Ⅰ.2009年度活動報告(2008年10月~2009年9月) ①研究活動 ア、例会 関東部会では、研究報告・研究動向10(古代0、高麗2、朝鮮3、近代5、現代0、その他0)、書評・史料紹介10(古代0、高麗0、朝鮮3、近代7、現代0、その他0)の発表を行った。関西部会では、研究報告・研究動向12(古代0、高麗0、朝鮮2、近代8、現代2、その他0)、書評・史料紹介6(古代0、高麗0、朝鮮0、近代5、現代1、その他0)の発表を行った。このうち1月例会は、ピースおおさかの「15年戦争研究会」と共催した。 イ、勉強会 第46回大会準備のための合宿を2009年9月に東京都文京区で行い、11名が参加した。 ウ、第45回大会を2008年10月25・26日の両日、佛教大学(京都市)にて開催し、143名の参加者をみた。また、関東部会が中心になって、第46回大会(会場:東京経済大学)の開催を準備した。 ②創立50周年記念事業 ア、創立50周年記念事業の1環として④ア・イのような普及・出版活動を行った。 イ、創立50周年記念事業のための委員を選出し、記念事業の立案と準備を行った。 ③会報 ア、174号(関西、2009年3月)、175号(関東、第44回大会特集号、2009年5月)、176号(関西、2009年8月)、177号(関東、第45回大会準備号、2009年9月)を発行した。 イ、会の彙報としての役割を充実するため、幹事会の活動、会員の動静などの掲載を行うとともに、会員に広く投稿を呼びかけた。 ④普及・出版活動 ア、創立50周年記念事業の一環としての『朝鮮史研究入門』(仮称)出版のため、原稿の集約および編集作業を続けた。 イ、同じく『復刻朝鮮史研究会会報』1~3(全3冊)を2009年3月、緑蔭書房より刊行した。また同総目録(論文集の総目次を付す)を2009年8月に緑蔭書房より刊行した。 ⑤学術交流 ア、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・アメリカ・中国・台湾・ロシア・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・ベルギー・ポーランド・カナダ・オーストラリアなどの大学・研究機関・歴史学会・図書館との間で、『朝鮮史研究会論文集』第46集を寄贈・交換した。 イ、朝鮮史研究会の活動を広く世界に伝えるため、関東部会例会案内の「E-mail ListKorean Studies」への掲載を継続した。 ⑥会務 ア、2009年度の会費納入率は、関東部会72.3%、関西部会70.6%であった。 イ、関東部会で酒井裕美氏を、関西部会で庵逧由香氏を幹事に補充した。 ウ、インターネット上に公開している朝鮮史研究文献目録のデータベースの拡充に努めた。 エ、ホームページ「朝鮮史研究会のページ」に、例会・大会案内、活動の記録、入会案内などを掲載した。 オ、ホームページ上での入会案内を充実させ、入会希望者への便宜を図った。 カ、インターネット上で利用できる各種検索システムや研究資源を整理し、朝鮮史研究の「手引き」としてインターネット上に公開し拡充につとめた。 2009年度「朝鮮史研究会論文集」編集委員会活動報告 ア、第44回大会の報告を中心として、第46集「朝鮮にとっての「中国」―高麗・朝鮮時代における文物・制度の受容―」を2008年10月に刊行した。 イ、編集委員会を6回開催した(11/15、12/20、2/21、3/14、5/17、7/25)。 ウ、第45回大会の報告を中心として、第47集の刊行準備作業を行った。講演論文1本、報告論文2本、投稿論文2本(6本の投稿あり)、文献目録。 Ⅱ.2010年度活動方針案(2009年10月~20010年9月) ①研究活動 ア、例会:会の活動の中心として毎月開催し、研究報告・書評以外にも研究動向の整理など、内容を充実させる。時代のバランスに配慮するとともに、隣接分野の報告や非会員の報告を求めるなど、会員の研究活動の基盤となるように努力し、報告・討論の質的向上を図る。 イ、勉強会:朝鮮史研究者の結集の場となるように、広く参加を呼びかけ、とりわけ学部学生・大学院生などの参加を増大させる。関東・関西両部会の合宿を引き続き行い、交流を深める。 ウ、大会:2011年度第47回大会を関東(会場未定)で開催するための準備作業を行う。 ②創立50周年記念事業 ア、『朝鮮史研究入門』(仮称)の編集作業を完了し、早期に刊行する。 イ、その他、創立50周年を記念する事業を立案・推進する。 ③会報 ア、関東・関西の協力・連絡体制を緊密にして、年4回(12月・3月・6月・9月)の定期発行が行われるよう努力する。 イ、原稿の締切期日を厳守するよう周知徹底し、例会の内容を速やかに知らせる。 ウ、例会報告を中心に、研究ノート・論文紹介・研究の手引きなども掲載し、内容を豊富なものにする。 エ、新規加入・住所変更などの会員の動静を掲載するとともに、広く会員に投稿を呼びかけ、会の彙報としての役割に配慮する。 ④普及・出版活動 ア、企画担当幹事を中心にして、関東・関西の連絡を取りながら、朝鮮史の研究と理解の拡大に寄与するような企画を行う。 イ、朝鮮史研究に関する情報提供を充実させるため、ホームページ上での「研究の手引き」の拡充のほか、会報の電子公開を検討するなど、情報発信に努める。 ウ、朝鮮史研究文献目録データベースを一層充実させる。 エ、国外への研究成果のさらなる普及のため、英文による研究成果の出版・発信の方法を検討する。 オ、現実の情勢変化と研究の進展をふまえ、『朝鮮の歴史』改訂のための準備を進める。 カ、『朝鮮史研究入門』(仮称)を刊行する。 ⑤学術交流 ア、『朝鮮史研究会論文集』などの寄贈・交換を通じて、国際交流を継続・拡大する。 イ、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国をはじめとする海外の朝鮮史研究団体・研究者との交流を推進する。 ⑥対外活動 ア、内外の研究団体・研究者との交流を図る。 イ、朝鮮史の研究を通じて、日本と南北朝鮮との間に平和で友好的な関係を築くことに寄与するよう努力する。 ⑦会務 ア、幹事会を活発にし、研究会活動の充実を図る。 イ、幹事の役割分担の徹底と相互協力を通じて、機能的な運営に努力する。 ウ、会務を円滑に行うため、幹事の活動に対する会計上の措置を行う。 エ、関東・関西両部会の連絡体制をさらに強化する。 オ、研究会の活動を会の外にも広く宣伝し、会員の一層の拡大に努める。 カ、会財政の健全化のため、会費納入の督促および効率的な経費使用に努める。 ⑧その他 ア、朝鮮史研究・教育に関して、重大な影響を及ぼす社会的動向などに対して、関東・関西両部会の緊密な連携をもとに、朝鮮史研究の立場から関与していく。 イ、諸学会と協同して、史料の保存・収集・公開の促進を要望する活動を行う。 2010年度幹事会 〈会長〉吉田光男 〈幹事〉 [関東部会]井上和枝、柿本つる、木村拓、小志戸前宏茂、斉藤涼子、酒井裕美、鈴木開、砂田篤子、祖父江利衛、宋詠好、田中正敬、崔誠姫、通堂あゆみ、月脚達彦、中野耕太、野木香里、橋本繁、林雄介、裵姈美、松本武祝、吉川友丈、六反田豊、ケネス・ロビンソン [関西部会] 庵逧由香、板垣竜太、井上直樹、太田修、小野容照、河かおる、川嵜陽、菅野修一、金瑛二、黒河星子、竹内祐介、長森美信、廣岡浄進、福岡正章、藤永壮、洪宗郁、本間千景、水野直樹、三ツ井崇、吉井秀夫、吉川絢子、李昇燁 〈会計監査〉 [関東部会]馬淵貞利 [関西部会]青野正明 2010年度『朝鮮史研究会論文集』編集委員会活動方針案 ア、第47集を2009年10月に刊行し、引き続き第48集の編集を準備する。 イ、締切期日と枚数制限の厳守を求め、編集作業の円滑化を図る。 ウ、会内外に広く投稿を呼びかけて、会の機関誌としての役割を明確にし、日本における朝鮮史研究の中心雑誌として研究の発展に寄与するよう努力する。 2010年度編集委員会 井上和枝、井上直樹、太田修、糟谷憲一、河かおる、北村秀人、木村誠、田中正敬、月脚達彦、並木真人、林雄介、古川宣子、松本武祝、水野直樹、吉井秀夫、李成市、六反田豊
Ⅰ.2009年度活動報告(2008年10月~2009年9月)
①研究活動
ア、例会 関東部会では、研究報告・研究動向10(古代0、高麗2、朝鮮3、近代5、現代0、その他0)、書評・史料紹介10(古代0、高麗0、朝鮮3、近代7、現代0、その他0)の発表を行った。関西部会では、研究報告・研究動向12(古代0、高麗0、朝鮮2、近代8、現代2、その他0)、書評・史料紹介6(古代0、高麗0、朝鮮0、近代5、現代1、その他0)の発表を行った。このうち1月例会は、ピースおおさかの「15年戦争研究会」と共催した。
イ、勉強会 第46回大会準備のための合宿を2009年9月に東京都文京区で行い、11名が参加した。
ウ、第45回大会を2008年10月25・26日の両日、佛教大学(京都市)にて開催し、143名の参加者をみた。また、関東部会が中心になって、第46回大会(会場:東京経済大学)の開催を準備した。
②創立50周年記念事業
ア、創立50周年記念事業の1環として④ア・イのような普及・出版活動を行った。
イ、創立50周年記念事業のための委員を選出し、記念事業の立案と準備を行った。
③会報
ア、174号(関西、2009年3月)、175号(関東、第44回大会特集号、2009年5月)、176号(関西、2009年8月)、177号(関東、第45回大会準備号、2009年9月)を発行した。
イ、会の彙報としての役割を充実するため、幹事会の活動、会員の動静などの掲載を行うとともに、会員に広く投稿を呼びかけた。
④普及・出版活動
ア、創立50周年記念事業の一環としての『朝鮮史研究入門』(仮称)出版のため、原稿の集約および編集作業を続けた。
イ、同じく『復刻朝鮮史研究会会報』1~3(全3冊)を2009年3月、緑蔭書房より刊行した。また同総目録(論文集の総目次を付す)を2009年8月に緑蔭書房より刊行した。
⑤学術交流
ア、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・アメリカ・中国・台湾・ロシア・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・ベルギー・ポーランド・カナダ・オーストラリアなどの大学・研究機関・歴史学会・図書館との間で、『朝鮮史研究会論文集』第46集を寄贈・交換した。
イ、朝鮮史研究会の活動を広く世界に伝えるため、関東部会例会案内の「E-mail ListKorean Studies」への掲載を継続した。
⑥会務
ア、2009年度の会費納入率は、関東部会72.3%、関西部会70.6%であった。
イ、関東部会で酒井裕美氏を、関西部会で庵逧由香氏を幹事に補充した。
ウ、インターネット上に公開している朝鮮史研究文献目録のデータベースの拡充に努めた。
エ、ホームページ「朝鮮史研究会のページ」に、例会・大会案内、活動の記録、入会案内などを掲載した。
オ、ホームページ上での入会案内を充実させ、入会希望者への便宜を図った。
カ、インターネット上で利用できる各種検索システムや研究資源を整理し、朝鮮史研究の「手引き」としてインターネット上に公開し拡充につとめた。
2009年度「朝鮮史研究会論文集」編集委員会活動報告
ア、第44回大会の報告を中心として、第46集「朝鮮にとっての「中国」―高麗・朝鮮時代における文物・制度の受容―」を2008年10月に刊行した。
イ、編集委員会を6回開催した(11/15、12/20、2/21、3/14、5/17、7/25)。
ウ、第45回大会の報告を中心として、第47集の刊行準備作業を行った。講演論文1本、報告論文2本、投稿論文2本(6本の投稿あり)、文献目録。
Ⅱ.2010年度活動方針案(2009年10月~20010年9月)
①研究活動
ア、例会:会の活動の中心として毎月開催し、研究報告・書評以外にも研究動向の整理など、内容を充実させる。時代のバランスに配慮するとともに、隣接分野の報告や非会員の報告を求めるなど、会員の研究活動の基盤となるように努力し、報告・討論の質的向上を図る。
イ、勉強会:朝鮮史研究者の結集の場となるように、広く参加を呼びかけ、とりわけ学部学生・大学院生などの参加を増大させる。関東・関西両部会の合宿を引き続き行い、交流を深める。
ウ、大会:2011年度第47回大会を関東(会場未定)で開催するための準備作業を行う。
②創立50周年記念事業
ア、『朝鮮史研究入門』(仮称)の編集作業を完了し、早期に刊行する。
イ、その他、創立50周年を記念する事業を立案・推進する。
③会報
ア、関東・関西の協力・連絡体制を緊密にして、年4回(12月・3月・6月・9月)の定期発行が行われるよう努力する。
イ、原稿の締切期日を厳守するよう周知徹底し、例会の内容を速やかに知らせる。
ウ、例会報告を中心に、研究ノート・論文紹介・研究の手引きなども掲載し、内容を豊富なものにする。
エ、新規加入・住所変更などの会員の動静を掲載するとともに、広く会員に投稿を呼びかけ、会の彙報としての役割に配慮する。
④普及・出版活動
ア、企画担当幹事を中心にして、関東・関西の連絡を取りながら、朝鮮史の研究と理解の拡大に寄与するような企画を行う。
イ、朝鮮史研究に関する情報提供を充実させるため、ホームページ上での「研究の手引き」の拡充のほか、会報の電子公開を検討するなど、情報発信に努める。
ウ、朝鮮史研究文献目録データベースを一層充実させる。
エ、国外への研究成果のさらなる普及のため、英文による研究成果の出版・発信の方法を検討する。
オ、現実の情勢変化と研究の進展をふまえ、『朝鮮の歴史』改訂のための準備を進める。
カ、『朝鮮史研究入門』(仮称)を刊行する。
⑤学術交流
ア、『朝鮮史研究会論文集』などの寄贈・交換を通じて、国際交流を継続・拡大する。
イ、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国をはじめとする海外の朝鮮史研究団体・研究者との交流を推進する。
⑥対外活動
ア、内外の研究団体・研究者との交流を図る。
イ、朝鮮史の研究を通じて、日本と南北朝鮮との間に平和で友好的な関係を築くことに寄与するよう努力する。
⑦会務
ア、幹事会を活発にし、研究会活動の充実を図る。
イ、幹事の役割分担の徹底と相互協力を通じて、機能的な運営に努力する。
ウ、会務を円滑に行うため、幹事の活動に対する会計上の措置を行う。
エ、関東・関西両部会の連絡体制をさらに強化する。
オ、研究会の活動を会の外にも広く宣伝し、会員の一層の拡大に努める。
カ、会財政の健全化のため、会費納入の督促および効率的な経費使用に努める。
⑧その他
ア、朝鮮史研究・教育に関して、重大な影響を及ぼす社会的動向などに対して、関東・関西両部会の緊密な連携をもとに、朝鮮史研究の立場から関与していく。
イ、諸学会と協同して、史料の保存・収集・公開の促進を要望する活動を行う。
2010年度幹事会
〈会長〉吉田光男
〈幹事〉
[関東部会]井上和枝、柿本つる、木村拓、小志戸前宏茂、斉藤涼子、酒井裕美、鈴木開、砂田篤子、祖父江利衛、宋詠好、田中正敬、崔誠姫、通堂あゆみ、月脚達彦、中野耕太、野木香里、橋本繁、林雄介、裵姈美、松本武祝、吉川友丈、六反田豊、ケネス・ロビンソン
[関西部会] 庵逧由香、板垣竜太、井上直樹、太田修、小野容照、河かおる、川嵜陽、菅野修一、金瑛二、黒河星子、竹内祐介、長森美信、廣岡浄進、福岡正章、藤永壮、洪宗郁、本間千景、水野直樹、三ツ井崇、吉井秀夫、吉川絢子、李昇燁
〈会計監査〉
[関東部会]馬淵貞利
[関西部会]青野正明
2010年度『朝鮮史研究会論文集』編集委員会活動方針案
ア、第47集を2009年10月に刊行し、引き続き第48集の編集を準備する。
イ、締切期日と枚数制限の厳守を求め、編集作業の円滑化を図る。
ウ、会内外に広く投稿を呼びかけて、会の機関誌としての役割を明確にし、日本における朝鮮史研究の中心雑誌として研究の発展に寄与するよう努力する。
2010年度編集委員会
井上和枝、井上直樹、太田修、糟谷憲一、河かおる、北村秀人、木村誠、田中正敬、月脚達彦、並木真人、林雄介、古川宣子、松本武祝、水野直樹、吉井秀夫、李成市、六反田豊