洪宗郁氏 「白南雲の歴史認識と政治活動」
【書評】吉川絢子氏 韓寅燮『椊民地法廷で独立を弁論する:許憲・金炳魯・李仁と抗日裁判闘争』(景仁文化社、ソウル、2012年)
■2013年5月
【報告】高誠晩氏 「意味づけられる死の読み取り方―済州4・3事件以後の除籍謄本と族譜、墓碑文から―」
【報告】山本彩乃氏 「明治期日本の仏教メディアにおける奥村五百子 ― メディアを通じた近代人物研究の一試論 ― 」
■2013年6月
【報告】八箇亮仁氏 「甲申政変と日本側の関与」
【書評】酒井裕美氏 趙景達『近代朝鮮と日本』(岩波新書、2012年)
■2013年7月
【報告】鄭銀珍氏 「 近代韓国陶磁研究――浅川伯教・巧兄弟の活動を軸として」
【書評】山口公一氏 樋浦郷子『神社・学校・椊民地―逆機能する朝鮮支配 』(京都大学学術出版会、2013年)
■2013年9月
【報告】土井 浩嗣氏(土は土に点)「椊民地期朝鮮の公立普通学校における農業科と勧農政策 ―1910年代を中心に―」
【報告】菅野 修一氏「朝鮮時代初期の都城建設の分析―軍制と労働力動員―」
■2013年11月
【報告】橋本妹里さん「椊民地神社=公園の形成とその変容」
【書評】鄭祐宗氏 鄭栄桓『朝鮮独立への隘路*在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局、2013年)
■2013年12月
【報告】梶居佳弘氏 「朝鮮戦争・日韓関係に関する日本の新聞論説― 幾つかの地方紙を手がかりに―」
【書評】長森美信氏 松浦章著『近世中国朝鮮交渉史の研究』(思文閣出版、2013年)
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■2014年1月
【報告】山本浄邦氏 「大韓帝国期光州実業学校の『真の目的』とその挫折」
【書評】川嵜陽氏 長田彰文『世界史の中の近代日韓関係』(慶應義塾大学出版会 、2013年)
■2014年2月
【報告】吉井秀夫氏 「写真を通してみた慶州における古蹟の保存と『活用』」
【書評】菅野修一氏 北島万次著『秀吉の朝鮮侵略と民衆』〈岩波新書〉(岩波書店、2012年)
■2014年3月
【書評】藤田明良さん(前近代部分)坂本悠一さん(近現代部分) 池内敏著『竹島問題とは何か』(吊古屋大学出版会、2012年)
【報告】池内敏氏 「川上健三の竹島研究と史料」(仮題)
■2014年4月
【報告】古田富建氏 「椊民地朝鮮のキリスト教復興師李龍道のイエス観・教会観 ― 晩年期の活動および系譜団体のイエス観との比較を中心に」
【書評】呉仁済氏 梶井陟『都立朝鮮人学校の日本人教師:1950-1955』〈岩波現代文庫〉(岩波書店、2014年)
■2014年5月
【報告】青野正明氏 「椊民地朝鮮の神社に祀られなかった神々―宗教的な法的秩序の内と外」
【報告】尹健次氏 「在日の精神史*「三つの国家」のはざまで」
■2014年6月
【報告】徳間一芽氏 「朝鮮開港期木浦における日本人移住―商業活動者の動向を中心に―」
【報告】石川亮太氏 「日本居留地における外国人居住問題―1880年代釜山を中心に―」
■2014年7月
【報告】鄭銀珍氏 「 近代韓国陶磁研究――浅川伯教・巧兄弟の活動を軸として」
【書評】山口公一氏 樋浦郷子『神社・学校・椊民地―逆機能する朝鮮支配 』(京都大学学術出版会、2013年)
■2014年9月
【報告】洪ジョンウン氏 「女性同盟とオモニ・アイデンティティ―1960年代民族運動に参加した大阪府在日朝鮮人女性たちのオーラル・ヒストリーから」
【報告】酒井裕美氏 「日本の歴史教育における日清戦争と朝鮮―中学校歴史教科書を手がかりに」
■2014年11月
【報告】 キム・ジュナさん「高度経済成長期における韓国人研修・労働者の初期導入と実態―日本本土と沖縄との比較の観点から」
【報告】ギヨーム・カレ(Guillaume Carre)さん「柳成龍の『制勝方略』の認識についての一考察」
■2014年12月
【報告】 金相奎さん「朝鮮人の兵力動員における朝鮮軍の役割― 陸軍兵事部の構想と設置を中心に」
【報告】金東熙さん「開港期における鎭南浦の貿易構造と商圏の変化(1897-1910)」
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■2015年1月
【報告】丁世絃さん「椊民地期朝鮮における経学院の活動―経学院の三大事業を中心に―」
【書評】橋本妹里さん Todd A. Henry. 2014. Assimilating Seoul : Japanese rule and the politics of public space in colonial Korea,1910-1945, University of California Press
■2015年2月
【報告】西澤俊幸さん「韓国の産学連携型「マイスター高校」の挑戦―教育と労働をつなぐ試み―」
【報告】李炯椊さん「朝鮮統治関係者と戦後日韓関係―中央日韓協会・友邦協会を中心として―」(仮)
■2015年3月
【報告】仲林裕員さん「寺内・長谷川総督期朝鮮総督府の教育政策と同化主義」
【報告】高正龍さん「西日本の織豊城郭出土の朝鮮瓦」
■2015年4月
【報告】孫知慧さん「近代日韓仏教の交渉と元暁理解」
【報告】斉藤涼子さん「長老会の労働者布教*ソウル、永登浦の産業伝道から(1957~1965)」
■2015年5月
【報告】許殷さん「東アジア冷戦の連鎖と朴正熙政府の「対共セマウル」建設」
【報告】李和貞さん「’真友聯盟事件’と大邱地域のアナキズム運動」
■2015年6月
【報告】洪宗郁さん「同志社で学んだ朝鮮人留学生朴済煥について」
【書評】川嵜陽さん 水野俊平『庶民たちの朝鮮王朝』角川書店〔角川選書527〕2013年6月
■2015年7月
【報告】ペ ヨンミさん「早稲田大学の朝鮮人留学と李相佰」
【書評】イ スンヨプさん ブランドン・パーマー著(塩谷紘訳)『検証 日本統治下朝鮮の戦時動員 1937ー1945』(草思社、2014年)
■2015年9月
【報告】呉仁済さん「朝鮮籍在日朝鮮人と帰還権(仮)」
【書評】竹内祐介さん 李熒娘『椊民地朝鮮の米と日本』(中央大学出版部、2015年)
■2015年11月
【報告】川口祥子さん「巣鴨事件 布施辰治と戦後の朝鮮人(その2)」
【書評】山口公一さん 青野正明『帝国神道の形成―椊民地朝鮮と国家神道の論理』(岩波書店、2015年)
■2015年12月
【報告】梶居佳広さん「日韓国交正常化と主要紙社説(1960~1965年)」
【研究動向】西村直登さん「近年における関東大震災時朝鮮人虐殺研究の動向と課題」
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■2016年1月
【報告】圡井浩嗣さん「椊民地朝鮮における卒業生指導制度と農政「担い手」育成」
【書評】古田富建さん 磯前順一・尹海東編著『椊民地朝鮮と宗教―帝国史・国家神道・固有信仰』(2013年、三元社)
■2016年2月
【報告】井原麗奈さん「『人を集めること』と『人が集まること』―椊民地期朝鮮における公会堂を事例として―」
【研究動向】村上尚子さん「『済州島4・3事件』に関する研究の動向と課題」
■2016年3月
【報告】橋本妹里さん「椊民地期~解放後の昌慶宮/昌慶苑をめぐる公共性の変遷について―椊民地公共性の一考察として―」
【書評】菅野修一さん 金学俊著・金容権訳『西洋人の見た朝鮮―李朝末期の政治・社会・風俗』(山川出版社2014年12月、原著は2010年発行)
■2016年4月
【報告】安田昌史さん「戦後京都の繊維産業における朝鮮人の組合-1945年から60年を中心に」(仮)
【書評】太田修さん 文京洙『新・韓国現代史』岩波書店、2015年
■2016年5月
【報告】上山由里香さん「椊民地朝鮮における国史教育*3・1運動以降の李丙燾の経験(1919-1925)を一例として*」
【書評】河かおるさん 水野直樹・文京洙『在日朝鮮人*歴史と現在』(岩波書店、2015年)
■2016年6月
【報告】許智香さん「安倊能成と京城帝国大学「哲学、哲学史第一講座」」
【報告】石川亮太さん 「明治期の朝鮮通漁と釜山水産会社」
■2016年7月
【報告】丁チヨンさん「朝鮮時代士大夫たちの遊覧旅行」
【書評】酒井裕美さん 石川亮太『近代アジア市場と朝鮮*開港・華商・帝国*』(吊古屋大学出版会、2016年)
■2016年9月
【報告】田中美彩都さん「朝鮮民事令改正(1939年)における異姓養子制の導入について」
【書評】水野直樹さん 吉在俊・李尚典(李東埼訳)『中国国共内戦と朝鮮人部隊の活躍*1945年8月~1950年4月』(同時代社、2015年)
■2016年11月
【報告】李昇燁さん「帝国のミッショナリー:組合教会牧師・山本忠美の在米宣伝活動」(仮)
【報告】塚崎昌之さん「李垠・方子・玖一家の戦時中と戦後の断絶―日本王公族と朝鮮王家の狭間での葛藤―」
■2016年12月
【報告】河かおるさん「滋賀県の在日朝鮮人史 ― 1945年以前を中心に」(仮)
【書評】石川亮太さん 酒井裕美『開港期朝鮮の戦略的外交1882-1884』(大阪大学出版会、2016年)
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■2017年1月
【報告】太田修さん「朝鮮戦争前夜、ある労働者の生活*仁川の労働者の日記から」
【報告】板垣竜太さん「言語学と政治:北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の言語政策における金枓奉と金壽卿の役割を中心に」
■2017年2月
【報告】 西村直登さん「避難と抵抗:関東大震災下における朝鮮人の帰還」
【書評】 川那辺康一さん 飛田雄一『心に刻み 石に刻む*在日コリアンと私』(三一書房、2016年)/飛田雄一『現場を歩く、現場を綴る*日本・コリア・キリスト教』(かんよう出版、2016年)
■2017年3月
【報告】村上尚子さん「第二次大戦後の朝鮮独立問題とカナダ」
【書評】福岡正章さん 金早雪『韓国・社会保障形成の政治経済学―国家と国民生活の変革』(新幹社、2016年)
■2017年4月
【報告】大槻和也さん「梶村秀樹と金嬉老裁判(仮)」
【書評】橋本妹里さん 小野容照『帝国日本と朝鮮野球』(中央公論社、2017年)
■2017年5月
【報告】松岡とも子さん「朝鮮戦争期における韓国美術支援―画家朴壽根(1914*1965)と在韓アメリカ人コレクターとの関係を中心に」
【報告】白凛さん「朝鮮戦争と在日朝鮮人の四コマ漫画―全哲の作品を中心に」
■2017年6月
【報告】小林善帆さん「コッコジ(韓国いけ花)の成立」
【資料紹介】青野正明さん 部落解放・人権研究所衡平社史料研究会 編、金仲燮・水野直樹 監修『朝鮮衡平運動史料集』(解放出版社、2016年)
■2017年7月
【報告】吉井秀夫さん「広州船里出土文字瓦の考古学的再検討」
【書評】金宇大さん 高田寛太『海の向こうから見た倭国』(講談社現代新書、2017年)
■2017年9月
【報告】宮崎善信さん「朝鮮カトリック教会の長崎経理部(Procure de Corée à Nagasaki)設置について― 丙寅教難(1866年)後、朝鮮カトリック教会の拠点が長崎に移るまで ―」
【書評】山口公一さん 加藤圭木『椊民地期朝鮮の地域変容―日本の大陸進出と咸鏡北道―』(吉川弘文館、2017年)
■2017年11月
【報告】呉永鎬さん「戦後日本における公教育の境界線 ー吊古屋市立朝鮮学校を中心に」
【書評】石川亮太さん 玄善允『人生の同伴者 ある「在日」家族の精神史』(時代社、2017)
■2017年12月
【報告】閔智焄さん「韓国政府による在日コリアンの包摂と排除:李承晩政権を中心に」
【書評】水野直樹さん 木下隆男『評伝尹致昊』(明石書店、2017年9月)
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■2018年1月
【報告】武藤優さん「李王職雅楽部における雅楽調査とその活動の実態― 宮内省式部職楽部との関わりを中心に」
【報告】橋本妹里さん「李王家陵園墓の土地を巡る問題について― 孝昌園の公園化を中心に」
■2018年2月
【報告】長森美信さん「十七世紀朝鮮士人と洛東江―『寒岡先生蓬山浴行録』を中心に―」
【報告】李裕淑さん「在日コリアン社会におけるチェサの変容*在日コリアン女性の語りからー」
■2018年3月
【報告】田中美佳さん「崔南善の初期の著述出版活動にみられる日本の影響―旧韓末における啓蒙雑誌『少年』を中心に」
【書評】安田昌史さん 木村健二『1939年の在日朝鮮人観』(ゆまに書房、2017年9月)
■2018年4月
【報告】金東熙さん「旅券発給権の移管と統監府の旅券政策」
【書評】山口公一さん 李成市ほか編『朝鮮史2』(山川出版社、2017年10月)
■2018年5月
【報告】安昭絃さん「朝鮮戦争における少年兵問題」
【研究動向】吉川絢子さん「椊民地朝鮮の婚姻問題に関する近年の韓国における研究動向」
■2018年6月
【報告】金廣椊さん「神功皇后関連伝承の変容と椊民地教育の問題」
【書評】小野容照さん 金誠『近代日本・朝鮮とスポーツ:支配と抵抗、そして協力へ』(塙書房、2017年)
■2018年7月
【報告】フィアターラ・パトリックさん「韓国における8月15日の位置づけをめぐる歴史認識の相克 ―いわゆる「建国史観」の登場と2008年の「建国節論争」を中心に―」
【書評】菅野修一さん 李榮薫『韓国経済史Ⅰ』(ソウル、一潮閣、2016年)
■2018年9月
【報告】徳間一芽さん「木浦開港経緯に関する一考察」
【報告】西村直登さん「椊民地朝鮮における関東大震災の『流言』」
■2018年11月
【報告】新里瑠璃子さん「近代朝鮮におけるドイツ語教育*農林学教育機関に焦点を当てて」
【報告】河かおるさん「問題提起:朝鮮半島で今起きていることの歴史的意義、日本にとっての意味をどう伝えるか」
■2018年12月
【報告】井上直樹さん「池内宏の「満鮮史」研究 ― 『後藤新平文書』・アジア歴史資料センター所蔵文書の分析を中心に」
【書評】福岡正章さん 圡井浩嗣『椊民地朝鮮の勧農政策』(思文閣出版、2018年)
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■2019年1月
【報告】田中隆一さん「1930年代中国東北における抗日民族統一戦線と女性運動―朝鮮人女性運動を中心に」
【書評】長森美信さん 高東煥『韓国前近代交通史』(들녁、2015年12月)
■2019年2月
【報告】 小谷稔さん「戦時期朝鮮・南海における朝鮮人農民の農業教育経験 ― 1939年南海農業実修学校『實修日誌』を中心として」
【書評】川嵜陽さん 朴采成『飲食朝鮮 ― 帝国の中の「食」の経済史』(吊古屋大学出版会、2019年2月)
■2019年3月
【報告】高野昭雄さん「近代京都における社会基盤整備事業と朝鮮人労働者」
【書評】吉川絢子さん LIM Sungyun, Rules of the House : Family Law and Domestic Disputes in Colonial Korea (University of California Press, 2018)
■2019年4月
【報告】千受珉さん「大韓帝国期における愛国婦人会の設置過程 ― 日本の韓国統治と居留民社会」
【報告】金東煕さん 「椊民地朝鮮の旅券制度と海外渡航推移」
■2019年5月
【報告】中井裕子さん「金素雲は何をしようとしたのか? ― 普通学校課外雑誌『児童世界』『新児童』『木馬』を中心に」
【報告】山本浄邦さん「近衛篤麿のアジア主義における光州実業学校の意義」
■2019年6月
朴漢民さん「京都商業学校と安泳中(1868~1910)(仮)」【資料紹介】青野正明さん 部落解放・人権研究所衡平社史料研究会 編、金仲燮・水野直樹 監修『朝鮮衡平運動史料集』(解放出版社、2016年)
■2019年7月
【報告】李然さん「朝鮮後期「日本学」の成立と発展に関して*元重学を中心に」
【書評】石川亮太さん 神谷丹路『近代日本漁民の朝鮮出漁―朝鮮南部の漁業根拠地長承浦・羅老島・方魚津を中心に』(新幹社、2018年)
■2019年9月
【報告】青野正明さん「椊民地朝鮮における村落レベルでの「神社」―画像で見る神社施設の諸相―」
【報告】酒井裕美さん「日朝通漁規則(1889年)締結交渉の再検討」
■2019年11月
【報告】古田富建さん「韓国の恨言説:黎明期から民族的恨言説の誕生を中心に」
【報告】田中福太郎さん「国立国会図書館関西館アジア情報室所蔵朝鮮語資料について」
■2019年12月
【報告】廣岡浄進さん「醴泉事件と朝鮮衡平社」
【書評】金泰勲さん 青野正明『植民地朝鮮の民族宗教 : 国家神道体制下の「類似宗教」論』(法蔵館、2018年)
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■2020年1月
【報告】中村慎之介さん「三人の国師が交わる時 ― 高麗の王権と仏教」
【報告】文敏基さん「1980年代韓国における障害者運動の『新たな流れ』の形成 ― 『障礙人問題研究会ウリムト(울림터)』の活動を中心に」
■2020年2月
【報告】金徳珍さん「巻末、医薬需要を通して見た疾病実態」
【書評】藤井たけしさん 原佑介『禁じられた郷愁 ― 小林勝の戦後文学と朝鮮』(新幹社、2019年4月)
■2020年3月・4月 新型コロナウイルス感染症流行のため中止
■2020年5月
【報告】原佑介さん「植民者作家は朝鮮戦争期の朝鮮人との出会いをどのように描いたか ― 村松武司と小林勝の事例」
■2020年6月
【報告】太田修さん「真実究明はなされたか-日韓会談における韓国強制動員被害者問題」
【書評】 小谷稔さん Katarzyna J. Cwiertka“Cuisine, Colonialism and Cold War: Food in Twentieth-Century Korea”, Reaktion Books ,2013.
■2020年7月
【報告】成田千尋さん「沖縄の韓国人慰霊塔建立と冷戦体制」
■2020年9月
【報告】裵貴得さん「3.1 独立運動直後における朝鮮総督府のキリスト教政策について-朝鮮総督府『朝鮮の統治と基督教』を読む」
【書評】鄭祐宗さん Masuda Hajimu, Cold War Crucible: The Korean Conflict and the Postwar World, Cambridge, MA: Harvard University Press, 2015.
■2020年11月
【報告】森田智惠さん「1930年代帝国日本の観光政策と植民地朝鮮観光 ―京城観光協会を中心に―」
【書評】金汝卿さん 박영자『북한 녀자 -탄생과 굴절의 70년사』(앨피, 2017)
■2020年12月
【報告】【報告】小林善帆さん「コッコジ(韓国いけ花)史のなかの帝国日本」
【書評】橋本妹里さん 宮﨑涼子『未完の聖地:景福宮 宮域再編事業の100年』(京都大学学術出版会、2020年)
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■2021年1月
【報告】権太杰さん「植民地朝鮮における朝鮮人の満洲移民政策 ― 移民訓練所を中心にして」
【書評】藤永壮さん 呉永鎬『朝鮮学校の教育史――脱植民地化への闘争と創造』(明石書店、2019年4月)
■2021年2月
【報告】中井裕子さん「抒情は罠か?ー金素雲『乳色の雲』翻訳手法についてー」
【書評】森田和樹さん Monica Kim, The Interrogation Rooms of the Korean War:The Untold History, Princeton University Press, 2019
■2021年3月
【報告】小谷稔さん「戦時下朝鮮における朝鮮人農村青年の学校生活と地域社会ー忠清南道・公州公立農業学校『生活記録』を中心にー」
【書評】飯倉江里衣さん 樋口雄一『植民地支配下の朝鮮農民-江原道の事例から』(社会評論社、2020年)
■2021年4月
【報告】田中美彩都さん「近代朝鮮の儒教的養子制度をめぐる「伝統」の断絶と創造」
【報告】張信さん、沈煕燦さん「韓国近代学歴エリートDBについて―成果及び利用方法」
■2021年5月
【報告】安昭炫さん「朝鮮戦争参戦少年兵を『記念』する―ソウル、浦項、太白、仁川を中心に―」
【書評】安田昌史さん 李東勲『在朝日本人社会の形成-植民地空間の変容と意識構造』(明石書店、2019年)
■2021年6月
【報告】宮内彩希さん「植民地朝鮮における農村漁村運動・心田開発運動と巫俗信仰」
【書評】山口公一さん 岡崎まゆみ『植民地朝鮮の裁判所-慣習と同化の交錯・法の「実験」』晃洋書房、2020年
■2021年7月
【報告】板垣竜太さん「解放直後北朝鮮地域社会の<罪と罰>-黄海道平山郡の刑事訴訟記録(1946-47年)を中心に-」
【報告】酒井裕美さん「山田荒治事件(1887年)について-日朝通漁規則締結以前の漁業問題一考-」
■2021年9月
【報告】崔紗華さん「国籍選択というパラドクス―朝鮮籍保有者をめぐる自己責任論の形成過程―」
【書評】矢野治世美さん 山内民博『戸籍からみた朝鮮の周縁 ―17−19世紀の社会変動と僧・白丁』(知泉書館、2021年)
■2021年11月
【書評】廣岡浄進「飯倉江里衣著『満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史――日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性』(有志舎、二〇二一年)
【報告】福岡正章「戦時期における繊維製品の流通統制政策」
■2021年12月
【報告】青野正明「植民地朝鮮におけるスサノオの偽墳墓――写真で見る春川の曾尸茂梨と江原神社へのスサノオ合祀」
【報告】山本浄邦「釜山旧日本人墓地の現代史をめぐる研究の展望と課題――大谷栄一編『戦後日本の宗教者平和運動』所収の拙論をもとに」
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■2022年1月
【報告】高野昭雄「京都市東九条地域における在日朝鮮人」
【書評】洪宗郁「板垣竜太著『北に渡った言語学者――金壽卿、一九一八~二〇〇〇』(人文書院、二〇二一年)」
■2022年2月
【報告】金東熙「韓国近代における旅券制度の展開と運用――韓国人のハワイ移民と執照制度の変化」
【書評】青野正明「松谷基和著『民族を超える教会――植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム』(明石書店、二〇二〇年)」
■2022年3月
【報告】山﨑瞳「高知県における朝鮮人戦時労働動員研究」
【書評】酒井裕美「岡本隆司編『交隣と東アジア――近世から近代へ』(名古屋大学出版会、二〇二一年一一月)」
■2022年4月
【報告】広瀬貞三「一九三〇年代朝鮮の金剛山公園化構想――開始と中止」
【書評】呉永鎬「白凛著『在日朝鮮人美術史 一九四五‐一九六二――美術家たちの表現活動の記録』(明石書店、二〇二一年)」
■2022年5月
【報告】石川亮太「近代朝鮮の海藻貿易について――日本市場における朝鮮産テングサとフノリ」
【紹介】長森美信「李榮薫著(須川英徳監訳、加藤裕人・大沼巧訳)『韓国経済史――先史・古代から併合まで』(二〇二一年、春風社)」
■2022年6月
【報告】藤井豪「冷戦と反共のはざま:『思想』『思想界』の反共主義と陣営論」
【書評】崔紗華「鄭栄桓著『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社、二〇二二年)」
■2022年7月
【報告】梶居佳広「韓国・朝鮮問題をめぐる日本の新聞論調(一九七〇~七二年)」
【書評】水野直樹「廣瀬陽一著『中野重治と朝鮮問題』(青弓社、二〇二二年一二月)」
■2022年9月
【報告】吉井秀夫「写真からみた朝鮮古蹟調査事業――大正二年度調査関係写真の検討を中心に」
【報告】中西尋子「民族の教会としての教会形成――在日大韓基督教会機関誌『福音新聞』の記事をもとに」
■2022年11月
【報告】土井浩嗣「植民地期朝鮮の畑作改良政策」
【報告】裵貴得「崔重珍の「自由教会」に関する一考察」
■2022年12月
【報告】閔智焄「民主化時代前の韓国政府の在日コリアン政策の考察-韓国籍者の統制・識別過程 から確認する在日国民としての 支持・協力に関して ー」
【書評】福岡正章「竹内祐介著『帝国日本と鉄道輸送:変容する帝国内分業と朝鮮経済』(吉川弘文館、2020年)」
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■2023年1月
【報告】野間万里子「朝鮮牛の内地における受容―役畜、肉畜としての両側面から」
【書評】篠原啓方「井上直樹著『高句麗の史的展開過程と東アジア』塙書房、2021年」
■2023年2月
【報告】洪昌極「植民地期朝鮮水利組合事業区域内の民族別土地所有構成の変動に関する一考察:産米増殖「更新計画」期を中心に」
【報告】桝谷祐一「日露戦争期に於ける親日勢力の親日論理」
■2023年3月
【報告】原口剛・板垣竜太「翻訳と連帯:ある寄せ場労働者の『抗日パルチザン参加者たちの回想記』翻訳の軌跡」
【書評】板垣竜太「加藤圭木著『紙に描いた「日の丸」:足下から見る朝鮮支配』(岩波書店、2021年)」
■2023年4月
【博論準備報告】小谷稔「植民地朝鮮における農業系学校の学籍簿分析:新聞・統計研究と学生日記研究の接合のために」
【書評】轟博志「福本拓著『大阪のエスニック・バイタリティ:近現代・在日朝鮮人の社会地理』(京都大学学術出版会、2022年)」
■2023年5月
【報告】パトリック・フィアターラ(Vierthaler,Patrick)「1990年代前半の韓国における政府樹立/分断と反共独裁の記憶をめぐる葛藤:進歩派の集合的記憶の変遷を中心に」
【報告】安昭炫「長沙上陸作戦戦勝記念公園における学徒兵の再現に関する考察」
■2023年6月
【書評】小川原宏幸「森万佑子著『韓国併合:大韓帝国の成立から崩壊まで』(中央公論新社、2022年)」
【報告】朴海仙「植民地期「新都内」地域における宗教状況の表象と実態」
■2023年7月
【報告】韓光勲「大川常吉の記憶:関東大震災の美談はなぜ継承されたか」
【報告】張賢雅「韓国併合以前、日本における朝鮮人労働者について」
■2023年9月
【報告】崔誠姫「植民地期朝鮮における専門職女性の養成:中等教員を中心に」
【書評】洪里奈「菊池嘉晃著『北朝鮮帰国事業の研究:冷戦下の「移民的帰還」と日朝・日韓関係』(明石書店、2020年)」
■2023年11月
【報告】大山高弘「日本の朝鮮侵略と元山日本人居留民の鉄道敷設運動」
【紹介】酒井裕美「이태진(李泰鎮)著『일본제국의 ‘동양사’ 개발과 천황제
파시즘(日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム)』(사회평론아카데미、2022年)」
■2023年12月
【報告】坂本知壽子「植民地朝鮮女性がいた風景:日本軍「慰安婦」になった女性と、ならなかった女性」
【報告】金東熙「朝鮮総督府の旅券規則と発給方針」
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■2024年1月
【報告】玄善允「金時鐘とは何者か:〈自分・在日語り〉の済州篇」
【書評】長森美信(矢木毅著『評伝成牛渓:朝鮮の孔子廟と儒学者』臨川書店、2022年)
■2024年2月
【報告】石川亮太「藻類学者岡村金太郎(1867~1935)の朝鮮調査について」
【書評】程永超「川西裕也・中尾道子・木村拓編著『壬辰戦争と東アジア:秀吉の対外侵攻の衝撃』(東京大学出版会、2023年)」
■2024年3月
【報告】山口祐香「1980年代大阪の社会運動と<朝鮮>:辛基秀(1931-2002)と社会主義理論政策センターの関わりを中心に」
【書評】松田利彦「広瀬貞三著『朝鮮総督府の土木官僚:植民地支配の社会基盤整備者』(明石書店、2023年)」
■2024年3月
【報告】山口祐香「1980年代大阪の社会運動と<朝鮮>:辛基秀(1931-2002)と社会主義理論政策センターの関わりを中心に」
【書評】松田利彦「広瀬貞三著『朝鮮総督府の土木官僚:植民地支配の社会基盤整備者』(明石書店、2023年)」
■2024年4月
【報告】古屋敷一葉「日本カトリック正義と平和協議会の「日韓連帯」ー1970年代を中心にー」
【報告】影本剛「『民衆時報』文芸記事を読む——1930年代大阪の朝鮮語文学表現」
■2024年5月
【報告】姜文姫「井上光晴の文学作品における炭鉱と朝鮮人、朝鮮人女性―初期の小説を中心に」
【報告】扈素妍「近代における日本人産婆の韓半島越境」
■2024年7月
【報告】リュウコクキョウ「朝鮮民主主義人民共和国の美術に西洋美術が与えた影響ー文学洙と周貴花を中心にー」
【報告】大槻和也「梶村秀樹による「二重の課題」論の深化―指紋押捺拒否運動からの触発」
■2024年9月
【報告】Koo Bonwoo「日常における在日コリアンの抵抗ーポスターにおけるチマチョゴリのモチーフを通して」
【書評】崔誠姫「広瀬玲子『植民地朝鮮の愛国婦人会 在朝日本人女性と植民地支配』(有志舎、2023年)」
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