論文集

[第41集]日朝関係史への新しい視点(2003.10)

池内敏解体期冊封体制下の日朝交渉―一七〜一九世紀の鬱陵島海域を素材に
趙寛子植民地帝国日本と「東亜協同体」―自己防衛的な思想連鎖の中で「世界史」を問う
吉澤文寿日韓国交正常化以前の借款交渉―一九六三〜六四年における日米韓の外交活動を中心に
伊藤俊介朝鮮における近代警察制度の導入過程―甲午改革の評価に対する一考察
廣岡浄進在満朝鮮人の「皇国臣民」言説―総力戦下の満洲国協和会を中心に
松本武祝植民地朝鮮における農業用水開発と水利秩序の改編―万項江流域を対象として
内田じゅん植民地期朝鮮における同化政策と在朝日本人―同民会を事例として
佐々充昭植民地期朝鮮における檀君教の沿革と活動
許寿童間島における日本人教育―満洲事変前を中心に