Ⅰ.2010年度活動報告(2009年10月~2010年9月) ①研究活動 ア、例会関東部会では、研究報告・研究動向13(古代1、高麗2、朝鮮3、近代4、現代3、その他0)、書評・史料紹介7(古代1、高麗1、朝鮮0、近代3、現代2、その他0)の発表を行った。関西部会では、研究報告・研究動向13(古代0、高麗0、朝鮮2、近代10、現代1、その他0)、書評・史料紹介7(古代0、高麗0、朝鮮1、近代4、現代2、その他0)の発表を行った。 イ、勉強会第47回大会準備のための合宿を2010年9月に静岡県河津町で行い、13名が参加した。 ウ、第46回大会を2009年10月17・18日の両日、東京経済大学(東京都国分寺市)にて開催し、120名の参加者をみた。 また、関東部会が中心になって、第47回大会(会場:明星大学日野キャンパス)の開催を準備した。 ②創立50周年記念事業 ア、創立50周年記念事業の一環として④アのような普及・出版活動を行った。 イ、創立50周年記念事業のための委員を選出し、記念事業の立案と準備を行った。 ③会報 ア、178号(関西、2009年3月)、179号(関東、第46回大会特集号、2010年5月)、180号(関西、2010年9月)、181号(関東、第47回大会準備号、2010年9月)を発行した。 イ、会の彙報としての役割を充実するため、幹事会の活動、会員の動静などの掲載を行うとともに、会員に広く投稿を呼びかけた。 ④普及・出版活動 ア、創立50周年記念事業の1環としての『朝鮮史研究入門』出版のための編集作業を続けた。 ⑤学術交流 ア、大韓民国・アメリカ・中国・台湾・ロシア・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・ベルギー・ポーランド・カナダ・オーストラリアなどの大学・研究機関・歴史学会・図書館との間で、『朝鮮史研究会論文集』第47集を寄贈・交換した。朝鮮民主主義人民共和国への送付については、日本政府の輸出禁止措置のため、郵便局での受付を拒否されたため、日本学術会議および関係諸学会に対してこの件について照会し、除法収集につとめた。 イ、朝鮮史研究会の活動を広く世界に伝えるため、関東部会例会案内の「E-mail ListKorean Studies」への掲載を継続した。 ⑥会務 ア、2010年度の会費納入率は、関東部会は77.2%、関西部会70.7%であった。 イ、関東部会で辻大和氏、田端尚徳氏、野木香里氏、三ツ井崇氏を、関西部会で酒井裕美氏を幹事に補充した。 ウ、インターネット上に公開している朝鮮史研究文献目録のデータベースの拡充に努めた。 エ、ホームページ「朝鮮史研究会のページ」に、例会・大会案内、活動の記録、入会案内などを掲載した。 オ、ホームページ上での入会案内を充実させ、入会希望者への便宜を図った。 カ、インターネット上で利用できる各種検索システムや研究資源を整理し、朝鮮史研究の「手引き」としてインターネット上に公開し拡充につとめた。 ⑦その他 ア、2010年7月29日付けで「朝鮮学校の「高校無償化」除外に反対する声明」を幹事会名義で発表し、日本政府・マスコミ各社および関係諸学会等に送付した。 2010年度「朝鮮史研究会論文集」編集委員会活動報告 ア、第44回大会の報告を中心として、第47集「解放と分断を問い直す―1948年前後史」を2009年10月に刊行した。 イ、編集委員会を6回開催した(2/20、3/20、4/24、5/15、6/19、7/17) ウ、第45回大会の報告を中心として、第48集の刊行準備作業を行った。講演論文1本、報告論文3本、投稿論文2本(6本の投稿あり)、文献目録。 Ⅱ.2011年度活動方針案(2010年10月~2011年9月) ①研究活動 ア、例会:会の活動の中心として毎月開催し、研究報告・書評以外にも研究動向の整理など、内容を充実させる。時代のバランスに配慮するとともに、隣接分野の報告や非会員の報告を求めるなど、会員の研究活動の基盤となるように努力し、報告・討論の質的向上を図る。 イ、勉強会:関東・関西両部会の勉強会を行い、交流を深める。朝鮮史研究者の結集の場となるように、広く参加を呼びかけ、とりわけ学部学生・大学院生などの参加を増大させる。 ウ、大会:2012年度第48回大会を関西(会場未定)で開催するための準備作業を行う。 ②創立50周年記念事業 ア、『朝鮮史研究入門』の編集作業を完了し、年内に刊行する。 イ、その他、創立50周年を記念する事業を立案・推進する。 ③会報 ア、関東・関西の協力・連絡体制を緊密にして、年4回(12月・3月・6月・9月)の定期発行が行われるよう努力する。 イ、原稿の締切期日を厳守するよう周知徹底し、例会の内容を速やかに知らせる。 ウ、例会報告を中心に、研究ノート・論文紹介・研究の手引きなども掲載し、内容を豊富なものにする。エ、会員の動静を掲載するとともに、広く会員に投稿を呼びかけ、会の彙報としての役割に配慮する。 ④普及・出版活動 ア、企画担当幹事を中心にして、関東・関西の連絡を取りながら、朝鮮史の研究と理解の拡大に寄与するような企画を行う。 イ、朝鮮史研究に関する情報提供を充実させるため、ホームページ上での「研究の手引き」の拡充のほか、会報の電子公開を検討するなど、情報発信に努める。 ウ、朝鮮史研究文献目録データベースを一層充実させる。 エ、国外への研究成果のさらなる普及のため、英文による研究成果の発信の方法を検討する。 オ、現実の情勢変化と研究の進展をふまえ、『朝鮮の歴史』改訂のための準備を進める。 カ、『朝鮮史研究入門』を刊行する。 ⑤学術交流 ア、『朝鮮史研究会論文集』などの寄贈・交換を通じて、国際交流を継続・拡大する。 イ、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国をはじめとする海外の朝鮮史研究団体・研究者との交流を推進する。 ⑥対外活動 ア、内外の研究団体・研究者との交流を図る。 イ、朝鮮史の研究を通じて、日本と南北朝鮮との間に平和で友好的な関係を築くことに寄与するよう努力する。 ウ、『朝鮮史研究会論文集』が朝鮮民主主義人民共和国へ発送できなくなっている問題について、状況の改善をはかるべく対応していく。 ⑦会務 ア、幹事会を活発にし、研究会活動の充実を図る。 イ、幹事の役割分担を徹底するとともに相互協力を緊密にして、機能的な運営に努力する。 ウ、会務を円滑に行うため、幹事の活動に対する会計上の措置を行う。 エ、関東・関西両部会の連絡体制をさらに強化する。 オ、研究会の活動を会の外にも広く宣伝し、会員の一層の拡大に努める。 カ、会財政の健全化のため、会費納入の督促および効率的な経費使用に努める。 ⑧その他 ア、朝鮮史研究・教育に関して、重大な影響を及ぼす社会的動向などに対して、関東・関西両部会の緊密な連携をもとに、朝鮮史研究の立場から関与していく。 イ、諸学会と協同して、史料の保存・収集・公開の促進を要望する活動を行う。 2011年度幹事会 〈会長〉吉田光男 〈幹事〉 [関東部会]井上和枝、木村拓、小志戸前宏茂、斉藤涼子、祖父江利衛、宋詠好、田中正敬、田端尚徳、崔誠姫、通堂あゆみ、月脚達彦、辻大和、野木香里、橋本繁、林雄介、平野鶴子、裵姈美、松本武祝、三ツ井崇、吉川友丈、六反田豊、ケネス・ロビンソン [関西部会] 庵逧由香、板垣竜太、井上直樹、太田修、小野容照、河かおる、川嵜陽、菅野修一、金瑛二、酒井裕美、竹内祐介、長森美信、廣岡浄進、福岡正章、藤永壮、洪宗郁、水野直樹、山口公一、吉井秀夫、吉川絢子、李昇燁 〈会計監査〉 [関東部会]馬淵貞利 [関西部会]青野正明 2011年度『朝鮮史研究会論文集』編集委員会活動方針案 ア、第48集を2010年10月に刊行し、引き続き第49集の編集を準備する。 イ、締切期日と枚数制限の厳守を求め、編集作業の円滑化を図る。 ウ、会内外に広く投稿を呼びかけて、会の機関誌としての役割を明確にし、日本における朝鮮史研究の中心雑誌として研究の発展に寄与するよう努力する。 2011年度編集委員会 井上和枝、井上直樹、太田修、糟谷憲一、北村秀人、木村誠、田中正敬、月脚達彦、並木真人、林雄介、古川宣子、松本武祝、水野直樹、吉井秀夫、李成市、六反田豊
Ⅰ.2010年度活動報告(2009年10月~2010年9月)
①研究活動
ア、例会関東部会では、研究報告・研究動向13(古代1、高麗2、朝鮮3、近代4、現代3、その他0)、書評・史料紹介7(古代1、高麗1、朝鮮0、近代3、現代2、その他0)の発表を行った。関西部会では、研究報告・研究動向13(古代0、高麗0、朝鮮2、近代10、現代1、その他0)、書評・史料紹介7(古代0、高麗0、朝鮮1、近代4、現代2、その他0)の発表を行った。
イ、勉強会第47回大会準備のための合宿を2010年9月に静岡県河津町で行い、13名が参加した。
ウ、第46回大会を2009年10月17・18日の両日、東京経済大学(東京都国分寺市)にて開催し、120名の参加者をみた。
また、関東部会が中心になって、第47回大会(会場:明星大学日野キャンパス)の開催を準備した。
②創立50周年記念事業
ア、創立50周年記念事業の一環として④アのような普及・出版活動を行った。
イ、創立50周年記念事業のための委員を選出し、記念事業の立案と準備を行った。
③会報
ア、178号(関西、2009年3月)、179号(関東、第46回大会特集号、2010年5月)、180号(関西、2010年9月)、181号(関東、第47回大会準備号、2010年9月)を発行した。
イ、会の彙報としての役割を充実するため、幹事会の活動、会員の動静などの掲載を行うとともに、会員に広く投稿を呼びかけた。
④普及・出版活動
ア、創立50周年記念事業の1環としての『朝鮮史研究入門』出版のための編集作業を続けた。
⑤学術交流
ア、大韓民国・アメリカ・中国・台湾・ロシア・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・ベルギー・ポーランド・カナダ・オーストラリアなどの大学・研究機関・歴史学会・図書館との間で、『朝鮮史研究会論文集』第47集を寄贈・交換した。朝鮮民主主義人民共和国への送付については、日本政府の輸出禁止措置のため、郵便局での受付を拒否されたため、日本学術会議および関係諸学会に対してこの件について照会し、除法収集につとめた。
イ、朝鮮史研究会の活動を広く世界に伝えるため、関東部会例会案内の「E-mail ListKorean Studies」への掲載を継続した。
⑥会務
ア、2010年度の会費納入率は、関東部会は77.2%、関西部会70.7%であった。
イ、関東部会で辻大和氏、田端尚徳氏、野木香里氏、三ツ井崇氏を、関西部会で酒井裕美氏を幹事に補充した。
ウ、インターネット上に公開している朝鮮史研究文献目録のデータベースの拡充に努めた。
エ、ホームページ「朝鮮史研究会のページ」に、例会・大会案内、活動の記録、入会案内などを掲載した。
オ、ホームページ上での入会案内を充実させ、入会希望者への便宜を図った。
カ、インターネット上で利用できる各種検索システムや研究資源を整理し、朝鮮史研究の「手引き」としてインターネット上に公開し拡充につとめた。
⑦その他
ア、2010年7月29日付けで「朝鮮学校の「高校無償化」除外に反対する声明」を幹事会名義で発表し、日本政府・マスコミ各社および関係諸学会等に送付した。
2010年度「朝鮮史研究会論文集」編集委員会活動報告
ア、第44回大会の報告を中心として、第47集「解放と分断を問い直す―1948年前後史」を2009年10月に刊行した。
イ、編集委員会を6回開催した(2/20、3/20、4/24、5/15、6/19、7/17)
ウ、第45回大会の報告を中心として、第48集の刊行準備作業を行った。講演論文1本、報告論文3本、投稿論文2本(6本の投稿あり)、文献目録。
Ⅱ.2011年度活動方針案(2010年10月~2011年9月)
①研究活動
ア、例会:会の活動の中心として毎月開催し、研究報告・書評以外にも研究動向の整理など、内容を充実させる。時代のバランスに配慮するとともに、隣接分野の報告や非会員の報告を求めるなど、会員の研究活動の基盤となるように努力し、報告・討論の質的向上を図る。
イ、勉強会:関東・関西両部会の勉強会を行い、交流を深める。朝鮮史研究者の結集の場となるように、広く参加を呼びかけ、とりわけ学部学生・大学院生などの参加を増大させる。
ウ、大会:2012年度第48回大会を関西(会場未定)で開催するための準備作業を行う。
②創立50周年記念事業
ア、『朝鮮史研究入門』の編集作業を完了し、年内に刊行する。
イ、その他、創立50周年を記念する事業を立案・推進する。
③会報
ア、関東・関西の協力・連絡体制を緊密にして、年4回(12月・3月・6月・9月)の定期発行が行われるよう努力する。
イ、原稿の締切期日を厳守するよう周知徹底し、例会の内容を速やかに知らせる。
ウ、例会報告を中心に、研究ノート・論文紹介・研究の手引きなども掲載し、内容を豊富なものにする。エ、会員の動静を掲載するとともに、広く会員に投稿を呼びかけ、会の彙報としての役割に配慮する。
④普及・出版活動
ア、企画担当幹事を中心にして、関東・関西の連絡を取りながら、朝鮮史の研究と理解の拡大に寄与するような企画を行う。
イ、朝鮮史研究に関する情報提供を充実させるため、ホームページ上での「研究の手引き」の拡充のほか、会報の電子公開を検討するなど、情報発信に努める。
ウ、朝鮮史研究文献目録データベースを一層充実させる。
エ、国外への研究成果のさらなる普及のため、英文による研究成果の発信の方法を検討する。
オ、現実の情勢変化と研究の進展をふまえ、『朝鮮の歴史』改訂のための準備を進める。
カ、『朝鮮史研究入門』を刊行する。
⑤学術交流
ア、『朝鮮史研究会論文集』などの寄贈・交換を通じて、国際交流を継続・拡大する。
イ、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国をはじめとする海外の朝鮮史研究団体・研究者との交流を推進する。
⑥対外活動
ア、内外の研究団体・研究者との交流を図る。
イ、朝鮮史の研究を通じて、日本と南北朝鮮との間に平和で友好的な関係を築くことに寄与するよう努力する。
ウ、『朝鮮史研究会論文集』が朝鮮民主主義人民共和国へ発送できなくなっている問題について、状況の改善をはかるべく対応していく。
⑦会務
ア、幹事会を活発にし、研究会活動の充実を図る。
イ、幹事の役割分担を徹底するとともに相互協力を緊密にして、機能的な運営に努力する。
ウ、会務を円滑に行うため、幹事の活動に対する会計上の措置を行う。
エ、関東・関西両部会の連絡体制をさらに強化する。
オ、研究会の活動を会の外にも広く宣伝し、会員の一層の拡大に努める。
カ、会財政の健全化のため、会費納入の督促および効率的な経費使用に努める。
⑧その他
ア、朝鮮史研究・教育に関して、重大な影響を及ぼす社会的動向などに対して、関東・関西両部会の緊密な連携をもとに、朝鮮史研究の立場から関与していく。
イ、諸学会と協同して、史料の保存・収集・公開の促進を要望する活動を行う。
2011年度幹事会
〈会長〉吉田光男
〈幹事〉
[関東部会]井上和枝、木村拓、小志戸前宏茂、斉藤涼子、祖父江利衛、宋詠好、田中正敬、田端尚徳、崔誠姫、通堂あゆみ、月脚達彦、辻大和、野木香里、橋本繁、林雄介、平野鶴子、裵姈美、松本武祝、三ツ井崇、吉川友丈、六反田豊、ケネス・ロビンソン
[関西部会] 庵逧由香、板垣竜太、井上直樹、太田修、小野容照、河かおる、川嵜陽、菅野修一、金瑛二、酒井裕美、竹内祐介、長森美信、廣岡浄進、福岡正章、藤永壮、洪宗郁、水野直樹、山口公一、吉井秀夫、吉川絢子、李昇燁
〈会計監査〉
[関東部会]馬淵貞利
[関西部会]青野正明
2011年度『朝鮮史研究会論文集』編集委員会活動方針案
ア、第48集を2010年10月に刊行し、引き続き第49集の編集を準備する。
イ、締切期日と枚数制限の厳守を求め、編集作業の円滑化を図る。
ウ、会内外に広く投稿を呼びかけて、会の機関誌としての役割を明確にし、日本における朝鮮史研究の中心雑誌として研究の発展に寄与するよう努力する。
2011年度編集委員会
井上和枝、井上直樹、太田修、糟谷憲一、北村秀人、木村誠、田中正敬、月脚達彦、並木真人、林雄介、古川宣子、松本武祝、水野直樹、吉井秀夫、李成市、六反田豊