2024年に朝鮮史研究会の活動の中で会長によるハラスメントを受けたとの申立が幹事長に対してありました。口頭によるセクシャルハラスメント及びパワーハラスメントが行われ、周囲の制止も聞かず継続されたという申立でした。朝鮮史研究会は、ハラスメント防止に関する規程等が未整備のため、賛同している日本歴史学協会のハラスメント防止宣言・ハラスメント防止ガイドライン・ハラスメント防止委員会規程に準ずる形で、幹事長を中心に臨時の対応体制をつくり、まずは申立人保護のために会長・会員としての活動の自粛を要請しつつ、慎重に事実確認のためのヒアリング調査を行いました。研究会内に臨時に設置した対策委員会が、ヒアリング調査結果を踏まえ、ハラスメントの事実を認定するとともに、幹事会に対して対応案を勧告しました。この対応案をもとに臨時合同幹事会を開催して、謝罪の斡旋・加害者の会長職及び研究会活動の停止などを決定しました。会長は事前に辞意を示しており、幹事会の決定についても受け入れました。 総会では以上の措置を承認し、新会長を選出するとともに、前会長の研究会活動停止期間を2年間とすることなどを決定しました。 朝鮮史研究会は、日本歴史学協会のハラスメント防止宣言に賛同し、同協会のハラスメント防止ガイドライン・防止委員会規程の制定にあたっても意見を提出してきました。しかし、会内部においては適切なハラスメント防止体制を整えておらず、今回の事案を未然に防止できなかったことや、発生後の相談、対応の態勢も整っていなかったことについて、真摯に反省し、被害に遭われた方へ陳謝いたします。今後は、ハラスメント防止体制を早急に構築し、誰もが安心して、安全に研究会活動に参加できる環境整備に尽力してまいります。 なお申立人の保護のため、無用の詮索や拡散などをお控えくださいますようお願い申し上げます。 2024年10月19日 朝鮮史研究会
2024年に朝鮮史研究会の活動の中で会長によるハラスメントを受けたとの申立が幹事長に対してありました。口頭によるセクシャルハラスメント及びパワーハラスメントが行われ、周囲の制止も聞かず継続されたという申立でした。朝鮮史研究会は、ハラスメント防止に関する規程等が未整備のため、賛同している日本歴史学協会のハラスメント防止宣言・ハラスメント防止ガイドライン・ハラスメント防止委員会規程に準ずる形で、幹事長を中心に臨時の対応体制をつくり、まずは申立人保護のために会長・会員としての活動の自粛を要請しつつ、慎重に事実確認のためのヒアリング調査を行いました。研究会内に臨時に設置した対策委員会が、ヒアリング調査結果を踏まえ、ハラスメントの事実を認定するとともに、幹事会に対して対応案を勧告しました。この対応案をもとに臨時合同幹事会を開催して、謝罪の斡旋・加害者の会長職及び研究会活動の停止などを決定しました。会長は事前に辞意を示しており、幹事会の決定についても受け入れました。
総会では以上の措置を承認し、新会長を選出するとともに、前会長の研究会活動停止期間を2年間とすることなどを決定しました。
朝鮮史研究会は、日本歴史学協会のハラスメント防止宣言に賛同し、同協会のハラスメント防止ガイドライン・防止委員会規程の制定にあたっても意見を提出してきました。しかし、会内部においては適切なハラスメント防止体制を整えておらず、今回の事案を未然に防止できなかったことや、発生後の相談、対応の態勢も整っていなかったことについて、真摯に反省し、被害に遭われた方へ陳謝いたします。今後は、ハラスメント防止体制を早急に構築し、誰もが安心して、安全に研究会活動に参加できる環境整備に尽力してまいります。
なお申立人の保護のため、無用の詮索や拡散などをお控えくださいますようお願い申し上げます。
2024年10月19日
朝鮮史研究会